(映画)007 スカイフォール(2012年)の感想とあらすじは?

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007シリーズ23作目。ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの3作目。007シリーズ誕生50周年記念作です。

「M」役は7度目となるジュディ・デンチ。ボンドガールはセヴリン役のベレニス・マルロー。

Mはジュディ・デンチが良いと思います。

感想/コメント

場所のモデル

まず、デッドシティですが、長崎県の端島、通称「軍艦島」がモデルとなっています。

見ているときに、似ているなぁ、でも世界には同じようなところがあるんだろうなぁ、程度でしか思っていませんでした。

まさか、軍艦島だったとは。不覚。

さて、安全性を考慮して現地でのロケ撮影は行われなかったそうです。

端島で撮影された写真をもとにロンドン郊外に軍艦島に似せたセットを建造して撮影したといいます。

エンドクレジットには、撮影協力「軍艦島」と表記があるそうです。見そびれました…。

そして、スコットランド。

なんとも陰鬱で寒々しい光景は、スコットランドへのイメージそのものです。

実際は違うのでしょうか…。

ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド

  1. 007 カジノ・ロワイヤル
  2. 007 慰めの報酬
  3. 007 スカイフォール(本作)
  4. 007 スペクター
  5. 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ
この年に公開された映画やドラマを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

トルコ

トルコのイスタンブール。
ジェームズ・ボンドは新人女性エージェントのイヴとともにトルコでの作戦に参加していた。

MI6の工作員が殺され、各国のテロ組織に潜入している全てのNATOの工作員の情報が収められたハードディスクが奪われた。
ボンドはNATOのハードディスクを奪い、諜報員を殺したフランス人傭兵パトリスを新人諜報員のイヴとともに追う。

イヴは車で追うが、列車がトンネルに入ってしまうので、MI6部長・Mにより射殺命令が下降りた。
間違えれば、ボンドに当たってしまう。だが、命令が下りた。
イヴは誤射した。ボンドに弾が命中してしまう。ボンドは峡谷に落下し行方不明となる。

ボンド殉職

数カ月後。Mはボンドを殉職したとみなしていた。

ロンドンにて、Mは作戦失敗の責任を情報国防委員会のギャレス マロリーから問われる。
そして、引退を勧められる。それは事実上の更迭勧告だった。

MはMI6に戻る途中、何者かがシステムをハッキングしていることに知らされる。
逆探知を命じるが、あろうことはMのパソコンが乗っ取られた。
そして、MI6本部が爆発した。多くの職員が犠牲となった。

ボンド帰還

僻地で静かに過ごしていたボンド。
ニュースで知ったボンドはロンドンに戻った。

Mの自宅に侵入して、自分を撃ったことを問いただした。
Mは状況が深刻だったことをボンドに伝えた。

ボンドはooへの復帰テストを受けるよう言われた。
だが、成績は惨憺たるもので、結果は不合格。

マロリーは復帰に懐疑的だったが、Mはボンドを信用した。
ボンドは自分の肩に残っていた弾丸の破片からパトリスを特定した。
新任の兵器開発課長・QからワルサーPPKと発信機を受け取ってパトリスの向かう上海へ向かった。

上海

上海。
ボンドは格闘の末にパトリスを倒したものの、雇い主を聞くことに失敗した。

パトリスの所持品にあったカジノのチップを手掛かりにボンドはマカオへ向かう。
ボンドはパトリスの仲間らしい謎の女性・セヴリンに接触した。
ボンドは雇い主を殺すつもりがあるなら手伝うと持ちかける。
セヴリンを監視する襲撃者たちを撃退したボンドは、セヴリンの船で共に雇い主のいる廃墟の島に向かう。
そして、パトリスとセヴリンの雇い主、ラウル・シルヴァと会った。

ラウル・シルヴァ

ラウル・シルヴァに会ったボンドは、シルヴァがかつてMI6の諜報員で、中国に捕らえられて拷問を受けているときにMが切り捨てたことから、Mを恨んでいることを知る。

ラウル・シルヴァがスコッチをセヴリンの頭に乗せ、射撃の技術をボンドと競う。
ラウル・シルヴァはセヴリンを射殺してしまう。

ボンドは一瞬の隙をみてラウル・シルヴァのボディガードを倒した。
そして、Qが渡してくれていた発信機を追ってMI6の援軍がやってきた。

MI6の地下に捕らえられたラウル・シルヴァはMと対面する。
Mは彼を覚えていた。かつては優秀なエージェントだった。

Mは審問会に行くためにその場を去りる。

Qがラウル・シルヴァのコンピューター端末を解析しようとする。
だが、仕組まれたプログラムがMI6のシステムに侵入し、MI6がハッキングされ、ラウル・シルヴァは逃走する。
ボンドがラウル・シルヴァを追う。

ラウル・シルヴァの目的が審問会のMだと気付いたボンドは、会場へ急ぐ。
警官に化けたラウル・シルヴァは、審問会に着くと発砲した。
間一髪で駆けつけたボンドがMを守り、ラウル・シルヴァは逃げた。

スカイフォール

ボンドは彼女を車に乗せ、自身のプライベートカーであるアストンマーティンDB5に乗り換えた。
Qにはラウル・シルヴァに逃走の痕跡を残すよう言い伝えた。

ボンドはMと一緒にスコットランドへ向かう。

一方で、Qはマロリーに痕跡を残す作業をしているところを見つかる。
だが、マロリーは操作を続けるよう言った。

スコットランドのスカイフォール。
そこは、ボンドの生まれた場所だった。
番人のキンケイドと再会すると、家にトラップを仕掛け、ラウル・シルヴァの襲撃に備えた。

Mの最期

ラウル・シルヴァの一行がやってきた。
これを撃退するも、本人がいない。なぜだ?
そう思っていたら、ラウル・シルヴァが軍用ヘリコプターで来襲した。
ヘリコプターからの攻撃に家はぼろぼろになっていく。

ボンドは、大きな仕掛けを残し秘密の通路から脱出した。
そして、家が大爆発する。

先行して逃げたMとキンケイド。それを追いかけるラウル・シルヴァ。
ボンドは一向に追いつくため走ったが、凍った池でラウル・シルヴァに見つけられてしまう。
シルヴァの手下と戦い、凍った水の中に落ちた。

ラウル・シルヴァは礼拝堂に入ったMを追い詰めた。
そして、共に自殺しようとMに強要した。
銃に指がかかった瞬間、ラウル・シルヴァの背中にナイフが刺さった。ボンドが投げたのだ。
だが、Mも怪我で出血しており、ボンドに抱きかかえられたまま、静かに亡くなった。

新しいメンバー

ロンドンへ戻ったボンド。

イヴからMの遺品の犬の形見を贈られる。
イヴはデスク担当になったことを告げた。彼女の名前はイヴ、イヴ・マネーペニー。
そして、奥にはマロリーが座っていた。
新しいMだ。

映画情報(題名・監督・俳優など)

007 スカイフォール
(2012年)

監督:サム・メンデス
キャラクター創造:イアン・フレミング
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ジョン・ローガン
音楽:トーマス・ニューマン
テーマ曲:モンティ・ノーマン(ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌:アデル『スカイフォール』

出演:
ジェームズ・ボンド/ダニエル・クレイグ
ラウル・シルヴァ(ティアゴ・ロドリゲス)/ハビエル・バルデム
ギャレス・マロリー/レイフ・ファインズ
イヴ/ナオミ・ハリス
セヴリン/ベレニス・マルロー
キンケイド/アルバート・フィニー
Q/ベン・ウィショー
M/ジュディ・デンチ
タナー/ロリー・キニア
パトリス/オーラ・ラパス

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