記事内に広告が含まれています

(映画)テッド(2012年)の考察と感想とあらすじは?

この記事は約4分で読めます。

ちょいワルおやじのというよりは、単なるワルおやじになってしまった可愛らしいテディベアを主人公としています。

言葉をしゃべるテディベアなので、本来はファンタジー要素が強いはずですが、なにせワルなので、ファンタジー色はどこへやら…。

この年に公開された映画やドラマを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

1985年。
米国はボストン。その地域で一番人気のない8歳の男の子ジョン。
ジョンの願いは、ひたすら友達が欲しいということ。

クリスマスのプレゼントにもらったぬいぐるみの熊を気に入り、テッドと名づけた。
ジョンはテッドと一緒にベッドに入り、テッドが喋れて親友になってくれますように、と流れ星に祈ると、本当にそうなった。

テッドは一躍セレブとなり、テレビに引っ張りだこ。
だが、ブームは去った。スターとしての人気は衰え、ドラッグで逮捕されるしまつ。

2012年。
ジョン・ベネットは35歳の独身男。

テッドとは27年が経っても、一緒にボストン南部郊外のアパートに暮らしている。
二人は親友同士で、「フラッシュ・ゴードン」の再放送を観たりマリファナを吸ったりして毎日を過ごしている。
ジョンの勤め先はレンタカー会社。

ジョンには恋人ロリ・コリンズがいる。ジョンと結婚したいと思っている。
だが、ジョンはロリかテッドかを選べと言われると、どちらも選べなくなってしまう。

ジョンはロリと付き合い出してから四周年なので、レストランで食事をした。
ロリは四年前の出会いを覚えているかジョンに尋ねた。

ダンスクラブでおかしな出会いをしたのだった。
ロリは、結婚はしたいけど、テッドが一緒だとそれは無理だから、テッドに出て行ってもらいたいと告げた。

ロリはジョンに詰め寄った。私を取るかテッドを取るか。
ジョンは別の住まいに引っ越し、職探しを始めた。

ロリの上司レックスがロリとジョンを新築祝いのパーティに招いた。
レックスはロリを狙っている。

そのパーティの最中、テッドからジョンに電話がきた。テッドは、自宅アパートでのワイルドパーティで「フラッシュ・ゴードン」のサム・ジョーンズが来ているんだと言う。
ジョンはいてもたってもいられず、テッドのパーティに急いだ。ほんのわずかの時間だけ、抜け出したつもりだった。

だが、時は過ぎた。そして、ジョンは決定的な過ちを犯したことに気が付いた。
ロリが現れ、ロリはジョンにもう終わりよと言って去っていったのだ

テッドのお陰で恋人と決裂したジョンは、テッドとの友情を断つ。
責任を感じたテッドは、ジョンとロリのヨリを戻そうと努力した。

テッドは布袋に押し込まれて拉致されてしまった。

連れ込まれた家にはテッドに関する雑誌の表紙やパパラッチの写真やポラロイド写真が壁に貼り付けられていた。

その頃、レストランに独りでいるジョンをロリが見つけた。

ジョンは独り寂しく店を出て歩いた。ロリが車で追いかけ、ジョンを乗っけた。
その時、テッドからのSOSの電話が鳴る。

テッドを巡って、カーチェイスが始まり、ボストン・レッドソックス本拠地球場まできてしまった。
そして、テッドの魔法が切れてしまった…。
ジョンとロリはアパートにテッドを急いで連れて帰り、縫い合わせるがだめだった。

映画情報(題名・監督・俳優など)

監督:セス・マクファーレン
原案:セス・マクファーレン
脚本:セス・マクファーレン,アレック・サルキン,ウェルズリー・ワイルド
音楽:ウォルター・マーフィ

出演:
ジョン・ベネット/マーク・ウォールバーグ
ロリー・コリンズ/ミラ・クニス
レックス/ジョエル・マクヘイル
ドニー/ジョヴァンニ・リビシ
ノラ・ジョーンズ
テッド/セス・マクファーレン
ナレーション:パトリック・スチュワート

2012年前後の興行収入ランキング

歴代の興行収入ランキング

  1. 日本歴代興行収入ランキング(Top100)
  2. 世界歴代興行収入ランキング(Top200)

2012年公開の映画

(映画)大統領の料理人(2012年)の考察と感想とあらすじは?

2012年のフランスの伝記映画。「エリゼ宮殿」(フランス大統領官邸)に史上初の女性料理人として1980年代に2年間働いていたダニエル・デルプシュをモデルとしている。当時の大統領はフランソワ・ミッテラン仏大統領だった。

(映画)おおかみこどもの雨と雪(2012年)の考察と感想とあらすじは?

絶滅した日本オオカミ。そのオオカミと人間のハーフ。人間として生きていくのか、オオカミとして生きていくのか。テーマは「親子」ということであるが、自然との共生もテーマの一つなのだろう。

(映画)ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012年)の考察と感想とあらすじは?

あなたは、どちらの話を信じる?前半は冒険譚。そして、最後の数十分ですべてがメタファーだったのかも?という疑念にとらわれ、走馬灯のように話のあらすじを思い出すことになる。

(映画)ホビット1思いがけない冒険(2012年)の考察と感想とあらすじは?

「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公・フロドの養父・ビルボ・バギンズが主人公。ビルボの111歳の誕生日。物語を書いていた。60年前、若かりしビルボの体験した冒険談である。

(ドラマ)ゲーム・オブ・スローンズ シーズン2全10話の考察と感想とあらすじは?

七王国中に王が乱立し始め、鉄の玉座を巡る争いが本格化し始める。ジョフリー・バラシオンが鉄の玉座に座り、残酷な本性を見せ始める。ジョフリーのモデルになったのは、ローマ時代の悪名高き皇帝カリギュラだという。

(映画)テルマエ・ロマエ(2012年)の考察と感想とあらすじは?

五賢帝のハドリアヌス帝の時代が舞台。ハドリアヌス帝とは、プブリウス・アエリウス・トラヤヌス・ハドリアヌスで、第14代ローマ皇帝、ネルウァ=アントニヌス朝の第3代目皇帝である

(映画)レ・ミゼラブル(2012年)の考察と感想とあらすじは?

まさにミュージカル映画!音楽というものの力強さを堪能できる映画である。多くのミュージカル映画は、セリフが入って、歌が入る、というのを交互に繰り返すが、本作品は全編が音楽で彩られて物語が進んでいく。

(映画)トワイライト・サーガ4ブレイキング・ドーンPart2(2012年)の考察と感想とあらすじは?

シリーズ5作目。完結編。一種の反則技だと思う。推理小説でいえば、主人公が実は犯人だったというオチのようなものだ。

(映画)007 スカイフォール(2012年)の考察と感想とあらすじは?

007シリーズ23作目。本作品の舞台となるいくつかの場所。デッドシティだが、長崎県の端島、通称「軍艦島」がモデルとなっている。そして、スコットランド。なんとも陰鬱で寒々しい光景は、スコットランドへのイメージそのものである。

(映画)スノー・ホワイト(2012年)の考察と感想とあらすじは?

いわゆる「白雪姫」。ただし、ディズニーの白雪姫を想像していると、全くの別物である。また、原作のグリム童話とも異なっている。ファンタジー系の、つまりは「ロード・オブ・ザ・リング」系の色合いのファンタジー映画になっている。

(ドラマ)SHERLOCK/シャーロック第5話 バスカヴィルの犬(ハウンド) (シリーズ2第2話)の考察と感想とあらすじは?

バスカヴィル家の犬 "The Hound of the Baskervilles"を下敷きとしている。第4話では恋するシャーロックが描かれているが、第5話では恐怖するシャーロックが描かれる。

(映画)タイタンの逆襲(2012年)の考察と感想とあらすじは?

「タイタンの戦い」の続編。前作から10年後の世界を舞台に、再び神々の戦いに巻き込まれた勇者ペルセウスの活躍を描く。主演は前作同様にサム・ワーシントン。

(映画)のぼうの城(2012年)の考察と感想とあらすじは?

まず、原作の方が面白い。とはいえ、ほぼ原作通り。次に、原作は映像化を意識して書かれていたはずなのに、その面白さが映画に反映されていない。不思議である。

(映画)天地明察(2012年)の考察と感想とあらすじは?

原作は冲方丁の2010年本屋大賞受賞の同名小説。主人公は安井算哲、のちに改名して渋川春海となる人物で、初代幕府天文方となる。安井算哲が改暦に挑む姿を描いている。

(映画)あなたへ(2012年)の考察と感想とあらすじは?

鑑賞後の余韻は「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」に通ずるものがある。きっと、もう一回見たくなると思う。ゆるやかに流れる映画であるが、大河のような懐の大きさを感じさせる映画である。

(ドラマ)SHERLOCK/シャーロック第4話 ベルグレービアの醜聞 (シリーズ2第1話)の考察と感想とあらすじは?

ボヘミアの醜聞 "A Scandal in Bohemia"を下敷きとしている。ボヘミアの醜聞 では結婚して開業医にもどっているワトソンが久しぶりにホームズを訪ねるところから始まる。

(映画)クラウド アトラス(2012年)の考察と感想とあらすじは?

六道の世界に生と死を何度も繰り返して、さまよい続けるのが、六道輪廻。最後はそこからの解脱。六つの世界つまりは、六道である地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上を生きること。この六道を転生しているのがトム・ハンクス演じる役たちではないだろうか。

(ドラマ)SHERLOCK/シャーロック第6話 ライヘンバッハ・ヒーロー (シリーズ2第3話)の考察と感想とあらすじは?

最後の事件 "The Final Problem"を下敷きとしている。「最後の事件」はシャーロック・ホームズの最後の物語となっている。宿敵ジェームズ・モリアーティ教授との最後の戦いの場でもある。

タイトルとURLをコピーしました