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(映画)ジュラシック・パーク 3(2001年)の感想とあらすじは?

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第1作の登場人物が再び登場します。第2作ではイアン・マルコム博士が巻き込まれてしまいますが、この第3作ではグラント博士が巻き込まれてしまいます。

第1作目に登場したエリー・サトラー博士も登場します。エリーは結婚して、二人の幼い子供がいます。

変わったのは、第1作目で子供嫌いだったグラント博士が、エリーの子供の相手をしている点です。

さて、このシリーズの恐竜側の主役はラプトル。そして、ティラノサウルス。

ですが、この第3作ではラプトルは重要な役割を担っているが、ティラノサウルスの出番がほとんどありません。

その代りに登場したのがスピノサウルス。

スピノサウルスは巨大な肉食竜で、ティラノサウルスと同等以上の大きさでした。背中に背びれのようなものがあるのが特徴的です。

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シリーズ作品

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あらすじ/ストーリー

パラセイリング

ソルナ島。
コスタリカの西330km。

全島立ち入り禁止の島に近づく一隻の船。
パラセイリングで上空から恐竜たちを見るためにやってきた。
ベンと少年のエリックが空に舞い、ベンがビデオで撮影をしていた。

海上に靄が立ち込めて来た。
靄が晴れると、船にいるはずの船員がいなくなっていた。
船が岩礁にぶつかりそうになり、ベンは紐を外して、島へと向かっていった。

依頼者

グラント博士は、エリーの家を訪ねていた。
エリーの息子・チャーリーと恐竜の人形で遊んでいた。
そこに、赤ん坊を抱いたエリーがやってきて、やがて夫のマークが帰宅した。
エリーは国務省に勤務する外交官である。

グラント博士が講演会を開いた。
自分の研究への寄付を募るためのものだった。

講演が終わり、質疑の時間になると、手を挙げる者が多数。
皆が聞きたいのは、ジュラシック・パークのことと、サンディエゴの事件である。

フォート・ペック湖の発掘現場に戻ったグラント博士。
助手のビリーが3Dプリンターでラプトルの頭蓋のデータから得た共鳴腔を作った。
そして、音を鳴らして見せた。

そこにカービー社のポールが訪ねてきた。
ポールは夕食をどうだろうかとグラント博士を誘った。
夕食の場にはポールの妻・アマンダもいた。
二人はグラント博士に、ソルナ島の上空を飛ぶ許可を得たので、案内してほしいと頼んだ。
上空を飛ぶだけだという。
そして、その案内のために研究資金を小切手で渡すという。
グラント博士は依頼を引き受けた。

ソルナ島上空

セスナ機。
グラント博士とビリーが乗っていた。
ソルナ島の上空着いた。低空で島を見ると、昔のように恐竜たちが群れで生活している様子が見えた。

グラント博士が恐竜たちの説明をするが、ポールたちは何も聞いていない。
やがて、会話の中で降りるような話が出たので、グラント博士はポールたちに詰め寄ろうとした。
だが、後ろから殴られ、気絶する。

気が付いたグラント博士。
セスナ機は島の飛行場に降り立っていた。

周辺を警戒する一行。森の中に入っていったユデスキーとナッシュが、逃げろと言って森から出てきた。
あわててセスナ機に戻り、飛行機を出発させる。
森に入っていったクーパーがセスナ機の前に飛び出してきたが、止められない。
飛び立とうとした矢先、恐竜が飛び出してきてクーパーを襲った。
そして、セスナ機は恐竜と接触して、墜落してしまう。

スピノサウルス

墜落したセスナ機を恐竜が襲ってきた。
さっき接触したスピノサウルスだ。
ナッシュが犠牲となった。

残ったのはグラント博士、ビリー、ポール、アマンダ、ユデスキーだ。
必死でスピノサウルスから逃げる一行。
だが、今度はティラノサウルスが現れた。

スピノサウルスがティラノサウルスと戦っている間に逃げおせた。

グラント博士はだましたポールを殴った。

ポールとアマンダ夫妻の目的は、8週間ほど前に行方不明になった息子エリックを探すことだったのだ。
ポールとアマンダは離婚していた。
エリックはアマンダが引き取っており、男友達のベンがエリックを連れてソルナ島に行ったが、行方不明になっていた。

ポールの本当の職業はカービー塗装タイル店の経営者。
一文にもならない仕事のために、島に来たことを後悔するグラント博士。
今は、島から脱出することが先決だった。

パラグライダー

一行が森を歩いていると、パラシュートが見つかった。
ビデオカメラも落ちていた。再生すると、エリックが映っていた。エリックは生きている。ポールとアマンダは確信した。

グラント博士はパラシュートを見て、ビリーに使えそうかと聞いた。
破れていなければ、仕えるので、もっていくことにした。
すると、パラシュートにはベンのミイラ化した遺体が…。
アマンダは恐怖で逃げた。

逃げたアマンダを追いかけたポール。
二人がそこで見たのは、恐竜の卵だった。
追いついたグラント博士は、卵を見てつぶやいた。ラプトルの卵だ。

ラプトル

グラント博士一行が研究施設の場所に着いた。
中を調べていると、あろうことかラプトル達に遭遇した。

逃げる一行。
だが、ユデスキーがラプトルに捕まってしまう。
殺されたと思ったユデスキーだったが、瀕死の状態だった。
助けに行こうとするアマンダだったが、それはラプトルが仕掛けた罠だった。
危うくその罠に引っかかるところだった。

逃げる途中で一人はぐれたグラント博士。
ラプトルたちに囲まれてしまう。
危うい状況の中、催涙弾が投げ込まれた。
それに助けられたグラント博士は、何者かに手を引っ張られて連れて行かれる。

エリック

エリックだった。
エリックは隠れ家に身をひそめて生き延びていたのだ。

グラント博士とエリックは海へ向かうことにした。
その途中で、エリックは衛星電話の着信音に気が付いた。そのメロディはポールの店のものだった。
そして、柵越しに親子が再会を果たした。
だが、そこにスピノサウルスが現れた。

グラント博士とビリー、ポール、アマンダ、エリックらは、スピノサウルスから逃げ切って、施設に入った。
霧が立ち込めているが、下に船が見える。
あの船で脱出しよう。
だが、施設は腐食しており、危険な状態だった。

プテラノドン

グラント博士は、この施設が何なのかに気が付いた。
鳥かごだ。
プテラノドンたちの巣の中だった。

エリックがプテラノドンにさらわれた。
ビリーがパラグライダーでエリックを助けに行った。
エリックを助けたものの、ビリーはプテラノドンたちに襲われる。
他の4人に逃げろと叫ぶビリー。

鳥かごから脱出した
グラント博士とポール、アマンダ、エリックは古い船に乗り、海へ向かった。

またスピノサウルス

雨が降ってきた。
衛星電話の着信音が聞こえたので、4人は探した。
その音は排泄物の中からだった。
取り出した衛星電話。使える回数はあと一回。

再び船で海へ向かおうとする一行。
そこに現れたのは、またもやスピノサウルスだ。
緊急事態の中、グラント博士はエリーに電話をかける。
だが、出たのは3歳の息子のチャーリーだった。なかなかエリーに渡らない。
ようやく電話がエリーにつながって、一言、サイトB、とだけ告げた。電話は切れた。

ポールがスピノサウルスをひきつけ、追い払った。
一難が去った。

またラプトル

海を目指す一行。
そこにラプトル達があらわれた。
盗まれた卵を取り戻しに来たのだ。
ゆっくりと卵をさしだす。
そして、グラント博士は3Dプリンターで作った共鳴腔を使った。

ラプトル達から逃げ切った一行は浜辺に出た。
浜辺には救援ヘリと大規模な軍隊が到着していた。

ネタバレ

本作のプテラノドンには「歯がある」。だが、本来は「歯がない」のが正しいようだ。
学名のPteranodonは「翼があり歯がないもの」という意味。ギリシア語のpteron(翼)、an(否定辞)、odous(歯)組み合わせたものとのこと。

映画情報(題名・監督・俳優など)

ジュラシック・パーク III
(2001年)

監督:ジョー・ジョンストン
原作:マイケル・クライトン
原案:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ピーター・バックマン、アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
音楽:ドン・デイヴィス
テーマ音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演:
アラン・グラント博士/サム・ニール
ポール・カービー/ウィリアム・H・メイシー
エリー/ローラ・ダーン
クーパー/ジョン・ディール
ユデスキー/マイケル・ジェッター
アマンダ・カービー/ティア・レオーニ
エンリク・カルドソ/ジュリオ・オスカー・メチョソ
エリック・カービー/トレヴァー・モーガン
ビリー・ブレナン/アレッサンドロ・ニヴォラ
マーク/テイラー・ニコルズ
ベン・ヒルデブランド/マーク・ハレリック
ナッシュ/ブルース・A・ヤング

映画 マイケル・クライトンの本が原作となっている映画としてタイムライン(2003年)があります。

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