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(映画)ジュラシック・パーク 1(1993年)の感想とあらすじは?

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「ジュラシック・パーク」が映画化された年に琥珀の中のシロアリから古代DNAが抽出されたという論文が発表されました。琥珀の中のシロアリは、約3000万年前のものだったそうです。

この後にも、琥珀の中の昆虫からDNAが抽出されたという報告は続いたそうです。そして、ついには1億年以上前のDNAまで報告されるようになったそうです。

ですが、かなりいい加減な研究発表だったらしいです。というのは、ほとんどのDNAは壊れており、後になってから混入したものとの区別ができないほどのものだったようだからです。

夢のある話ですが、古代のものというのは、捏造されやすいようです。そういえば、以前、日本史を覆すような遺跡の発見が捏造だったというニュースがありました。

ですが、こうした夢を見させてくれるというのが映画のいいところだと思います。

原作はマイケル・クライトンの同名小説。マイケル・クライトンの作品は映像化されている作品も多く、例えば「タイムライン」もそうです。

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シリーズ作品

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あらすじ/ストーリー

事故

コスタリカの西にあるイスラ・ヌブラル島。

大雨の中、巨大な鉄のカゴが送られてきた。厳重な警備がされている。ゲートを開けた瞬間に、カゴの生き物が動き、カゴがずれる。一人の従業員が隙間から生き物にカゴの中に引きずり込まれた…。

ドミニカ共和国のマノ・デ・ディオス琥珀鉱。

鉱山で琥珀が採掘されている。ハモンド財団の創始者ジョン・ハモンドのところへ弁護士のドナルド・ジェラーロがやってきた。イスラ・ヌブラル島での事故の被害者遺族がまだ訴訟を起こしていること告げた。

訪問者

アリゾナの砂漠地帯。

恐竜の化石の発掘調査を続ける生物学者のアラン・グラント博士と古代植物学者のエリー・サトラー博士。二人のところにヘリコプターで訪問者が訪れた。

ジョン・ハモンドだ。グラント博士はジョン・ハモンドと会うのは初めてだが、発掘調査のスポンサーである。ジョン・ハモンドは二人にイスラ・ヌブラル島に同行してほしいと頼んだ。

コスタリカ・サンホセ。ドジスンがシステムエンジニアのデニス・ネドリーに、15種の恐竜の胚を冷凍したまま運ぶ取引を持ちかけていた。

島に到着したグラント博士とサトラー博士の前には数学者でカオス理論が専門のイアン・マルカム博士、弁護士ドナルド・ジェナーロがいた。

ブラキオサウルス

2台の車に分乗して一行は、白亜紀の恐竜を再現した娯楽施設「ジュラシック・パーク」の見学に出かけた。

パークには、ハモンドが巨費を投じて生み出した恐竜が生息していた。アラン・グラント博士らが最初に見たのはブラキオサウルスだった。

どうやって蘇らせたのかをジョン・ハモンドは説明した。琥珀に入っている蚊から恐竜の血液を取り出し、欠損しているDNAにはカエルのDNAを使い、恐竜をよみがえらせたのだ。

人工的に操作して雌しか生まれないようにして、繁殖できないようにしているという。固体管理もできる。エリアは高圧電流で囲われ、安全だという。

だが、イアン・マルカム博士は懐疑的な意見を述べた。生物は己の種の保存のために生きる術を模索するものだ。だから完全に安全とは言い切れない。

昼食前。グラント博士らはヴェロキラプトルの檻を見学した。餌の牛がクレーンでおろされた。中にヴェロキラプトルがいると監視員のマルドゥーンが説明した。

トリケラトプス

午後からの本格的なツアーが始まる。遅れてハモンドの孫2人が到着した。コンピューター・オタクの姉・レックスと、グラント博士のファンである弟・ティムの姉弟だ。

グラント博士、エリー博士、マルコム博士、ドナルド弁護士、レックスとティムの6人が2台の車に分乗した。

最初のディロフォサウルスのエリアでは姿を見ることができなかった。

続くティラノサウルスのエリアでもティラノサウルスが現れなかった。おびき出すための餌のヤギも効果がなかった。

ツアーの途中、病気のトリケラトプスに出会い、エリー・サトラー博士は恐竜の様子を見るため獣医と残った。どうやら、毒草を食べたらしい。

島に嵐が近づいていた。

ティロフォサウルス

安全制御を担当するプログラマーのデニス・ネドリーは、恐竜の胚の入ったカプセルを売り渡すため、機会をうかがっていた。

そして、システムを操作して電源を落とした。そして恐竜の胚の入ったカプセルを盗み出して、嵐の中、東桟橋へ急いだ。

嵐で土砂降りの雨だ。

デニス・ネドリーは車を運転に苦戦し、とうとう車が動かなくなった。車をけん引するためにロープを木にくくりつけていると、ディロフォサウルスが現れた。

ディロフォサウルスが威嚇して、毒液をデニス・ネドリーの顔に吹きかけた。

そして、車に逃げ込んだネドリーはディロフォサウルスに襲われた。

ティラノサウルス

グラント博士たちの乗った車も停車してしまい、ジュラシック・パーク内に取り残されてしまう。
恐竜が逃げないように張り巡らされたフェンスの高圧電流も止まった。

センターでも復旧に努めようとしていたが、ネドリーのコンピューターにはロックがかかっていて操作ができない。

コップの水が振動で揺れる。ティムはティラノサウルスをおびき寄せるための餌のヤギがいなくなっているのに気がついた。

その直後、ティラノサウルスが現れた。ティラノサウルスが襲ったのはレックスとティム、ドナルド・ジェナーロが乗っていた車だった。

子供たちを助けようとしたマルカム博士は重傷を負い、グラント博士と子供たちはフェンスの向こう側へと逃げた。

ブラキオサウルス

グラント博士とティム、レックスは樹上に逃げた。そして、そこで夜を明かした。起きると目の前に現れたのが草食のブラキオサウルスだった。

嵐は去った。グラント博士とレックス、ティムはセンターを目指した。

途中、孵化した卵を見つけた。パークの恐竜は雌だけでなく、雄に転換した個体がいることがわかった。マルカム博士の言ったとおりだった。

ヴェロキラプトル

ネドリーがロックしたシステムを解除するために、システムの電源をリセットするしかない。

チーフエンジニアのアーノルドがブレーカーを落としたが、電源が戻らない。システムを復旧するため、エリー・サトラー博士は電気室へ向かった。

そこには凶暴で知能の高い小型恐竜ヴェロキラプトルが潜んでいた。

その頃、グラント博士とレックス、ティムがセンターに帰り着いた。レックス、ティムが食事をしていると、恐竜の姿を見つけた。ヴェロキラプトルだ。二人は逃げた。

再びティラノサウルス

ヴェロキラプトルからレックスとティムは逃げ回った。

グラント博士とエリー・サトラー博士が合流し、4人はコントロール・センターに逃げ込むものの、ヴェロキラプトル2頭に追いつめられる。

コンピューターに詳しいレックスがパソコンを操作し、電話も警備システムも復旧させた。そして、ハモンドに復旧を告げ、救援ヘリの要請を頼んだ。

天井の通風口から逃げた4人は入口の展示室フロアに出る。だが、ヴェロキラプトルが先回りしていました。

絶体絶命のピンチに、ティラノサウルスが現れ、ヴェロキラプトルとの戦いが始まった。

その隙に一行はヘリで島からの脱出に成功する。

ネタバレ

登場する恐竜は7種。パーク内に飼育されている恐竜は15種とされる。

映画情報(題名・監督・俳優など)

ジュラシック・パーク
(1993年)

監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:マイケル・クライトン、デヴィッド・コープ
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演:
ジョン・ハモンド/リチャード・アッテンボロー
アラン・グラント博士/サム・ニール
エリー・サトラー博士/ローラ・ダーン
イアン・マルコム博士/ジェフ・ゴールドブラム
アレクシス・マーフィ/アリアナ・リチャーズ
ティモシー・マーフィ/ジョセフ・マッゼロ
ドナルド・ジェナロ/マーティン・フェレロ
マルドーン/ボブ・ペック
デニス・ネドリー/ウェイン・ナイト
レイ・アーノルド/サミュエル・L・ジャクソン
ヘンリー・ウー/B・D・ウォン
ジェリー・ハーディング博士/ジェリー・モーレン

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  1. 日本歴代興行収入ランキング(Top100)
  2. 世界歴代興行収入ランキング(Top200)

映画 マイケル・クライトンの本が原作となっている映画としてタイムライン(2003年)があります。

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