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(映画)容疑者Xの献身(2008年)の感想とあらすじは?

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原作は東野圭吾の「ガリレオ」シリーズです。

この「容疑者Xの献身」で「第6回本格ミステリ大賞」「第134回直木賞」「本格ミステリベスト10 2006年版1位」「このミステリーがすごい!2006 1位」「2005年「週刊文春」ミステリベスト10 1位」の五冠を達成しました。

真の主人公と言ってもよい石神役の堤真一のうらぶれた高校教師姿はよかったです。極めて影が薄いように演じているところも良いです。

「湯川おまえはいつまでも若々しいな。うらやましいよ。」

この言葉の裏にどのような気持ちが込められているのかは、映画の中で湯川が解いてくれます。

さて、物語の途中で出てくる次のセリフは、大きなヒントを言っていることがすぐに分かりました。

「石神先生の作る問題は難しそうですね」
「難しくはありません。単純な引っかけ問題ばかりですよ」
「引っかけ問題?」
「例えば、幾何の問題に見えて実は関数の問題だとか、少し見方を変えれば解るはずなんです」

これが大きなヒントにはなっているということはわかったのですが、どのようなトリックなのかは見破れませんでした… (´∀`) ゚+。:.゚アハパ.:。+

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

花岡靖子とその娘の美里が暮らすアパートに、元夫の富樫慎二が現れた。引っ越しを繰り返しても居場所を突き止めては金の無心に来る富樫は、花岡親子にとって疫病神だった。

大喧嘩の末、二人は富樫を殺害してしまう。

その気配を察した隣の部屋の住人の石神は、花岡親子を救うためのトリックを考案する。

天才的数学者でありながら家庭の事情で高校教師を務め、人生に絶望していた石神にとって明るい花岡親子の存在は唯一の心の支えだったのだ。

内海薫刑事の管轄内で富樫の死体が発見された。

殺人事件として調査が開始され、別れた妻である靖子が浮かびあがった。

しかし、死亡推定時間に靖子は美里と街の劇場で映画を鑑賞していたアリバイがあった。

その半券までもが保管されていたことに、内海はかえって疑念にとらわれる。

内海とコンビを組む草薙は、帝都大学理工学部で准教授を務めるガリレオこと湯川学に捜査協力を求める。

容疑者である靖子の隣人が石神と知って、湯川は驚いた。二人は、同じ帝都大学の同級生だったのだ。17年ぶりに石神と再会する湯川。
そして、石神が過ごしてきた孤独な半生を知る。

明らかに事件の犯人は靖子であり、石神が幇助していた。それに気がつきながらも、湯川は石神への友情を再確認する。靖子への容疑が高まる中、「自分が犯人だ」と主張する石神が自首してきた。

それは、靖子を庇うための石神の献身だった。

石神を本物の天才と評価する湯川は、強引に取調室へと面会に訪れて真意を訊ねる。

しかし、石神の決意は固かった。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

容疑者Xの献身
(2008年)

監督:西谷弘
製作:亀山千広
原作:東野圭吾『容疑者Xの献身』(文藝春秋社)
脚本:福田靖
音楽:福山雅治
主題歌:KOH+『最愛』
選曲:藤村義孝

出演:
湯川学/福山雅治
内海薫/柴咲コウ
草薙俊平/北村一輝
花岡靖子/松雪泰子
石神哲哉/堤真一
工藤邦明/ダンカン
富樫慎二/長塚圭史
花岡美里/金澤美穂
葛城修二郎/益岡徹
柿本純一/林泰文
栗林宏美/渡辺いっけい
弓削志郎/品川祐
城ノ内桜子/真矢みき

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