(映画)ゴッドファーザーPARTII(1974年)の感想とあらすじは?

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前作から5年後。

この前作と本作を合わせて一つの作品として捉えることができます。

親子二代にわたるマフィアとして生きるしかなかった男たちの人生を描いた作品です。

映画は2つの物語が同時進行で語られます。

1つは新しくドンとなったマイケル・コルレオーネの物語であり、もう1つは若きドン・ビトー・コルレオーネの物語です。

ドン・ビトー・コルレオーネについては、シチリアからニューヨークに出てきてコルレオーネ・ファミリーを立ち上げるまでの期間を描いています。

シリーズ

  1. ゴッドファーザーPartI
  2. ゴッドファーザーPartII(本作)
  3. ゴッドファーザーPARTIII

マフィアを扱った映画なら、次の映画も面白いです。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

ドン・マイケル・コルレオーネは、根拠地をニューヨークから西部のネバダ州タホー湖畔に移した。

近くに収入源のラスベガスが控えている。

ドン・マイケルは、父ドン・ビトー・コルレオーネを思っていた…。

若き日のドン・ビトー・コルレオーネはシシリー島で生まれた。

ドン・ビトー・コルレオーネが9才のとき、父と母と兄が土地のマフィアの親分チッチオに殺された。

天涯孤独となったドン・ビトー・コルレオーネは村人にかくまわれ、移民団の群れにまじって1901年にニューヨークへ渡った。

リトル・イタリアで成長した青年ドン・ビトー・コルレオーネは、若き日のクレメンツァ、テッシオ、ジェンコらと知り合う。

様々な職業をやりながら、イタリア移民の人々の信望を集めていき、次第に頭角をあらわす。

1958年。タホー湖畔にある教会ではマイケルの一人息子アントニーの初聖体式を祝うパーティーが華やかに開かれている。

パーティーには、マイケル、妻ケイとアントニー、ママ・コルレオーネ、マイケルの兄フレド、その妻、妹のコニーとその恋人、相談役トム・ヘイゲンなどが顔をそろえた。

また、マイケルは妹コニー・コルレオーネにも手を焼いていた。彼女は離婚したばかりだが、マイケルの意に沿わない男と再婚するつもりでいる。

マイケルはネバダ州上院議員パット・ギアリーに会って、カジノホテルのライセンス料金について話し合った。

マイケルはさらにジョニー・オラとも会った。彼はユダヤ系ギャング、ハイマン・ロスの右腕でマイケルの動きを助けている。

マイケルはファイブ・エンジェルのフランク・ペンタンジェリに会った。

ペンタンジェリはピーター・クレメンザの死後にテリトリー継いでいたが、ハイマン・ロスを後ろ盾にしたロサト兄弟とトラブルを抱えていた。

この話はこじれた。

パーティーが終わり、その夜遅く、マイケルの部屋に何者かが機関銃を乱射した。ハイマン・ロスの腹心ロサト兄弟による犯行だった。

1917年、青年ドン・ビトー・コルレオーネは友人のジェンコ・アッバンダンドとニューヨークの食品雑貨店で働きながら生活していた。

リトル・イタリアで成長したドン・ビトー・コルレオーネは、あらゆる職業を経て、次第に頭角を現し、移民の信望を集めるようになってきた。

彼のもとには弱い人々がさまざまな願いをもって訪れる。

その街を牛耳る悪玉ボスのファヌッチを仕とめたのは町をあげてのお祭りの夜だった。

マイケルはフロリダでハイマン・ロスに会った。

事件の裏にはフランク・ペンタンジェリがいるらしい。ペンタンジェリはコルレオーネ一家だった。マイケルはハイマン・ロスに内通していた彼を使ってロサト兄弟を殺させようと計った。

マイケルの兄フレド・コルレオーネは深夜、ジョニーと名乗る男から意味ありげな電話を受ける。フレドはコルレオーネ家の情報をハイマン・ロスに流していた。

トム・ヘイゲンがネバダの売春宿に呼び出されていくと、ギアリー上院議員が殺された売春婦と取り残されていた。
トムは交換条件として上院議員にファミリーとの友好を提示した。

1958年末、マイケルはキューバのハバナでロスに会った。

バティスタ政権とカストロ率いる共産ゲリラが対決している時期だ。

マイケルは、裏切り者が自分の兄であると知ってしまう。

新年パーティーで、マイケルはフレドの頭をきつく握ってキスをした。

フレドはマイケルから逃げた。

ギアリー上院議員のいる上院委員会は、コルレオーネ・ファミリーの事件を調査していた。

コルレオーネ・ファミリーから離反したウィリー・チッチに質問する。

マイケルは犯罪調査委員会に呼び出された。

マフィアについてのあらゆる容疑を完全に否定した。委員会側はそれを偽証だとしてペンタンジェリを証人として呼んだ。

彼はFBIと協定を結んでおり、マイケルに不利な証言をする気でいた。マイケルはペンタンジェリの肉親を傍聴席に呼び、彼の証言を封じた。

ホテルの部屋で、マイケルとケイは激しく言い争った。妻ケイはマイケルに離婚話をもちだしたのだ。
ドン・ビトー・コルレオーネと家族はシチリアに旅行した。

オリーブオイルの輸入会社の商業契約と、ドン・トマシノとのビジネスを強化するためだ。

ドン・ビトー・コルレオーネとトマシノは年老いたドン・チッチオを訪ねた。

ドン・ビトー・コルレオーネは復讐を果たし、故郷を去った。

1950年代、ママ・コルレオーネが病気で死んだ。

コルレオーネ・ファミリー全体が顔を合わせた。ニューヨークに隠れていたフレドも呼び戻された。葬儀のあともフレドはタホー湖畔にとどまって幼いアントニーと遊んだ。

フレドはマイケルに許されていると思ったのだ。だが、船で湖へ釣りに出たところを、マイケルの命令で殺された。

1959年。初老に達したマイケルは、一人湖畔の椅子に座っていた。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

ゴッドファーザーPARTII
(1974年)

監督: フランシス・フォード・コッポラ
原作: マリオ・プーゾ
脚本: フランシス・フォード・コッポラ、マリオ・プーゾ
音楽: カーマイン・コッポラ、ニーノ・ロータ

出演:
ドン・マイケル・コルレオーネ /アル・パチーノ
トム・ヘイゲン / ロバート・デュヴァル
ケイ・アダムス・コルレオーネ/ダイアン・キートン
若き日のドン・ビトー・コルレオーネ / ロバート・デ・ニーロ
フレデリコ・”フレド”・コルレオーネ / ジョン・カザール
コニー・コルレオーネ・リッジ /タリア・シャイア
ハイマン・ロス / リー・ストラスバーグ
フランキー・ペンタンジェリ / マイケル・V・ガッツォ
フレドの妻 / マリアンナ・ヒル
FBI捜査官 / ハリー・ディーン・スタントン
トニー / ダニー・アイエロ
サンティノ・”ソニー”・コルレオーネ / ジェームズ・カーン
ジョンソン / トロイ・ドナヒュー
ウィリー / ジョー・スピネル

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