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(映画)タイタンの戦い(2010年)の感想とあらすじは?

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感想/コメント

1981年のリメイク。ギリシャ神話をベースにした映画。

主人公のペルセウスは半神の英雄。ゼウスとダナエの子で、アンドロメダと結婚した。子供の一人ペルセウス(ペルセース)はペルシア王家の祖とされます。

神話の中では次のような人物像であり、映画とは異なっています。

ペルセウスはセリーポス島で成長しましたが、領主のポリュデクテースが邪魔なペルセウスを遠ざけるためにゴルゴーンの一人メドゥーサの首を取ってくるように命じます。

ペルセウスはアテナの楯、ヘルメスの翼のあるサンダル、ハデスの隠れ兜などを身につけ、メドゥーサの居場所を聞くためにゴルゴーンの妹であるグライアイ三姉妹の元に行きました。彼女たちは三人でたった一つの眼と一本の歯しか持っていませんでした。

死者の国の洞窟の中でゴルゴーン姉妹を発見し、顔を見ないようにしながら剣でメドゥーサの首を取ることに成功しました。

メドゥーサの首を袋に入れての帰り、生贄にされていたエチオピアの王女アンドロメダを見つけ、海の怪獣を倒して救います。そしてアンドロメダと結婚します。

その後、ペルセウスはアルゴスの王となりました。

他の登場人物も、下地となるキャラクター像は神話からきていますが、細かいところでの設定を変えていますので、一度、神話でのキャラクター像をあたってみると面白いと思います。

10年後の世界を描いた続編があります。

(映画)タイタンの逆襲(2012年)の感想とあらすじは?

「タイタンの戦い」の続編。前作から10年後の世界を舞台に、再び神々の戦いに巻き込まれた勇者ペルセウスの活躍を描く。主演は前作同様にサム・ワーシントン。

英雄譚を理解するうえでジョーセフ・キャンベルの「千の顔をもつ英雄」が参考になります。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

古代ギリシャ世界。神と人が共存していた神話の時代。

そこでは、神の王であるゼウスを頂点として神々が君臨していた。そして、欲望のままに行動する神々が熾烈な抗争を繰り返していた。

ゼウスは人間を創り、彼らからの崇拝と愛を糧に不老不死を保っていた。

しかし、傲慢の限りを尽くす神々に対し、ついに人間たちは反旗を翻す。怒り狂ったゼウスは、兄であり冥界の王であるハデスを人間界へ解き放ってしまう。

そして、ゼウスの息子でありながら人間として育てられたペルセウスは、冥界の王ハデスに家族をなすすべなく殺されてしまう。

神々を侮辱していたアルゴス国王と王妃の前に現れたハデスは、10日後の日蝕の日に海の魔物・クラーケンを放ち都を滅ぼすと宣言。滅ぼされたくなければ、王女・アンドロメダを生贄に捧げろと要求してくる。

人類の破滅へのカウントダウンが鳴り響くなか、一人の男が立ちあがった。神の血を引く男、ペルセウスだ。

愛する家族を神に殺され、復讐を誓った彼の前に、神々が創り出した数々の魔物が立ちふさがる。

しかしそれは、巨大な魔物クラーケンや見た者を石に変える妖女メドゥーサが待ち受けるあまりにも過酷な道のりだった。

映画情報(題名・監督・俳優など)

タイタンの戦い
(2010年)

監督:ルイ・ルテリエ
脚本:トラヴィス・ビーチャム、フィル・ヘイ、マット・マンフレディ
オリジナル脚本:ビヴァリー・クロス
音楽:ラミン・ジャヴァディ

出演:
ペルセウス / サム・ワーシントン
イオ / ジェマ・アータートン
ドラコ / マッツ・ミケルセン
アンドロメダ / アレクサ・ダヴァロス
カリボス&アクリシオス王 / ジェイソン・フレミング
ハデス / レイフ・ファインズ
ゼウス / リーアム・ニーソン
ダナエ / ティン・ステイペルフェルト
アポロ / ルーク・エヴァンス
アテナ / イザベラ・ミコ
ソロン / リーアム・カニンガム
イクサス / ハンス・マシソン
オザル / アシュラフ・バルフム
ジンの長老 / イーアン・ワイト
エウセビオス / ニコラス・ホルト
ケフェウス王 / ヴィンセント・リーガン
カシオペア / ポリー・ウォーカー
プロコピオン / ルーク・トレッダウェイ
スピローズ / ピート・ポスルスウェイト
マーマラ / エリザベス・マクガヴァン
ポセイドン / ダニー・ヒューストン
ヘスティア / ジェーン・マーチ

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