(映画)エアベンダー(2010年)の感想とあらすじは?

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米ニコロデオンの人気TVアニメ「アバター 伝説の少年アン」をM・ナイト・シャマラン監督が実写映画化。

全部で3部作のようですが、果たしてすべてが公開できるのでしょうか…?

氣・水・土・火というエレメントが支配する世界。それをベンダーはカンフーさながらの舞であやつります。

なんとなく、中国の五行思想に近いです。映画の雰囲気もそうです。

五行とは、万物は木・火・土・金・水からなるという思想で、本作と違うのは、木と金です。まぁ、五行からら何らかの影響はあるのだろうと思います。

東洋テイストをアニメでは旨く取り入れ、テンポよく進んでいるのでしょうが、どうも実写はテンポが悪い気がしてなりません。

プロットは面白いのですが、その処理がよろしくありません。

さて、最初に登場するのは、ベンダーとして目覚めたばかりの少女・カタラです。南の水の国唯一のウォーターベンダーです。目覚めたばかりゆえに、水の扱いはまだ拙いです。

その前に現れた少年がアン。氣(=空気)を操るエアベンダーで、伝説のアバターです。

このアンを追いかけるのが火の国の王子・ズーコです。ズーコ自身ファイアベンダーですが、実の妹に比べると才能がありません。そして、ある事件をきっかけに国を追い出され、アバター探しを命じられるのです。

それを助けているのが、伯父で国王の兄であるアイロ将軍です。

このアイロ将軍、実はかなりの使い手です。ベンダーはそのエレメントがそばにないと能力を発揮できませんが、アイロ将軍は火のない場所でも火を発生させることができます。

そんな彼が何故国王になれなかったのか?次回以降明かされるのでしょう。

アンが修行のために向かった北の水の国。そこは精霊の住む場所であり、精霊によって生き返ったユエ王女が住む国です。

ユエは中国語の月が由来だといいます。これは月の精霊との関係を直接的に示しています。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

氣・水・土・火の4つの王国によって均衡が保たれていた世界。

各王国には、それぞれ国の「エレメント」を操るベンダーがいた。そして4つ全てのエレメントを操ることができる者は「アバター」と呼ばれ、世界に調和をもたらす唯一の存在といわれていた。

だが、そのアバターが行方不明となって久しい…。

南の水の国に住む少女・カタラと兄・サカが狩りに出た時、氷に閉じ込められた一人の少年を助け出した。

少年は氣の国の民で「エアベンダー」の少年アン。そして、彼こそが100年も行方不明になっていた「アバター」だった。

アンはアバターの持つ宿命に耐えきれず、修行から逃げ出してしまったのだという。アバターは輪廻転生により各国順番に現われる。

100年の間に世界の均衡が崩れ、火の国が他の国を侵略していた。そして、侵略とともに行方不明となっているアバターを探し求めていた。

アンは途中で終ってしまっていた修業をやり直すために氣の国に戻ったが、そこは火の国に侵略され誰もいなくなった世界となっていた。

悲しみにくれるアンだが、アバターの修業を始めなければならない。修行には順番がある。それは生まれ変わる順番のエレメントを修行しなければならないのだ。そのために、アンとカタラ、サカは北の水の国をめざした。

途中では火の国に侵略された村々を解放していった。土の国では火の国の兵士たちによって囚われの身となっていたアースベンダーたちに、自らのパワーを信じて立ち上がることを訴えた。

この一行を執拗に追っているのが、火の国の王子・ズーコである。彼は火の国から追放された身である。アバターをとらえなければ国に戻ることができない。そのズーコを守っているのが、伯父のアイロ将軍である。火の国の国王の兄だ。

水の国についたアン一行は修業を始めるが、それは同時に火の国の侵略が間近であることを知らせるものでもあった。

この年に公開された映画やドラマを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

映画情報(題名・監督・俳優など)

エアベンダー
(2010年)

監督: M・ナイト・シャマラン
脚本: M・ナイト・シャマラン
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演:
アン / ノア・リンガー
ズーコ / デヴ・パテル
カタラ / ニコラ・ペルツ
サカ / ジャクソン・ラスボーン
アイロ伯父 / ショーン・トーブ
ジャオ司令官 / アーシフ・マンドヴィ
オザイ王 / クリフ・カーティス
ユエ王女 / セイチェル・ガブリエル

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