シリーズ1の第3話。通算3作目。
ブルースパーティントン設計書 “The Adventure of the Bruce-Partington Plans”を下敷きにしています。
この第3話でシャーロックの天敵・モリアーティが登場します。
その登場の仕方は、最後の最後で「しまったぁ、気が付かなかった」という登場の仕方です。
まったく気にしないで見ているほうが、この話に関しては楽しめます。
そして、シャーロキアンではなくとも、シャーロック・ホームズを多少なりとも知っていると、とても楽しめる展開となっています。
一番最後は、えぇ!!?
という終わり方ですが、まぁ、シリーズ2があるので、許しましょう。
そうでなければ、この終わり方は、全くあり得ません。
シリーズ
- SHERLOCK/シャーロック第1話「ピンク色の研究」(シリーズ1第1話)
- SHERLOCK/シャーロック第2話「死を呼ぶ暗号」(シリーズ1第2話)
- SHERLOCK/シャーロック第3話「大いなるゲーム」(シリーズ1第3話) 本作
- SHERLOCK/シャーロック第4話「ベルグレービアの醜聞」(シリーズ2第1話)
- SHERLOCK/シャーロック第5話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」(シリーズ2第2話)
- SHERLOCK/シャーロック第6話「ライヘンバッハ・ヒーロー」(シリーズ2第3話)
- SHERLOCK/シャーロック第7話「空の霊柩車」(シリーズ3第1話)
- SHERLOCK/シャーロック第8話「三つの兆候」(シリーズ3第2話)
- SHERLOCK/シャーロック第9話「最後の誓い」(シリーズ3第3話)
- 映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」(2015年)(第10話)
- SHERLOCK/シャーロック第11話「六つのサッチャー」(シリーズ4第1話)
- SHERLOCK/シャーロック第12話「臥せる探偵」(シリーズ4第2話)
- SHERLOCK/シャーロック第13話「最後の問題」(シリーズ4第3話)
あらすじ/ストーリー/ネタバレ
シャーロックは興味をそそる難解な事件が起こらず、退屈しきっていた。
依頼があったロシアの事件も、痴話喧嘩による殺人とわかると、まったく興味を持つことができなかった。
シャーロックは帰宅すると室内で発砲した。つまらないという理由だけでだ。
ジョンはシャーロックが事件を解決していくのをブログに書いていた。そして、そこにはシャーロックは地動説を知らないことも書いた。
それにたいしてシャーロックは反論する。事件を解決する知識を持っていればいいのだと。
ジョンが気晴らしのために部屋を出て行くと、近くで爆発事故が起こる。
ジョンはサラの家に泊まって朝にはテレビを見ていた。自宅付近で爆発事件があった事を知り急いで帰宅する。
シャーロックは無事で、家で兄のマイクロフトと話をしていた。
マイクロフトは公務員の死と国家機密データに関わる事件の調査依頼に来るが、受ける気は毛頭ない。
その公務員は、バタシー駅の線路で遺体として発見され、その人物は国防省が開発するブルース・パーティントンプログラムの開発を手がけていたという。
それはミサイル防衛に関するシステムで、その情報が入ったUSBメモリが何処かに紛失しているので見つけ出して欲しいというものだった。
シャーロックはレストレードから電話で呼び出され、現場に向かった。
レストレードによると今回の爆発事件はガス漏れが原因ではないという。
そして、アパートの爆破事件現場でシャーロック宛の封筒が見つかる。
中にはピンク色の携帯電話。
携帯のメッセージが示していたのは、5つの爆破殺人の予告と謎解きの挑戦だった。
留守電には時報音と共に、何処かの地下室の写真が送られてくる。
部屋はハドソンが所有する家の地下室だと判明し、調べてみるとそこには靴が一足置いてあった。
犯人からシャーロックへの挑戦状だった。謎を12時間以内に解いてみろ。
映画情報(題名・監督・俳優など)
SHERLOCK/シャーロック
第3話「大いなるゲーム」
The Great Game
(シリーズ1第3話)
シャーロック・ホームズ/ベネディクト・カンバーバッチ
ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン/マーティン・フリーマン
ハドソン夫人/ユナ・スタッブス
レストレード警部/ルパート・グレイヴス
マイクロフト・ホームズ/マーク・ゲイティス
サラ・ソーヤー/ゾーイ・テルフォード
ジム・モリアーティ/アンドリュー・スコット