(映画)オペラ座の怪人(2004年)の感想とあらすじは?

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感想/コメント

アンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカルを映画化したミュージカル映画です。

最初に流れる曲はあまりにも有名ですので、聞いたことがある人は多いと思います。

「オペラ座の怪人」は、1909年にフランスの作家ガストン・ルルーが発表した小説で、これを原作として数多くの映画、ミュージカルが作られました。

映画も多くのバージョンがあり、また、怪人自体の設定が異なっていたり、ラストが異なっていたりとバリエーションに富んでいます。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

1905年。

パリのオペラ座で、オークションが行われている。

猿のおもちゃを競り落としたのは、ラウル・シャニュイ子爵だった。セリを競ったのは一人の女性。

続いてオークションに出されたのは巨大なシャンデリア。競売人は語った。”オペラ座の怪人”の奇妙な物語を…。

1861年。

オペラ「ハンニバル」のドレス・リハーサルを中断し、新しい支配人が紹介された。フィルマンとアンドレだ。

プリマドンナのカルロッタ・ジュディチェルリは新しい支配人たちのために、もったいつけて歌を一曲披露する。と、その時、緞帳が落ちてきて危うくカルロッタに当たるところだった。

コーラスやダンサーたちは、オペラ座の怪人の仕業であると口々に叫んだ。

オペラ座の怪人はアンドレとフィルマンに従来と同じくするように要求してきた。

5番のボックス席は怪人のためにあけておくこと。給料を支払うこと。

カルロッタは今夜の舞台に出ないと言い張った。だが、代役はいない。

マダム・ジリーは、コーラス・ガールのクリスティーヌ・ダーエが代わりに役を演じてみたらと提案した。

ためしに歌わせてみると、すばらしい。代役は決まりだ。

舞台終了後、クリスティーヌが控室に戻ると、音楽の天使からの声が聞こえてきた。

この声の持ち主こそ、彼女の師匠の声だった。

クリスティーヌはマダム・ジリーの娘・メグに打ち明けていた。自分は音楽の天使に教わって、歌が上達したのだと。それは、かつてクリスティーヌの父が他界する時、音楽の天使を天国から送ろうと、父が約束をしていた、まさにその約束が果たされたものだと信じていた。

オペラ座の支配人が変わるのと同時にパトロンも変わっていた。そのパトロンはクリスティーヌの幼馴染のラウル・シャニュイ子爵だった。
クリスティーヌは気が付いていたが、ラウルの方でも気がついて、舞台後に食事に誘われる。

だが、音楽の天使は怒っていた。

彼はクリスティーヌの前に姿を現した。フードを被りマスクをつけた怪人がそこにいた。

怪人はクリスティーヌをつれて、オペラ座の地下の洞窟や地下水路を通って、彼の家へ連れてきた。

クリスティーヌはそこで怪人のマスクの下の素顔を見てしまう…。

クリスティーヌの行方不明事件でオペラ座の評判はうなぎのぼりで、チケットは完売。

やがてクリスティーヌも戻ってきたが、舞台はカルロッタで行うことになった。

しかし、この舞台も怪人の策略によって、カルロッタの声が出なくなるなど、結局は代役としてクリスティーヌが舞台に立つことになった。
仮面舞踏会が開かれた。

クリスティーヌとラウルは秘密の婚約をしていた。

この舞踏会に怪人が現れ、自作のオペラの上演するよう要求してきた。

オペラの中で仮面を被った登場人物に入れ替わり、舞台の上で怪人とクリスティーヌが共演することになる。クリスティーヌもラウルも怪人に気付く。

怪人を捕まえるために警察官が取り囲んでいたが、天井からシャンデリアが落ちてきて、オペラ座は大混乱。そのすきに、怪人はクリスティーヌを誘拐し、自分のすみかに逃げ込む。そして、ラウルが追いかけた。

怪人はラウルを人質にしてクリスティーヌに自分と一緒になれと迫る。

クリスティーヌは怪人の境遇や人生に対して同情と憐憫の情を示したため、怪人は泣きながらラウルを解放して、闇の中に消えていった。

1905年。

ラウル・シャニュイ子爵は墓参りに出かけた。

亡き妻・クリスティーヌの墓だ。

そこには一本のバラが置かれていた。そして、バラにはかつてラウルがクリスティーヌに送った婚約指輪がかかっていた…。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

オペラ座の怪人
(2004年)

監督:ジョエル・シューマカー
製作:アンドリュー・ロイド=ウェバー
原作:ガストン・ルルー
脚本:ジョエル・シューマカー,アンドリュー・ロイド=ウェバー
音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー

出演:
ファントム/ジェラルド・バトラー
クリスティーヌ/エミー・ロッサム
ラウル/パトリック・ウィルソン
マダム・ジリー/ミランダ・リチャードソン
カルロッタ/ミニー・ドライヴァー
フィルマン/シアラン・ハインズ
アンドレ/サイモン・キャロウ
メグ・ジリー/ジェニファー・エリソン

同年に公開された映画

2005年に公開された主な映画は次の通りです。2004年末公開を含みます。日本国内映画興行収入の上位50位まで。

  1. ハウルの動く城 196億円
  2. スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐 91.7億円
  3. 宇宙戦争 60億円
  4. チャーリーとチョコレート工場 53.5億円
  5. Mr.インクレディブル 52.6億円
  6. 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ 43億円
  7. オペラ座の怪人 42億円 本作
  8. 交渉人 真下正義 42億円
  9. ターミナル 41.5億円
  10. NANA 40.3億円
  11. 容疑者 室井慎次 38.3億円
  12. 電車男 37億円
  13. オーシャンズ12 36億円
  14. ALWAYS 三丁目の夕日 32.3億円
  15. 私の頭の中の消しゴム 30億円
  16. 四月の雪 27.5億円
  17. コンスタンティン 27.2億円
  18. 北の零年 27億円
  19. Shall We Dance? 25億円
  20. ローレライ 24億円
  21. 星になった少年 Shining Boy&Little Randy 23億円
  22. マダガスカル 22.5億円
  23. 名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) 21.5億円
  24. ナショナル・トレジャー 20.6億円
  25. 亡国のイージス 20.6億円
  26. 僕の彼女を紹介します 20億円
  27. 妖怪大戦争 20億円
  28. シャーク・テイル 18.8億円
  29. 戦国自衛隊1549 17.1億円
  30. カンフー・ハッスル 17億円
  31. エイリアンVS.プレデター 16.8億円
  32. 東京タワー 16.3億円
  33. きみに読む物語 15億円
  34. バットマン ビギンズ 14.1億円
  35. SHINOBI 14.1億円
  36. マスク2 14億円
  37. ロボッツ 14億円
  38. 蝉しぐれ 14億円
  39. アイランド 13.6億円
  40. ミリオンダラー・ベイビー 13.4億円
  41. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 13億円
  42. 映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃 13億円
  43. 春の雪 12.7億円
  44. シンデレラマン 12.6億円
  45. ゴジラ FINAL WARS 12.6億円
  46. ボーン・スプレマシー 12.5億円
  47. キングダム・オブ・ヘブン 12.5億円
  48. ステルス 12.5億円
  49. アレキサンダー 12.3億円
  50. 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 12.2億円
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