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(映画)抹殺者(2000年)の感想とあらすじは?

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映画公開前の宣伝がとても面白そうでした。

しかも、主演はアントニオ・バンデラス。歴史ミステリーとアクションを兼ね備えた映画にちがいない!

期待を胸に映画館に向かいました。

開始10分。

一人の老婦人が席を立って映画館をあとにしました。

「ふっ、おばあさん、映画はこれからなのだよ」

そう思って、いつからアクションが始まるのかと、ワクワクしながら待っていました。

きっともうすぐだろう、きっとすぐだろう。

ですが、いつしかエンディングロールが流れ始めていました…

「おばあさん、あんたは正しかったよ(涙)。あそこで映画に見切りをつけられるなんて、なんてスゴイ鑑賞眼を持っているんだぁ!!!」

まずもって、邦題がよろしくありません。

「抹殺者」。むしろ、原題の「The Body」を素直に使ってもらった方が良かったです。意味としてはキリストの遺体を意味する「聖体」です。

邦題としてはインパクトに欠けるのはしょうがないですが、これの方が映画を見て期待を裏切られたという気持ちにならないと思います。

次にポスター。アントニオ・バンデラスが銃を持っているポスターをみたら、どう考えても派手なアクションシーンを期待したくなるのは当然でしょう。

客の動員を考えての邦題とポスターなのでしょうが、詐欺にあったに等しい気分にさせられました。

次に、映画の予告編の出来が良すぎました。これは本当に出来のいい予告編でした。ですが、映画の真実を伝えていませんでした。まんまとこれに騙されたのです。

こうして、もろもろの条件が重なり、期待感に胸をふくらませておいて、映画館で一気に落とされる結果となります。

この映画の教訓はただ一つ。

あまりにも面白そうに見える映画は、疑ってかかるべし!

ポワゾン(2001年)…原題は「Original Sin」。つまり「原罪」。こちらもミステリアスな内容の映画。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

考古学者シャロン・ゴールバン博士はエルサレムで発掘調査を行っていた。

ある日、金物屋の裏庭の奥で謎の小部屋を見つけた。その部屋で磔刑の痕跡がある古い遺体を発見する。

バチカンの枢機卿は、元軍の情報部員という異色の経歴を持つマット・グティエレス神父にこの遺体の調査を命じる。

シャロンとマットは、念入りに遺体の調査を進める。そして、それがキリストの遺体ではないかと推測する。

やがてこの件が公になっていき、イスラエルとパレスチナ過激派も遺体を手中に収めようと画策を始めた。

それでもマットとシャロンは真実を求めるため遺体を守っていたが、ついに過激派組織が強行手段に出てきた…。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

抹殺者
(2000)

監督:ジョナス・マッコード
原作:リチャード・ベン・セピア
音楽:サージ・コルバート

出演:
マット・グティエレス神父/アントニオ・バンデラス
シャロン・ゴールバン/オリヴィア・ウィリアムズ
モシュエ・コーエン/ジョン・シュラプネル
ピエール・ラヴェル神父/デレク・ジャコビ
ウォルター・ウィンステッド/ジェイソン・フレミング

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