映画「ナショナル・トレジャー1」(2004年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

感想/コメント

歴史を覆す秘宝をめぐって繰り広げられる冒険アクション大作です。ジェリー・ブラッカイマーが製作しました。

今回、この歴史を覆す秘宝の重要なヒントとなるのがアメリカ独立宣言書です。

この中に巧妙に伝説の秘宝が隠されているという設定になっています。

映画の始まりは、どういう冒険アクションになるのかと思っていましたが、徐々に王道のストーリー展開となります。

それこそ、インディージョーンズシリーズにダヴィンチコードのミステリー性を加えたという感じです。

それ以上に、昔流行ったアドベンチャーゲームブックのような印象を受けました。

アドベンチャーゲームブックは、読者の選択によってストーリーの展開と結末が変わるように作られたゲーム本です。

例えば、「目の前に三つの扉がある、どの扉を選びますか?右、真ん中、左」といいった場合、右を選ぶ場合はp221へ、真ん中を選ぶ場合p250へ、左を選ぶ場合はp301へ、といった具合に次のページが指示され、ストーリーが変わってくるというゲーム本です。

何となくそういう印象を受けたのは、一箇所でヒントを見つけると、次で別のヒントが見つかり…といったように、次から次へと次の場所が指示され核心に迫るような展開のせいかもしれません。

とはいっても、この展開の仕方は他の冒険アクションでは当然なのですが…。

ヒントとなる場所が、ある意味「普通の場所」、すくなくとも冒険をしないとたどり着けないような場所でないというのが、そういう風に思わせたのかもしれません。

身近なところに大いなる謎があるのです。

そういうところから発想されたのであれば、当然ヒントとなる場所も身近な場所でなければなりません。

意外に、我々の日常の中にもこうした大いなる謎が潜んでいるのかもしれませんね。

続編にナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記(2007年)が公開されました。

本作品はDisney+であれば常時見ることができます。

スポンサーリンク

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

4千年の歴史を誇る伝説の秘宝。その秘宝ははるか太古の昔より、その「秘宝」つねに歴史上の名だたる権力と共に存在してきた。

紀元前2000年、エジプトのファラオの墓に。紀元70年、エルサレムのソロモンの神殿に。14世紀、フランスのテンプル騎士団のアジトに。1492年、コロンブスを乗せたサンタマリア号に。

そして1521年、アステカの太陽のピラミッドに…。だが、幾多の戦乱を逃れ、フリーメイソンに守られてきたこの太古の「秘宝」は、1779年、独立戦争が激化するアメリカで忽然と消えてしまう。

2005年。伝説の秘宝を求めて闇の力が動き始めた。

歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ。彼は何世代にも渡るゲイツ家の夢を継ぎ、ある伝説の秘宝を三代に渡って追い求めていたゲイツ家の末裔。

ベンは、合衆国独立宣言書に署名した最後の生存者がベンの先祖に残した「秘密はシャーロットが握っている」という謎の言葉を唯一の手掛かりに、相棒の天才ハッカー、ライリーとその謎を探る。

卓抜した推理と行動力、そして無尽の歴史的知識を武器に、彼はついに秘宝へと導く驚くべき手がかりを発見する。

それは、アメリカの魂ともいえる一枚の文書【アメリカ合衆国独立宣言書】に隠されていた。

ゲイツは公文書館の美人博士アビゲイルに面会を求めるが、彼女はゲイツの情報を信じようとしない。その頃、秘宝を我が物にしようと企む野心家イアンの魔手が宣言書に迫っていた。ゲイツはイアンの裏をかき、宣言書を盗み出す計画を立てるが。

果たして秘宝の正体とは一体何なのか? そこに封印された、歴史を覆す驚愕の真実とは? 巨大な敵から秘宝を守るため、FBIからも追われながら、ベン・ゲイツの命をかけたトレジャー・ハントが始まった。

スポンサーリンク

映画情報(題名・監督・俳優など)

ナショナル・トレジャー
(2004年)

監督:ジョン・タートルトーブ
製作:ジェリー・ブラッカイマー、ジョン・タートルトーブ
原案:ジム・カウフ、オーレン・アヴィヴ、チャールズ・シーガース
脚本:コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー、ジム・カウフ
音楽:トレヴァー・ラビン

出演:
ベン・ゲイツ/ニコラス・ケイジ
アビゲイル・チェイス博士/ダイアン・クルーガー
セダスキー/ハーヴェイ・カイテル
パトリック・ヘンリー・ゲイツ/ジョン・ヴォイト
イアン・ハウ/ショーン・ビーン
ライリー・プール/ジャスティン・バーサ
ジョン・アダムス・ゲイツ/クリストファー・プラマー

同年に公開された映画

2005年に公開された主な映画は次の通りです。2004年末公開を含みます。日本国内映画興行収入の上位50位まで。

  1. ハウルの動く城 196億円
  2. スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐 91.7億円
  3. 宇宙戦争 60億円
  4. チャーリーとチョコレート工場 53.5億円
  5. Mr.インクレディブル 52.6億円
  6. 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ 43億円
  7. オペラ座の怪人 42億円
  8. 交渉人 真下正義 42億円
  9. ターミナル 41.5億円
  10. NANA 40.3億円
  11. 容疑者 室井慎次 38.3億円
  12. 電車男 37億円
  13. オーシャンズ12 36億円
  14. ALWAYS 三丁目の夕日 32.3億円
  15. 私の頭の中の消しゴム 30億円
  16. 四月の雪 27.5億円
  17. コンスタンティン 27.2億円
  18. 北の零年 27億円
  19. Shall We Dance? 25億円
  20. ローレライ 24億円
  21. 星になった少年 Shining Boy&Little Randy 23億円
  22. マダガスカル 22.5億円
  23. 名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) 21.5億円
  24. ナショナル・トレジャー 20.6億円 本作
  25. 亡国のイージス 20.6億円
  26. 僕の彼女を紹介します 20億円
  27. 妖怪大戦争 20億円
  28. シャーク・テイル 18.8億円
  29. 戦国自衛隊1549 17.1億円
  30. カンフー・ハッスル 17億円
  31. エイリアンVS.プレデター 16.8億円
  32. 東京タワー 16.3億円
  33. きみに読む物語 15億円
  34. バットマン ビギンズ 14.1億円
  35. SHINOBI 14.1億円
  36. マスク2 14億円
  37. ロボッツ 14億円
  38. 蝉しぐれ 14億円
  39. アイランド 13.6億円
  40. ミリオンダラー・ベイビー 13.4億円
  41. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 13億円
  42. 映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃 13億円
  43. 春の雪 12.7億円
  44. シンデレラマン 12.6億円
  45. ゴジラ FINAL WARS 12.6億円
  46. ボーン・スプレマシー 12.5億円
  47. キングダム・オブ・ヘブン 12.5億円
  48. ステルス 12.5億円
  49. アレキサンダー 12.3億円
  50. 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 12.2億円
タイトルとURLをコピーしました