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(映画)どろろ(2007年)の感想とあらすじは?

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ヒドイ映画を見ました。脚本×、カメラワーク×、俳優の演技×……おそらく全ての元凶は監督です。ということで監督は××。音楽は△。

妻夫木聡が大好き!柴咲コウが大好き!という人は見ても良いんじゃないでしょうか。

どんな映画でも、映画は基本的に楽しむものだと思っていますので、良いところを探そうとするのですが、良いところがありません。

あっ、ひとつだけあったかもしれません。それは原作が手塚治虫というところです。

でも、この映画、手塚治虫が生きていたら激怒しそうな仕上がりです。

なんてったって、仮面ライダーを見ているかのような錯覚に陥いりましたから。

当然、ライダーキックは出てきますし、百鬼丸に倒された妖怪は爆発して死にます。

登場する妖怪も仮面ライダーの敵ばりにチャチです。

B級映画としてみるのなら、それもよし。

ですが、どうもB級映画としては撮影していない雰囲気が漂っているから始末に負えません。

百鬼丸の格好付けるシーンなど、目も当てられない惨状なのですが、まじめに撮っているから、見ていて恥ずかしくなっちゃいます。

この仮面ライダーばりのシーンは、映画の途中で最高潮を迎えます。

百鬼丸が妖怪相手に戦うシーンが連続するのですが、これを全部カットした方が映画としてまだ救われたと思います。

逆に、これがあったせいで、できの悪い映画を、最悪の映画に片足つっこませた感じがします。

かわいそうなのが、中村嘉葎雄、原田芳雄の両俳優です。

渋い演技をしていても、とっても浮いていました。

こりゃ、この両俳優に制作陣は謝るべきですな。

映画の最後に、残り二十四体なんて字幕が出てきたが、まさか、続編はつくらないですよね?

出演俳優にとっては、黒歴史になりかねない映画でした。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

戦乱の世。

武将・醍醐景光(中井貴一)は、乱世を治め、天下統一をするために四十八体の魔物に我が子の体を魔物に差し出す。

その見返りとして強大な力を与えられる。

やがて体の四十八ヶ所を奪われて生まれた赤子は捨てられ、呪医師・寿海の秘術によって救われる。

身を守るため左腕に仕込まれた妖刀と同じ百鬼丸(妻夫木聡)と名付けられた子どもは成長し、魔物を一匹倒すごとに体の部位が1つずつ戻る定めなのだと知る。

魔物退治の旅に出た百鬼丸は野盗・どろろ(柴咲コウ)と出会う。

どろろは百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、彼を追いかけ始める。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

どろろ
(2007)

監督:塩田明彦
アクション監督:チン・シウトン
アクション指導:下村勇二
原作:手塚治虫
脚本:NAKA雅MURA、塩田明彦
撮影:柴主高秀
音楽:安川午朗、福岡ユタカ

出演:
百鬼丸/妻夫木聡
どろろ/柴咲コウ
醍醐景光/中井貴一
百合/原田美枝子
多宝丸/瑛太
鯖目/杉本哲太
鯖目の奥方/土屋アンナ
お自夜/麻生久美子
チンピラ/劇団ひとり
琵琶法師/中村嘉葎雄
寿海/原田芳雄

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