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(映画)ディープ ブルー(2004年)の感想とあらすじは?

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BBCの作成するドキュメンタリー系は、世界屈指のレベルだと思います。

特に自然をテーマにした映像には自信を持って望んでいます。このDeep Blueからもその自信がうかがえます。

そして、見事に期待を裏切らない映像を提供してくれます。

21世紀に入った現在、宇宙よりも海の中の事の方が人間は知らないようです。

人間は昔から地球の外に対する関心を絶やさないできましたが、意外に足許にある光の届かない海の底は謎だらけというわけです。

地表に近い水面で生活している鯨の仲間たちやペンギンなどの映像は見慣れているから、目新しさはありません。ですが、深海の生物の映像は面白いです。

光の届かないところで生きている生物たちは、どのような栄養をもって生きる糧としているのでしょうか?

深海の生物の中には地上の生物とは異なる栄養で生きているものも多いようです。興味の尽きない映像が次から次へと流れてきます。

この作品をつくるにあたり、スタッフは丸一年かけ何百人もの科学者に会い、綿密なリサーチを行ったといいます。

その後、危険で困難なサメや北極圏の撮影には、その道のプロカメラマンの手を借り、20もの撮影チームを組んで世界中に配しました。

それでも撮影に4年半かかったといいます。

深海の撮影では、映像を提供する条件で科学者に潜水艇を借りましたた。

そして、高性能カメラの鮮明な映像で新種を発見、学会を驚かせたそうです。

素晴らし作品をつくったスタッフにとってはオマケがくっついたというわけです。

映像もさることながら、映像に合わせて流れる音楽も素晴らしいです。演奏はベルリン・ッフィルが初めて映画音楽を担当しています。

最後に、Deep Blueの映画音楽をカットして自分の好きな音楽を流しながら映像だけを眺めてもいいと思います。そういう楽しみ方も出来る映画です。

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あらすじ/ストーリー/ネタバレ

地球の表面積の実に70%を占め、膨大な生命を育む海。

7年費やして200ヶ所以上のロケ地で撮影された、「海」をテーマにしたドキュメンタリー映画。

隊列を組んで海を渡りながらジャンプを競い合う、陽気なハシナガイルカや、まだ満足に泳げない子供のアシカを狙い、浅瀬まで乗り上げてくるシャチの狩り。

そして、一転して海の中に入る。そこにはまた別の世界が広がっている。

透明な体を青く輝かせ、無数に漂う幻想的なミズクラゲ。

外敵から身を守るため、巨大な塊となって素早く逃げ回るイワシの大群。

カメラはあらゆる生物の営みを捉えていく。

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映画情報(題名・監督・俳優など)

ディープ ブルー
2003

監督・脚本
アラステア・フォザーギル / アンディ・バイヤット
製作
BBCワールドワイド、グリーンライト・メディア
製作総指揮
アンドレ・シコエフ、ニコラウス・ヴァイル、ステファン・ベイトン、 マイク・フィリップス
制作
BBCナチュラル・ヒストリー・ユニット
音楽
ジョージ・フェントン他
演奏
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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