Calm / shadow of the earthe(2000年)の紹介と感想

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このアルバム

タイトルのCalm featuring Spiritual African Novaの通り、アフリカ色の強いアルバムです。

ですが、ジャズの香りもするアルバムでもあります。

このことはCalmの作品全体的にいえるのですが、ジャズの影響を強く受けている感じがあります。

ジャズの香りに”和”の雰囲気も取り入れて、さらに複雑で独特の音楽に仕上がっているアルバムです。

13曲目の”Fortunately Unknown”がREAL IBIZA 4に収録されています。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

calm
2000
Album title
“shadow of the earth”
Label : Raft Music

1 Introduction the Shadow of the Earth
2 Aesthetics of the Simple Chords
3 Running on the Sand from Somewhere to Anywhere
4 Journey to the Shadow of the Earth
5 Aesthetics of the Simple Chords (FarrAway Edit)
6 Welcome Back to the Real World
7 A Little Silence before the Memories of the Early Works (=Calm)
8 Running on the Sand
9 Sitting on the Beach
10 Journey to the Shadow of the Earth (Kick in the Shadow Mix)
11 White Breath
12 Nord
13 Fortunately Unknown

アーティストの紹介

Calm (カーム)プロフィール:
1969年、熊本県生まれ。 横浜の大学でのバンド経験を経てデビュー。初期においてはFarr名義の作品が多い。また、Chari ChariやJazztronikなどと並んで国内よりも海外のシーンで評価が高いアーティストの一人。大枠ではブレイク・ビーツに入るが、どちらかといえばアンビエントに近い曲の方に注目がいく。ジャズの影響を感じさせる曲が多く、また、和風を意識した曲も多い。このあたりが海外での高評価につながっているのだろう。別名義にOrgan Languageがある。

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