Zanzibar Cafeの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(おススメアルバム)

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このアルバム

Chill Outのコンピレーションとしては意外な発見だった一枚。Hitlandというイタリアのレーベルからのリリースらしい。

ウサンクサイ古めかしい表ジャケットもさることながら、裏ジャケはイタリア女性(?)のヌード。内ジャケも同じ女性のヌードで、ジャケットからの判断では「やっちまったぁ…」と感じた一枚。

しかし、聞き始めると意外にまとも。というより、レベルが高い。ジャケットのセンスが悪くなければ、有名になっているシリーズのような気がする。

ここまでうまくChill Outのつぼを押さえているのは凄い。ある意味イタリアChill Outの代名詞IRMAのレベルを超えている感じ。

このレーベルのHPを見る限り、この手のジャケットが多い。このレーベルのセンスなのだろう。内容がよくても、これじゃ買うのをためらうわな。実際自分もためらった口だから。

ジャケットがよければ、大いに推薦したい一枚。ミックスCDだが、シャッフルして聞いても気にならない。

4曲目:出だしからchillな感じが全開。そして、泣きの入ったシンセが入ると、そこに広がるのは夕陽の浜辺。シンセの感じがギターっぽくもあり、泣いている感じがよい。

5曲目:ボーカルものだが、これもChill Outのつぼを押さえている。

6曲目:アフリカの大地からのうねり、鼓動というものを感じるスピリチュアルな音楽。雄大な感じはこのアルバム中では一番。

7曲目:6曲目に続いてのこの展開はとてもよい。スピリチュアルな感じを継承しつつ、高ぶった気持ちをクールに落としてくれる。

15曲目:短いながら、期待感を煽ってくれる曲。この入り方はトランス的と言っても良い。特にエピック系のキックの入らない間奏の時と同じ。これから一気に盛り上がるという感じを与えてくれる。こういうのもちょっと面白くてヨシ。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Zanzibar Cafe
2003
Album Title :
“Zanzibar Cafe”
Label : Hitland

artist / title
1 Gold Knight / Rumpus
2 Chill Boy / Medina Select
3 M.C.D’Oro / Zanzibar Bay
4 Agio-Lax / Thru The Chords
5 Next Generation / I Will Find You
6 M.C.D’Oro / Daybreak In Osaka
7 Chill Boy / Namibia
8 Gold Knight / Hungry For Glory
9 Kram / Backwash
10 M.C.D’Oro / Love In Malaga
11 Perez / Mystyc Rhythm
12 Nervy / Lafawa
13 The Mcd / Sandcastle
14 Perez / S. Francisco Night
15 Alex Di Leroy / NCS
16 Chill Boy / Katapultha
17 Nervy / Acid Reality
18 K. Lounge / Move

アルバムの評価

★★★★★★★★☆☆
【評価の内訳】4.3
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】A=2
【曲の好み】Av.0.3
Aランク:15曲目
Bランク:4曲目、5曲目、6曲目、7曲目

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