Calm / Moonage(1999年)の紹介と感想

この記事は約2分で読めます。
記事内に広告が含まれています

このアルバム

発売は「shadow of the earth」より早いのですが、「shadow of the earth」の方がより初期のcalmの作品集です。

ジャズと和のミクスチャーがより一層進んだ感じなのが本作です。

特に2曲目の”Light Years”は美しい曲です。

初めてこのアルバムを聴いたときには、日本人でこのレベルのものが作れる人がいるんだぁ、と衝撃を受けたのを憶えています。

本作は、発売当時すぐに店頭からなくなったと記憶しています。

あわせて、本作のあとに発売された「shadow of the earth」も店頭からなくなるのが早かったです。

海外では早い段階から高い評価を受けて、様々なコンピレーションに収録されている。初期の作品はドイツのcompostレーベルのコンピレーションに収録されています。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

calm
1999
Album title
“Moonage”
Label : Raft Music

1 Unseen Small Steps
2 Light Years
3 Noon At The Moon
4 The Other Side Of The Moon
5 Tsukiyo
6 Between Worlds
7 Anthenitc Love Song
8 Oasis

アーティストの紹介

Calm (カーム)プロフィール:
1969年、熊本県生まれ。 横浜の大学でのバンド経験を経てデビュー。初期においてはFarr名義の作品が多い。また、Chari ChariやJazztronikなどと並んで国内よりも海外のシーンで評価が高いアーティストの一人。大枠ではブレイク・ビーツに入るが、どちらかといえばアンビエントに近い曲の方に注目がいく。ジャズの影響を感じさせる曲が多く、また、和風を意識した曲も多い。このあたりが海外での高評価につながっているのだろう。別名義にOrgan Languageがある。

Calmの他のアルバム

REAL IBIZA 4の紹介(曲目と感想を添えて)
REAL IBIZA(リアル・イビサ)の第4弾。超おススメアルバムです。コンパイラーがPhil Mison, James Horrocks & Thomas Foleyに変更しました。
Organ Language / Organ Language(2002年)の紹介と感想
このアルバム Calmの別名義。 Calm名義と異なる点と言えば、シンセの音が異なる点と、よりライブ感をだすために、打ち込みを減らしている点でしょうか。 多くのアーティストがアルバム制作に参加しているので、従来のCalmの音とは少し違うとこ...
Calm / shadow of the earthe(2000年)の紹介と感想
このアルバム タイトルのCalm featuring Spiritual African Novaの通り、アフリカ色の強いアルバムです。 ですが、ジャズの香りもするアルバムでもあります。 このことはCalmの作品全体的にいえるのですが、ジャ...
Chill Out 2022(プレイリスト公開)
2022年に出会ったチルアウト ※曲は必ずしも2022年のものとは限りません。あくまでも2022年に出会った曲達です。 Apple Musicのリストを公開します。 公開しているプレイリスト Chill Out 2022 このページ Chi...
Calm / Free-soil Sounds for Moonage(2002年)の紹介と感想
"Shadow of the earth""Moonage"の2作からのピックアップ作品であるが、注目はライブ音源が入っていること。海外のレーベルからのリリースであり、海外向けに再編集されたと考えればよい。

1999年の他のアルバム

REAL IBIZA 2の鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(超おススメアルバム)
このアルバム REAL IBIZA(リアル・イビサ)の第2弾。 コンパイルを手がけるのは前回同様、人気のA Man Called AdamとベテランDJ Chris CocoとCafe del Mar 7以降のレジデントDJのBRUNO。 ...
Cafe del Mar 6 (1999年)の紹介と感想
Cafe del Marシリーズのコンパイラーを長く続けてきたJose Padilla最後の作品。これを機に、Jose PadillaはCafe del Marを去る。その理由は『あまりに有名になりすぎたから』。
Sugar Ray / 14:59(1999年)の紹介と感想
チルアウトとは違うが、サーフ・ミュージックにはなりそうな曲が2曲ほどある。サーフ・ミュージックとチルアウトの違いを知るにはいい曲だと思う。
Cafe del Mar ARIA (1999年)の紹介と感想
このアルバムに収録されている曲は全てが、クラシックの名曲であり、かつオペラ作品である。そのオペラ作品も有名なオペラ作品が多く、耳にした事がある曲も多いはずである。
Chris Coco / Beach Grooves(1999年)の紹介と感想
このアルバム 本来イビサのDJであるChris Coco(クリス・ココ)のDJミックスがIRMAからでました。 通常はミックスは買わないのですが、Chris CocoがDJをやっているので、買ってみました。 IRMAのアーティストを主体にミ...
Cafe del Mar ARIA2 (1999年)の紹介と感想
ARIAと同時にリリースされた作品。このアルバムでは本当にオーケストラを使用している。前作ではクレジットに載っていないので、恐らくオーケストラではなかったのだろうと推測している。
タイトルとURLをコピーしました