このアルバム
Hotel Costes(ホテル・コスト)第4弾。
ELLEとのコラボレーションによるアルバム。
1曲目:”雨のロンドンが好き”と歌われても…雨のロンドンは鬱陶しいだけで、良いところはないと思うんだが。それはそうとして、曲の方はカラッとした感じなのがよい。若干アンニュイな感じだろうか。
2曲目:こっちはジメッとした感じの曲。だが、無難な立ち上がりだろう。
3曲目:題名のSolarという程には明るさを感じはしないが、感じ取り方によっては、淡い日射しを感じ取ることが出来る曲だろう。
5曲目:古さを感じさせるオルガンの音色と、今風のキックという組み合わせは面白い。
6曲目:グラナダはスペイン南部のシエラネバダ山脈の北麓にある都市。グラナダ王国の首都として繁栄し、世界遺産にもなっているアルハンブラ宮殿などがある。ちなみに曲は、イスラミックではない。
7曲目:Stephane Pompougnacも曲作りが上手くなったもんだねぇ。問題のないレベルです。使い方もよし。
8曲目:ボーカル・ハウス。昔ながらのブラック系統に近いハウス。
9曲目:チャカチャカ鳴る音が、ブラジリアンらしい。典型的なブラジリアン・ハウス。こういうのを入れるのもラウンジの基本でしょう。
10曲目:で、今度はキューバ。いい展開です。
11曲目:これをここに入れますかぁ。REAL IBIZA 4にも収録されているが、こちらはどことなくラテンな感じのするバージョン。9曲目からのつながりの中では絶妙の位置に入っている。このアルバムのハイライト。
12曲目:そして、ガラッとタンゴ風へ変化。前までの余韻を上手く断ち切ってフィナーレへ。
※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。
曲目
Hotel Costes
2001
Hotel Costes 4
compiled by:
Stephane Pompougnac
label : Wagram
1 Variety Lab / London In The Rain
2 The Method / I’ve Got A Cat
3 Thunderball / Solar
4 Dublex Inc. / Tango Forte
5 Scott Grooves / Organ Nights PT.2
6 Slowsupreme / Granada
7 Stephane Pompougnac / Closer To Julie
8 Jon Cutler feat. E-Man / It’s Yours (Jon’s B-side breakdown mix)
9 Imada / Playground Do Brasil
10 Major Boys feat. Amelia / Sous Le Soleil (Cuba acoustic mix)
11 Doctor Rockit / Cafe De Flore (Charles Webster Latin lovers mix)
12 Gotan Project / Epoca
13 Shantel / Whatever
14 Orbient / Boarding (Doubleseat mix)
アルバムの評価
★★★★★★★★☆☆
【評価の内訳】4.4
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】A=2
【曲の好み】Av.0.4
Aランク:11曲目
Bランク:3曲目、6曲目、7曲目、9曲目
コンパイラーの紹介
2001年の他のアルバム