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(映画)20世紀少年1 終わりの始まり(2008年)の考察と感想とあらすじは?

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浦沢直樹氏の「20世紀少年」を映画化。自身が初期段階から脚本に参加しています。

映画は原作とは異なるストーリー展開となっているそうです。

「そうだ」というのは、原作を全部は読んだことがないので、知らないのです。

原作は初期の「20世紀少年」を知っていますが、途中で読まなくなってしまったので、どうなったのかを知りません。

ですが、映画である以上、原作を知らない人にも分かるようにしてあるのだろうと、期待して見ました。

第1章はプロローグと、人物紹介、そして「ともだち」を巡る謎の発端を様々に提示してくれます。第2章以降につながる大きなヒントがちりばめられているのです。

この「20世紀少年」の最大の謎は、一体だれが「ともだち」なのかということです。ミステリーの要素もあるので、見逃さないように注意深く見て行くと面白いでしょう。

さて、第1章での謎というと、大爆発が起きる直前にロボットを遠隔操作していると思われる忍者ハットリ君のお面をかぶった人物がいったい誰なのか?というところではないでしょうか。

この答えは第3章で明かされます。

コメント

原作は世界12カ国で翻訳出版されている漫画

ちなみに、原作は累計発行部数2500万部を超え、世界12カ国で翻訳出版されている漫画です。

特にフランスでの人気は高く、パリでは、第1章日本公開に先駆け「20世紀少年」ワールドプレミアが開催されました。

アングレーム国際漫画祭・最優秀長編賞を受賞しています。

シリーズ(時系列順)

  1. 20世紀少年 終わりの始まり(本作)
  2. 20世紀少年 最後の希望
  3. 20世紀少年 ぼくらの旗

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

1997年

ロックスターを目指していたケンヂは失踪した姉・キリコの赤ん坊・カンナの面倒を見ながら、元酒屋だった実家のコンビニを継いでいた。

その頃、巷では謎の新興宗教を率いる正体不明の教祖「ともだち」が社会問題化しようとしていた。

世界各地では突如として全身から血をふき死んでしまう伝染病が広がっていた。ある学生も全身から血を噴き出して死んでいた。

そして、その学生の恩師である教授一家が突如として失踪。それはケンヂの得意先でもあった。

ケンヂはマルオから小学校の同窓会があることを聞き、出かけた。そこでかつての幼馴染と再会した。

「ともだち」の話

その旧友のひとりから「ともだち」の話を聞いた。そして、「ともだち」がケンヂが子供時代に作った「よげんの書」とそっくりの話をしていることを知る。

その「よげんの書」そのものを覚えていなかったケンヂだったが、「よげんの書」そっくりの怪事件が頻発しはじめる。

この同窓会に、仲間の1人だったドンキーが出席しなかった。だが、彼は自殺していたのだ。

1969年

翌年に大阪万博を控え、人類が月面に降り立った年。

小学生のケンヂは、オッチョ、ドンキー、ユキジ、モンちゃん、フクベエ、ヨシツネらと空き地に秘密基地をつくった。

そこでは20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方といった物語を空想しては「よげんの書」を描いて遊んでいた。

「よげんの書」に登場するのは、悪の組織の世界征服、人類滅亡計画であった。

そして、友達であることを示すマークもあった。

血まみれの男

血まみれの男がケンヂの前に現れた。未来を予言する神様がケンヂを呼び寄せたのだ。

そして、自殺していたと思われたドンキーは「ともだち」の信者の一人に殺されていたことが分かった。

ドンキーは死を前にして、ケンヂに地球を救えるのはお前だけだと頼まれた。

2000年12月31日

「よげんの書」に書かれた、人類が滅亡する日。

ケンヂは「ともだち」によって、テロリストの汚名を着せられており、地下に潜伏して活動をしていた。そのケンヂをかつての仲間たちが助け、人類滅亡の阻止に立ち上がるのだった。

「ともだち」の正体は…

この年に公開された映画やドラマを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

映画情報(題名・監督・俳優など)

20世紀少年1 終わりの始まり
(2008年)

監督: 堤幸彦
原作: 浦沢直樹
脚本: 福田靖、長崎尚志、 浦沢直樹、 渡辺雄介
主題歌: T・レックス 「20th Century Boy」

出演:
ケンヂ / 唐沢寿明
オッチョ / 豊川悦司
ユキジ / 常盤貴子
ヨシツネ / 香川照之
マルオ / 石塚英彦
モンちゃん / 宇梶剛士
ケロヨン / 宮迫博之
ドンキー / 生瀬勝久
ヤマネ / 小日向文世
フクベエ / 佐々木蔵之介
ヤン坊・マー坊 / 佐野史郎
漫画家・角田 / 森山未來
諸星 / 津田寛治
友民党CMのタレント / 藤井隆
友民党CMのタレント / 山田花子
田村マサオ / ARATA
敷島ミカ / 片瀬那奈
アルバイトの店員・エリカ / 池脇千鶴
カンナ / 平愛梨
敷島ゼミの学生 / 鈴木崇大
敷島ゼミの学生 / 三浦敏和
スクーターの若い男 / 中田敦彦
スクーターの若い男 / 藤森慎吾
ケンヂの同級生 / 藤井フミヤ
ロックバンドのボーカル / 及川光博
遠藤チヨ / 石井トミコ
ピエール一文字 / 竹中直人
ヤマさん / 光石研
ケンヂの同級生 / 石橋保
コンビニの本部教職員 / 徳井優
ケンヂの同級生 / 入江雅人
市原節子 / 竹内都子
木戸美津子 / 洞口依子
血まみれの男 / 遠藤憲一
ケンヂの同級生 / 布川敏和
オリコー商会の社長 / ベンガル
ジジババ / 研ナオコ
チョーさん / 竜雷太
諸星の母 / 吉行和子
ケンヂ(子供時代) / 西山潤
ユキジ(子供時代) / 松元環季
マルオ(子供時代) / 安西壱哉
モンちゃん(子供時代) / 矢野太一
ヤン坊・マー坊(子供時代) / 山田清貴
フクベエ(子供時代) / 上原陸
オッチョ(子供時代) / 澤畠流星
ヨシツネ(子供時代) / 小倉史也
ドンキー(子供時代) / 吉井克斗
ケロヨン(子供時代) / 森山拓哉
コンチ(子供時代) / 清水歩輝
ケンヂ(中学時代) / 田辺修斗
万丈目胤舟 / 石橋蓮司
神様 / 中村嘉葎雄
キリコ / 黒木瞳

2008年前後の興行収入ランキング

歴代の興行収入ランキング

  1. 日本歴代興行収入ランキング(Top100)
  2. 世界歴代興行収入ランキング(Top200)

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