記事内に広告が含まれています

José Padilla(ホセ・パディーヤ):Chill out(チルアウト)を広めたCafe Del Marの伝説のDJ

この記事は約5分で読めます。

プロフィール

José Padilla(ホセ・パディーヤ)

Chill Out(チル・アウト)の神様で伝説のDJです。ホセ・パディーヤ(またはホセ・パディージャ)と読みます。

バレアリック・レジェンドとも呼ばれます。

バレアリックとはイビサ島を含むスペイン南部の地中海に浮かぶ群島の呼称です。

つまり、バレアリック・レジェンドとはイビサ・レジェンドということです。

ちなみに、イビサが発祥となったサウンドをバレアリック・サウンドとも言います。

バレアリック・シーンではChris CocoLenny Ibizarreと並ぶ最重要人物です。

1955年12月4日、スペインのバルセロナに生まれました。

若い頃からDJとしてバルセロナで活躍をしていましたが、都会の喧騒から離れるため、20才頃(1975年)にイビサに渡ります。

イビサでもDJをやっていましたが、1990年頃にいったんDJ活動を停止します。

1991年にイビサで最も有名なバーであるCafe del Mar(カフェ・デル・マー)に誘われDJを再び始めます。

その後はCafe del Marと共に歩み、共に有名になっていきました。

Cafe del Mar(カフェ・デル・マー)を有名にした最大の立役者であり、初期Cafe del Marのコンパイラーでした。

この人が、現在の音楽シーンに与えた影響は計り知れません。

そもそも、ジャンルの垣根を取っ払って、DJプレイをしたこと自体が衝撃的でした。

そして、そこから発展させて、現在ではChill Out(チル・アウト)と呼ばれるスタイルも築き上げました。

2020年10月18日、64歳で亡くなりました。結腸ガンでした。

José Padilla (DJ) - Wikipedia

チルアウト、バレアリック発祥のスペイン・イビザ島。そのパイオニアであり最も有名なスペース、カフェ・デル・マー(Cafe Del Mar)と共に広く知られ、世界中に大きな影響を与えたレジェンダリーDJがホセ・パディーヤである。

1955年生まれ、70年台中期にはイビザにてウェイターの傍らDJとしてのキャリアもスタートさせた、文字通りのクラブシーン第一世代。特に90年代にリリースされたオムニバス・シリーズ『CAFE DEL MAR』は、ただ曲を選んだだけではなく、まるでオリジナル・アルバムを聴いているかのような統一性と完成度を誇り、コンピレーションの次元を超えたと言われる。内容の評価もさることながらセールスでも結果を残し、クラブミュージックを聴かない層にもアピールできる魅力は現在でも至る所で語られている。

“https://tower.jp/article/feature_item/2015/05/19/0105 “(最終確認日:2017年2月11日)

1955年バルセロナ生まれ。若くしてクラブDJとなりバルセロナで活動をしていたが、都会の喧騒をのがれ、1975年にイビサ島へ渡る。当時からウェイターなど をやりながらDJ活動を始める。この間10数年で、バレアリック・ハウス・スタイルを完成させる。PachaやKu(現在のPrivillege)といったクラブでDJ PIPPI、ALFREDOらとともに、’70年代、’80年代の初期イビサ黄金時代を牽引。その後’90年代に入り一時、DJ活動を休止する も、イビサで最も有名なバー、Cafe Del Marのオーナーに誘われ再びDJ活動を再スタート。ジャンルを超えた彼のセンス良い選曲が人気を呼び、’94年にバーの名前を冠したコンピレーショ ン・アルバム『Cafe Del Mar Volumen Uno』をリリース。瞬く間に彼の名は世界に知られることとなった。翌’95年には『Cafe Del Mar Volumen Dos』、’96年に『Cafe Del Mar Volumen Tres』と年を追う毎にその人気は大きくなっていき、’98年にシリーズ第5弾『Cafe Del Mar Volumen Cinco』をリリースする頃には念願の初のソロ・アルバム『SOUVENIR』もリリース。同時にあまりに有名になり過ぎたCafe Del Marを離れる決意をするものの、ベスト盤はヨ−ロッパで30万枚のセ−ルスを記録しゴ−ルドディスクを獲得、あのマドンナも「私の愛聴盤」としてJosé Padillaの名前を挙げた。その後シールと元 ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズのエンデイア・ダヴェンポートが参加し大きな話題を呼んだアルバム『ナヴィゲーター』を発表し、20年以上の時を越えて今も愛される名曲「Adios Ayer」はここに生まれた。その後も、映画「イビサ・ドリーム」のサウンド・ト ラックの監修や、新しいシリーズ『Cafe Solo』、『Bella Musica』などを次々と発表していくなど、オリジナル・チルアウトDJとして現在も世界中からラヴ・コ−ルに答え続け、JAZZの名門BLUE NOTEのトラックでコンパイルしたBEACH CLASSICSを2012年にリリース。2015年、満を持してフル・アルバム『So Many Colours』を南米ウルグアイのプンタ・デル・エステ発、現在はイビサに活動の拠点をおくレーベルInternational Feel Recordings よりリリース。チルアウトの巨匠が極上のハウスプロデューサーでもあることを全世界に知らしめた名盤である。

“https://feuinc.com/jose-padilla/ “(最終確認日:2017年2月11日)

主要ディスコグラフィー

1993 Café del Mar, Vol 1
1994 Café del Mar, Vol 2
1995 Café del Mar, Vol 3
1996 Café del Mar, Vol 4
1997 Café del Mar, Vol 5
1998 Souvenir
1999 Café del Mar, Vol 6
2001 Navigator
2002 Navigator (Special Ed.)
2002 El Sueno de Ibiza
2005 Man Ray, Vol 4
2006 Café Solo
2007 Café Solo, Vol 2
2009 Café Mambo Ibiza 09
2010 Ibiza Classic Sunset
2010 Here comes the sunset vol.4- Singita, miracle beach
2012 Blue Note Beach Classics – presented by José Padilla
2015 So Many Colours
2017 Jose Padilla’s House Party

タイトルとURLをコピーしました