Cafe del Mar 4 (1997年)の紹介と感想

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カフェ・デル・マー(Cafe del Mar)の第4弾。

レーベル移籍第一弾。ジャケットは海の中の玉にCafe del Marの文字が浮かび上がっている写真です。

このアルバム

1曲目 Jose Padilla / Que Bonito:Jose Padillaらしい一曲。涼やかな感じは、地中海の風を運んできてくれます。

暑い夏にクーラーのガンガンに効いた部屋で、炭酸のきっつい飲み物を飲みながら聞くと最高です♪。

4曲目 Paco Fernandez / Grillos:ギターにピアノにパーカッション。これらにエコーのかかった子供の声がはいります。この子供の声がとても印象的ですが、この声が入ることによって不思議なことに透明感が生まれています。

8曲目 Levitation / Out Of Time:chilloutとしては、かなりカッコイイ仕上がりです。chilloutはその音楽の傾向からカッコイイ音とはあまり縁がありません。ですが、珍しくもこの曲はなかなかカッコイイ。出だしから期待させてくれるし、キックの入り方が”いくぜ”って感じで気合いが入っています。

10曲目 Chicane / Offshore:題名の通り広い海原を感じさせてくれます。穏やかに晴れている大洋をヨットで一人旅をしているかのようです。トランスで多くのヒット曲を持つ有名なChicane。Chicaneの曲は他にもChill Outで使えそうな曲が何曲かあります。Chicaneはアルバムもバランスがとれているのでお薦めです。

12曲目 Karen Ramirez / Troubled Girl:スペイン語バージョン。どことなくカリブ海の雰囲気があります。それはある意味キューバと言ってもよいかもしれません。そんなイメージです。Karen RamirezはTrouble Girl以外の曲でUKチャートの上位に食い込んでいます。

13曲目 Phil Mison / Lula:Chill Out DJのPhil Mison(フィル・ミゾン)の曲。

14曲目 Stan Getz / Street Tattoo:セクシーなサックス。ジャジーな香りはやはり終りの曲にふさわしい。日が沈み、これから本格的な夜のシックな世界が繰り広げられるのです。

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※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Cafe del mar cuatro
1997年
compiled by Jose Padilla
label : MANIFESTO

Artist / titile
1 Jose Padilla / Que Bonito
2 John Martyn / Sunshines Better (Talvin Singh)
3 Indo-Aminata / Leo Leo
4 Paco Fernandez / Grillos
5 Voice Of Kwahn A.D. / Return Journey
6 Les Jumeaux / Miracle Road
7 Wasis Diop feat. LenaFiagbe / No Sant (Flytronix Mix)
8 Levitation / Out Of Time
9 Fila Brazilla / Place De La Concorde
10 Chicane / Offshore (Ambient Mix)
11 Afterlife / 5th & Avenida
12 Karen Ramirez / Troubled Girl (Spanish Version)
13 Phil Mison / Lula
14 Stan Getz / Street Tattoo

アーティストの紹介

José Padilla(ホセ・パディーヤ)

José Padilla(ホセ・パディーヤ):Chill out(チルアウト)を広めたCafe Del Marの伝説のDJ
言わずと知れた、Chill Out(チル・アウト)の神様で伝説的DJ。ホセ・パディーヤ(またはホセ・パディージャ)と読む。1955年スペインのバルセロナ生まれ。若い頃からDJとしてバルセロナで活躍をしていたが、都会の喧騒から離れるため、20才頃にイビサに渡る。

シリーズの前・後、同年

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・なし

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