渋谷で友人と喫茶店で時間をつぶしている時、ラジオから流れてきたのが「Welcome to the Jungle」でした。
流れてきた瞬間に、何だこれスゲェ、と驚いたのを記憶しています。
当時の自分の周りにはハードロック、ヘビメタ好きが多かったのですが、瞬く間にGuns N’ Rosesに魅了されていきました。
そして、一様にGuns N’ Rosesのファーストアルバム「Appetite for Destruction」にハマっていったのです。
ハードロック、ヘビメタは高校の3年間でほぼ終わってしまったのですが、この時期は、本当にハードロック、ヘビメタが面白い時期でした。
リアルタイムでホットな時期を過ごせたのは今思えば幸せなことです。
自分の中では、このアルバムが当時のムーブメントの最高地点の一つだと感じたことが、このジャンルから離れいくキッカケになりました。
このアルバム
Guns N’ Rosesのファーストアルバムから5曲がシングルカットされました。
1987年に「It’s So Easy」。
1988年に「Welcome to the Jungle」がシングルカットされ、全米7位まで登りました。
そして、同じ年には、天才的なギターアンセムから始まる「Sweet Child o’ Mine」がシングルカットされ、全米1位になります。
1989年には「Paradise City」が全米5位となり、「Nightrain」がシングルカットされました。「Nightrain」は全米93位で終わっています。
やはり、このアルバムからはこの3曲でしょう。
1.Welcome to the Jungle
- ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」(2021年版)の第491位です。
2.Paradise City
- 英ラジオ局Absolute Radioのリスナーが選ぶ「最も偉大なギター・アンセム」(2023年)の”第21位”に選ばれました。
3.Sweet Child o’ Mine
- 英ラジオ局Absolute Radioのリスナーが選ぶ「最も偉大なギター・アンセム」(2023年)の”第1位”に選ばれました。
- ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」(2021年版)の第88位です。
シンプルながらもメロディアスなギター・アンセムから始まる名曲です。
それゆえに、時代を経てもカヴァーやリミックスされて、定期的に姿を見せてくれるのでしょう。
Guns N’ Roses / Appetite for Destructionの曲目
Guns N’ Roses
Appetite for Destruction
(1987)
- Welcome to the Jungle
- It’s So Easy
- Nightrain
- Out ta Get Me
- Mr. Brownstone
- Paradise City
- My Michelle
- Think About You
- Sweet Child o’ Mine
- You’re Crazy
- Anything Goes
- Rocket Queen
1987年の他のアルバム