感想/コメント
ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作としたアメリカのテレビドラマです。全部で8シーズンの予定です(2018年時点)
「Thrones」とは玉座のことで、つまりは「ゲーム・オブ・スローンズ」とは、「玉座を巡る争い」ということです。
日本語でゲームというと、いわゆる遊具としての「遊び」になってしまいますが、本来の「ゲーム」には駆け引きという意味合いがあるので、本作の場合は、その意味合いになります。
さて、このシリーズには、明確な主人公はいません。プロットが重要な作品です。
本作の場合、大事なプロットは次のようになるでしょう。
- タイトル通りの七王国の鉄の玉座をめぐる争い
- (徐々に明かされていくことになりますが)ウェスタロス極北部の「壁」での不穏な動き
- ターガリエン家のデナーリス・ターガリエンの鉄の玉座奪還の物語
これらの主要なプロットに即して、それぞれ重要人物が配置されていきます。その重要人物を囲むようにして、9つの諸名家の策謀がうごめくのです。
あらすじ/ストーリー/ネタバレ
第1話「冬来たる」
ティリオンの名言。「立場を忘れるな 世間は忘れないが鎧として纏えば弱点にならない」そう言われたジョン・スノウは「あなたに何がわかるって言うんです」と返す。ティリオンは言う「この体じゃあ、お前と立場は同じだ」
「壁」の向こうの謎の黒い生き物
ナイツ・ウォッチのレンジャー3人が王国の北端の「壁」を超えて偵察に出ていた。「壁」は氷でできた巨大な防御壁だ。
若いレンジャーが子供を含む男女達が虐殺され死体がバラバラになっているのを発見した。2人の仲間に知らせて3人で現場にも度てきたが、死体は消えている。
若いレンジャーが周辺を捜していると、仲間が襲われた叫び声が聞こえた。走って逃げる若いレンジャー。突如現れた謎の黒い生き物が生き残っていたもう一人の仲間の首を切り落とし、首を足元に投げてよこした。
ウィンターフェル
北部のウィンターフェルでスターク家のブランが弓の練習をしていた。その後ろから次女のアリア・スタークが、ブランの肩越しに矢を放ちど真ん中に見事命中させた
遠目にそれを父ネッド・スタークと母キャトリン・スタークが見ていた。ブランの傍らには、長男ロブ、末っ子リコン、ネッドの私生児であるジョン・スノウがいる。
ネッドの元にナイツ・ウォッチの脱走者が捕まったという報せが届いた。
ナイツ・ウォッチは脱走したら処刑されることになっている。ネッドは脱走者の処刑を行うことになった。ネッドはまだ幼いブランを含めた息子たちを連れて処刑場に向かった。
ホワイトウォーカーを見たというナイツ・ウォッチ
処刑の前、若いレンジャーウィルはネッドに告げた。それはホワイトウォーカーをみたというのだ。
ホワイトウォーカーは何千年も前にいなくなっているはずだった。
ウィンターフェルへの帰り道、一行はダイアウルフの仔狼5匹を見つけた。それはスターク家の子どもの人数と同じだ。なによりもダイアウルフはスターク家の家紋だ。ダイアウルフはスターク家の子供たちそれぞれに与えられることになった。
その場を去ろうとした時、もう一匹白子の仔狼がいるのを見つけた。その仔狼はジョン・スノウのものとなった。
キングズランディングでの「王の手」の葬儀
7つの大国の首都キングスランディングでは「王の手」であったジョン・アリンの葬儀が行われていた。
見ているのは王妃サーセイ・バラシオンとその双子の弟ジェイミー・ラニスターだ。
サーセイはアリンが死ぬ前に秘密を誰かに漏らしたのではないかと心配している。ジェイミーは心配していない。
ジョン・アリンの死と王ロバート・バラシオンがウィンターフェルを訪問するという報せがネッドに届く。王ロバートは新しい「王の手」としてネッドに頼みに来るのだ。
エダード・スターク「王の手」になる
王ロバートはネッドに「王の手」になるように頼み、ネッドの長女サンサと王の息子である王子ジョフリーを婚約させ、両家の連結を強めようと提案する。
ジョン・スノウはネッドの私生児であり、スターク家の者ではなかった。
伯父でありナイツ・ウォッチのレンジャーでもあるベンジェン・スタークがやってきた。ジョンは戻る際に一緒に「壁」に連れて行ってくれるように頼むが、まだ若すぎるという。
王妃サーセイとジェイミーの弟である小人のティリオン・ラニスターが現れ、ジョンに対しネッド・スタークの私生児かと聞くと、ジョンはそれに腹を立てる。
しかしティリオンは自分自身が何者なのかを常に自覚しておくこと、そうすればそれによって傷つけられることはないと忠告した。
宴会でベンジェンもホワイトウォーカーの報告を聞いたとネッドに告げた。
ターガリエンの遺児たち
南東のナロウシーではヴィセーリス・ターガリエンが妹デナーリスをドスラク族の族長ドラゴに嫁がせようとしていた。ヴィセーリスはドスラク族の軍隊を使い奪われた王座を奪還することを目論んでいた。
結婚式でデナーリスはイリリオ・モパティスからドラゴンの卵とターガリエンの忠実なナイトであるジョラー・モーモントから七つの国の歴史の本を送られる。
キャトリン・スタークは亡きジョン・アリンの妻で妹のライサ・タリーからジョン・アリンはラニスターによって殺されたのではないかという報せを受け取った。
ブラン・スタークの事故
ブランがいつものよう塔の壁をよじ登って遊んでいた。
廃墟となった塔の中から声が聞こえる。そこで王妃サーセイとその双子の弟であるジェイミー・ラニスターの禁断の関係を目撃してしまい、ブランは塔から突き落とされた。
第2話「王の道」
ティリオン・ラニスターの名言。ジョン・スノウがティリオンになぜ本ばかりを読むのかをたずねた時の答えが秀逸。「兄には剣があり俺には精神がある。剣には砥石、精神には書物が必要だ。だからたくさん読む」
ジョン・スノウの「壁」への出発
母キャトリンは意識不明でベッドに横たわるブランに付き添っていた。
ブランが何者かによって命を狙われる。
ジョンとティリオンは「壁」へと出発する。
ネッドもまたウィンターフェルを去り、王とともに王都キングズ・ランディングへ向かう。
二日酔いのティリオン・ラニスターがスターク家の犬舎で目覚めると王子ジョフリー・バラシオンが立っていた。
母サーセイがティリオンを探していたという。今日キングズランディングに戻るというのだ。
ティリオン・ラニスター
ティリオンは戻る前にブラン・スタークの落下に関してスターク家におくやみを述べるようにジョフリーに命令する。ジョフリーは無視するが、ティリオンに顔を叩かれ、屈辱的に去っていった。
ティリオンは王妃サーセイ・バラシオンと兄ジェイミー・ラニスターと一緒に朝食を取った。
ティリオンは「壁」に行くつもりであることを告げた。そしてブランが助かるかもしれない聞いたことを話す。
ジョン・スノウが「壁」に行くために鍛冶場で準備をしていると、ジェイミー・ラニスターがやってきた。
ホワイトウォーカーや得体の知れないものから君のような強い男が守ってくれて感謝するよとバカにした様子で言う。
ジョン・スノウの別れ
ジョン・スノウがアリアの部屋にやってきて剣をプレゼントした。異母兄妹の別れだ。
ジョンは意識が戻らないブランのもとにお別れを言いにやってくる。
キャトリンは昔の戦争の後戻ってきたときに私生児ジョンを連れて帰ってきたように、ネッドがキングズランティングに行っている間耐え続けることは出来ないという。ネッドは選択肢はないと言う。
ジョンとネッドがウィンターフェルを去る。ネッドがキングズランディングへ、ジョンは「壁」へ。
二人が別れるとき、ジョンはネッドに自分の母親について尋ねる。次に会ったときに必ず母親に関して話すことをネッドは約束する。
ネッドは王とキングズランディングへ向かい、ジョンは伯父ベンジェンとティリオンと「壁」に向かう。
北に向かう途中、ジョンは他のナイツ・ウォッチとなるメンバーと出会った。
彼らは絞首刑にか壁に行くかで「壁」を選んだ犯罪者だ。
ブランへの襲撃
ロブ・スタークとメイスター・ルーウィンがキャトリンのところにやってきて、話した後、突如フードをかぶった男が突然現れブランを殺そうとする。
キャトリンは必死で抵抗するが、ブランの狼サマーが現れて助けた。サマーはブランの無事を確認するかのようにベットにあがり、座り込んだ。
キャトリンは塔からブロンドの髪を発見した。
ロドリック・カッセル、シオン・グレイジョ、マイスター、息子ロブを集めてブランが塔から落ちたのではなく見ては行けない物をみたために突き落とされたのだ思っている事を話す。
襲撃に使われたのが高価な短剣だったことからラニスターがブラン襲撃に関わっていると確信する。
キャトリンとロドリックはネッドに警告をするためにキングズランディングに向かうことを決める。
デナーリス・ターガリエン
デナーリスとドスラク族は平原の東へと向かう。
侍女達が小さな傷の手当をしながらドラゴンに関しての様々な伝説に関して話しをしている。
デナーリスはその一人がここに来る前に売春宿で働いていた事を知り、どうやったら夫ドラゴを喜ばせるか教えてほしいと聞いた。
いつものようにデナーリスをあつかうドラゴだったが、デナーリスは抵抗しメイドが教えてくれたようにする。これにより、はじめてお互いが通じ合えたような2人。
道中、ロバートとネッドは食事のために休憩をしている。若い頃や昔の戦争や女について思い出話をしている。
デナーリス・ターガリエンがドスラク族の長と結婚した連絡を受けたことをネッドに話すロバート。ロバートはネッドの妹であるリアナ・スタークはターガリエン家のせいで死んだことを念を押し、全てのターガリエン家を殺すと言った。
サンサ・スタークとジョフリー・バラシオン
サンサは王子ジョフリーから川を散歩するのに誘われる。
二人は、妹アリアと肉屋の息子が木の棒で剣術の練習をしているところに出くわす。
ジョフリーのふざけが過ぎてアリアの飼っているダイアウルフのナイメリアがアリアを守るために突然現れて、ジョフリーの腕に噛み付いた。
王子であるジョフリーに噛み付いたことでナイメリアが殺されてしまうとわかっているアリアはナイメリアに逃げるように命令した。
ラニスター家の家来がアリアを見つけ、王妃サーセイの命令で王ロバートとサーセイのもとに連れてこられる。
サーセイは息子ジョフリーが何の非もなく、被害者だというが、アリアは反論する。
王妃はサンサを呼ぶが、サンサは嘘をついて何が起こったのかまったく覚えていないという。アリアは姉に対してぶち切れた。
サーセイはダイアウルフの処分を主張した。ネッドはせめてその処分を自分自身で行わせるようにいう。
ネッドはつながれているダイアウルフのところにやってきて、お別れするようになでた。
ダイアウルフの命を絶ったとき、意識不明だったブランが目覚めた。
各シーズン紹介
シーズン1
- 第1話「冬来たる」、第2話「王の道」
- 第3話 「冥夜の守人」、第4話 「壊れたものたち」
- 第5話 「狼と獅子」、第6話 「黄金の冠」
- 第7話 「勝つか死ぬか」、第8話 「進軍」
- 第9話 「ベイラー大聖堂」、第10話 「炎と血」
シーズン2
- 第1話「王の乱立」、第2話「粛清」
- 第3話 「鉄の決意」、第4話 「光と影」
- 第5話 「ハレンの巨城」、第6話 「古今の神々」
- 第7話 「義なき男」、第8話 「決戦前夜」
- 第9話 「ブラックウォーターの戦い」、第10話 「勝者」
シーズン3
- 第1話「新たな時代」、第2話「三つ目の鴉」
- 第3話 「処罰の道」、第4話 「穢れなき軍団」
- 第5話 「炎の口づけ」、第6話 「登壁」
- 第7話 「女剣士と熊」、第8話 「次子-セカンドサンズ-」
- 第9話 「キャスタミアの雨」、第10話 「次なる戦いへ」
シーズン4
- 第1話「二本の剣」、第2話「獅子と薔薇」
- 第3話 「奴隷解放者」、第4話 「誓約を果たすもの」
- 第5話 「新王誕生」、第6話 「裁判」
- 第7話 「月の扉」、第8話 「山と毒蛇」
- 第9話 「黒の城の死闘」、第10話 「世継ぎたち」
シーズン5
- 第1話「新たな戦いの幕開け」、第2話「黒と白の館」
- 第3話 「雀聖下」、第4話 「ハーピーの息子たち」
- 第5話 「壁の決断」、第6話 「父の仇」
- 第7話 「贈り物」、第8話 「堅牢な家」
- 第9話 「竜の舞踏」、第10話 「慈母の慈悲」
シーズン6
- 第1話「紅の女」、第2話「故郷」
- 第3話 「背任者」、第4話 「異客の書」
- 第5話 「扉」、第6話 「血盟の血」
- 第7話 「砕かれし者」、第8話 「誰でもない者」
- 第9話 「落とし子の戦い」、第10話 「冬の狂風」
シーズン7
- 第1話「ドラゴンストーン」、第2話「嵐の申し子」
- 第3話 「女王の正義」、第4話 「戦利品」
- 第5話 「イーストウォッチ」、第6話 「壁の向こう」
- 第7話 「竜と狼」
情報(題名・監督・俳優など)
監督:ティモシー・ヴァン・パタン、ブライアン・カーク、ダニエル・ミナハン、アラン・テイラー
原作:ジョージ・R・R・マーティン
シーズン1主要人物
スターク家
- エダード・スターク / ショーン・ビーン (スターク家当主。通称ネッド。)
- ロブ・スターク / リチャード・マッデン (スターク家の長男。「北の王」)
- サンサ・スターク / ソフィー・ターナー (スターク家の長女)
- アリア・スターク / メイジー・ウィリアムズ (スターク家の次女)
- ジェンドリー / ジョー・デンプシー (アリア・スタークの友。ロバート王の落とし子。)
- ホット・パイ / ベン・ホーキー (アリア・スタークの道連れ。パン屋の息子。)
- ブラン・スターク / アイザック・ヘンプステッド=ライト (スターク家の次男。転落事故で下半身不随。)
- オシャ / ナタリア・テナ (スターク家の召使。元「野人」。)
- ホーダー / クリスチャン・ナイアン (スターク家の召使。)
- リコン・スターク / アート・パーキンソン (スターク家の末息子)
- キャトリン・タリー / ミシェル・フェアリー (エダード・スタークの妻。タリー家出身)
- ジョン・スノウ / キット・ハリントン (エダードの落とし子、「ナイツウォッチ」)
- ベンジェン・スターク / ジョゼフ・マウル (エダードの弟。「ナイツウォッチ」の哨士長。)
- リカード・カースターク / スティーブ・ブラント (スターク家の旗主カースターク家の長)
- ジョン・アンバー / クライブ・マントル (スターク家の旗主アンバー家の当主)
- グレイトジョン / クライブ・マントル (スターク家の旗主、ジョン・アンバー)
- グレイウィンド / (ロブのダイアウルフ)
- レディ / (サンサのダイアウルフ)
- ナイメリア / (アリアのダイアウルフ)
- サマー / (ブランのダイアウルフ)
- シャギードッグ / (リコンのダイアウルフ)
- ゴースト / (ジョン・スノウのダイアウルフ)
- シリオ・フォレル / ミルトス・イェロレムー (ブレーヴォス出身のアリアの剣の師)
- メイスター・ルーウィン / ドナルド・サンプター (スターク家に仕えるメイスター)
- ロドリック・カッセル / ロン・ドナキー (スターク家の武術師範)
グレイジョイ家
- シオン・グレイジョイ / アルフィー・アレン (グレイジョイ家の世継ぎ、スターク家の里子。「鉄諸島」)
アリン家
- ジョン・アリン / ジョン・スタンディング (前任の「王の手」)
- ロビン・アリン / リノ・ファシオリ (ジョン・アリンとライサの息子。)
ラニスター家
- タイウィン・ラニスター / チャールズ・ダンス (ラニスター家の当主、サーセイらの父)
- サーセイ・ラニスター / レナ・ヘディ (ロバート王の妃、ジェイミーと双子)
- ジェイミー・ラニスター / ニコライ・コスター=ワルドー (「王の盾」の騎士、サーセイと双子)
- ティリオン・ラニスター / ピーター・ディンクレイジ (サーセイとジェイミーの弟。小人。)
- ランセル・ラニスター / ユージーン・サイモン (ケヴァンの息子でサーセイらの従兄弟)
- ブロン / ジェローム・フリン (ティリオンの友人。傭兵。)
- サンダー・クレゲイン / ロリー・マッキャン (ラニスター家の家臣「ハウンド」。グレガーの弟)
- グレガー・クレゲイン / コナン・スティーブンス (ラニスター家の家臣 「マウンテン」。サンダーの兄)
- シェイ / シベル・ケキリ (ティリオンの愛人。エッソス出身の娼婦。)
- エイモリー・ローチ / フィンタン・マッキィーオン (ラニスター家の家臣)
- イリーン・ペイン / ウィルコ・ジョンソン (口のきけない首斬り役人)
- ケヴァン・ラニスター / イアン・ゲルダー (西部の領主タイウィン・ラニスターの弟)
- マーリン・トラント / イアン・ビーティー (「王の盾」の騎士)
- マンドン・ムーア / ジェームス・ドラン (「王の盾」の騎士。ティリオンを襲う)
タイレル家
- ロラス・タイレル / フィン・ジョーンズ (マージェリーの兄。「花の騎士」)
バラシオン家
- ロバート・バラシオン / マーク・アディ (七王国の王。エダードの親友。)
- ジョフリー・バラシオン / ジャック・グリーソン (王。ロバート王とサーセイの長男。)
- トメン・バラシオン / カラム・ワリー (王。ジョフリーとミアセラの弟。)
- ミアセラ・バラシオン / エイミー・リチャードソン (ジョフリーの妹、トメンの姉)
- レンリー・バラシオン / ゲシン・アンソニー (ロバート王の末弟)
タリー家
- ライサ・タリー / ケイト・ディッキー (キャトリンの妹。ジョン・アリンの妻)
- サムウェル・ターリー / ジョン・ブラッドリー (「ナイツウォッチ」。ジョン・スノウの太った友人)
- ウォルダー・フレイ / デイビッド・ブラッドリー (フレイ家当主。タリー家の旗主。)
- ジョノス・ブラッケン / ジェリー・オブライエン (タリー家の旗主)
ターガリエン家
- ヴィセーリス・ターガリエン / ハリー・ロイド (ターガリエン家の王子)
- デナーリス・ターガリエン / エミリア・クラーク (ターガリエン家の王女。ヴィセーリスの妹)
- ヴィセーリオン / (デナーリスのドラゴン)
- ドロゴン / (デナーリスの最大のドラゴン)
- レイガル / (デナーリスのドラゴン)
- ジョラー・モーモント / イアン・グレン (ジオーの息子、デナーリスの家臣)
- バリスタン・セルミー / イアン・マッケルヒニー (「王の盾」の元総帥でデナーリスの家臣)
- イリ / アムリタ・アチャリア (デナーリスの世話をする奴隷)
- ドリア / ロクサーヌ・マッキー (デナーリスの侍女)
- イリリオ・モパティス / ロジャー・アラム (ペントスの豪商、デナーリスの庇護者)
- エイモン / ピーター・ヴォーン (「壁」の盲目のメイスター、ターガリエン家出身)
ナイツウォッチ
- ジオー・モーモント / ジェームズ・コスモ (「ナイツウォッチ」の総帥。ジョラーの父)
- ジャノス・スリント / ドミニク・カーター (「王都の守人」総帥。後に「ナイツウォッチ」)
- グレン / マーク・スタンリー (「ナイツウォッチ」、ジョンの友)
- ピップ / ジョセフ・アルティン (「ナイツウォッチ」、ジョンの友)
- ヨーレン / フランシス・マギー (「ナイツウォッチ」の新兵募集係)
- ラスト / ルーク・バーンズ (「ナイツウォッチ」の反乱者)
ドスラク人
- カール・ドロゴ / ジェイソン・モモア (ドスラク人の族長でデナーリスの夫)
- ラカーロ / エリス・ガベル (デナーリスに仕えるドスラク人)
壁
- アリザー・ソーン / オーウェン・ティール (「壁」の武術師範)
- オセル・ヤーウィック / ブライアン・フォーチュン (「壁」の工士長)
旗印のない兄弟団
- ベリック・ドンダリオン / デイヴィッド・スコット (無法者集団「旗印のない兄弟団」の長)
小評議会
- ピーター・ベイリッシュ / エイダン・ギレン (蔵相、小貴族の出、”リトルフィンガー”)
- ロス / エスメ・ビアンコ (ベイリッシュのスパイの娼婦)
- ヴァリス / コンリース・ヒル (スパイの元締めの宦官)
- パイセル / ジュリアン・グローヴァー (王に仕えるグランド・メイスター)
その他
- ミリ・マズ・ドゥール / ミア・ソテリュー (ラザール人の治療者で妖女)