A Day In Riminiの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

イタリア最大の避暑地RiminiをイメージコンセプトとしているミックスCD。

このA Day In Riminiと対をなすのがA Night In Riminiである。

前者が昼のRiminiをイメージしており、後者が夜のRiminiリミニをイメージしているようだ。

Riminiはリミニもしくはリーミニという。サンマリノ共和国への観光客の主要な玄関口となっている。映画監督フェデリコ・フェリーニの故郷としても有名。

爽やかさと暑苦しさとが同居しているのはイタリアならでは。

DISC1

1曲目:爽やかな始まり。Chill Out cafe volume cinque (5)にも収録。

2曲目:しっとりとした女性ボーカル

3曲目:Astor Piazzolla(アストル・ピアソラ)の曲。1974年の作品をリミックスしたもの。曲名は「自由」と「タンゴ」を合わせたもの。

4曲目:タンゴからハウスへ。シンプルだが、明るく開放的な曲。

5曲目:このお祭り騒ぎはスゴイ!。熱い、熱い、熱い!!

6曲目:一挙にクールダウン。

7曲目、8曲目:素朴な感じのラウンジもまたよし。

9曲目、10曲目、11曲目:夏にはやはりブラジリアン系の音が必要ですなぁ。

ところで、10曲目が誰の曲だったか思い出せない。Dorival Caymmi の曲という認識でいいのだろうか?

12曲目:ジャジーな感じに、バックで面白いサンプリングをしている。

13曲目:クール。な中に、温かさもある。

14曲目:このタイトルにあるPavarottiとはオペラ歌手のパバロッティのことを指しているのだろうか?だとすると、ずいぶんな皮肉を込めた曲になるが…。

DISC2

1曲目:クールにスタート。

2曲目:スタンダードなジャズといってよさそう。ラウンジの雰囲気が出まくり。

3曲目:ボサで、ムーディな一曲。

4曲目:引き続きブラジリアン。ムーディというには、少し明るいか。

5曲目:やはりこのおじさんは安心できる。Beach Groovesにも収録。

6曲目:前曲が冷たい格好良さをもっていたので、この曲は温かさで勝負。

7曲目:須永辰緒によるリミックス。

8曲目:スタンダードな感じ。これもどっかで聞いたことがある曲なんだよなぁ。誰かの曲のリミックスのような気がするのだが…。

9曲目:雑音なしのクリアなギターの音がよい。

10曲目、11曲目:優しい感じのブラジリアン。

12曲目以降は陽気さとメランコリーを混ぜ合わせたラテン・ミュージックで展開。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

A Day In Rimini
2002
Selected by Umbi Damiani & Cesare Cera
Mixed by DJ Moses
Label : IRMA

DISC1
Artist / titile
1. LTJ X-Perience / Back Roads
2. Bossa Nostra / Inverno (Cybophonia Bossa ‘N’ Funk Remix)
3. Marcheselli Produzioni / Libertango
4. X-Bass / Steel and Strings
5. Italian Secret Service / New Room
6. DJ Rodriguez / Peter Pan Syndrome
7. Deodato / Ainda Mais Lindo
8. The Easy Access Orchestra / Es Rico
9. Blue Cowboys / Bossa Fluida
10. Banda Favela / Rainha Do Mar
11. United Peace Voices / Gangchen Gompa
12. Jaymz Nylon / Nylito’s Way
13. Cybophonia / 21:18
14. Lorraine Bowen / Pavarotti Can’t Read Music

DISC2
Artist / titile
1. Black Mighty Wax / Wet Eyes
2. Italian Secret Service / Vox Media
3. Pingarilho / Samba De Luar
4. Zeb / Brazilenco
5. LTJ X-Experience / Electric Shades
6. Clan Greco / Free Bossa
7. Montefiori Cocktail / On A Clear Day
8. Deodato / Adriana
9. Chris Joss / Sequel
10. Gazzara / Bossa Rouge
11. Clan Greco / Bossa Beach
12. Rod’s Soul Doctor / Dirty Love
13. Combo Experience / Bossa Samuvara
14. Preo / Gitana

アルバムの評価

★★★★★★★☆☆☆
【評価の内訳】3.8
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.3
Aランク:
 Disc1:-
 Disc2:-
Bランク:
 Disc1:1曲目、3曲目、4曲目、10曲目、11曲目、13曲目
 Disc2:4曲目、5曲目

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