the Corrs / Talk On Corners(1997年)の紹介と感想

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このアルバム

デビュー・アルバムの「Forgiven Not Forgotten」からだいぶ傾向が変わりました。

2作目にして、トラディショナルなテイストが薄れて、商業ベースの音へと移行して始めたのです。

1作目のテイストをガラリと変えたのはいいのですが、変えすぎです。全くの別バンドかと思ったくらいで、正直がっかりした覚えがあります。

それでも、インストが入り込んでいるので、まだ、the Corrsらしさが残っています。トラディショナルなテイストも4曲目、6曲目、13曲目などに面影を残しています。

楽曲自体も、商業ベースに近く洗練されたものになっています。ただし、トラディショナルなものから商業ベースへの移行中という感じもあり、曲によっては迷いが感じられます。

the Corrs(ザ・コアーズ)プロフィール

コアーズは、長男であるジム(Jim Corr : Keyboards, Guitar, Vocals,1968年7月31日生まれ)を中心にシャロン(Sharon Corr : Violin, Vocals,1970年3月24日生まれ)/キャロライン(Caroline Corr : Drums, Badhran, Vocals,1973年3月17日生まれ)/アンドレア(Andrea Corr : Lead Vocals, Tin Whistle,1974年5月17日生まれ)の3姉妹を加えた、コアー兄妹によるバンド。
結成は1990年、デビューは1995年。1995年にデヴィッド・フォスターのレーベルから1stアルバム「遥かなる想い」をリリース。
2000年にリリースした3rdアルバム「イン・ブルー」は、アメリカでもプラチナ・アルバムを獲得するなど、日本を含む全世界で軒並みヒットを記録。この「イン・ブルー」は、従来のケルト色の強いサウンド・プロダクションから一転、USメイン・ストリーム路線のストレートなポップへ転換した。
元々のサウンドは、アイルランドの伝統的なケルト・サウンドにポップスを融合させたもの。ケルティックなテイストをちりばめたシックなサウンドだった。「悲しみの中にも希望がある」と自らの音楽性を称するように、哀愁と温もりが共存した楽曲が持ち味。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

the Corrs
“Talk On Corners”
1997
143Records/Warner Music

  1. Only When I Sleep
  2. When He’s Not Around
  3. What Can I Do?
  4. I Never Loved You Anyway
  5. So Young
  6. Don’t Say You Love Me(1997年のバラード曲の一覧
  7. Love Gives Love Takes
  8. Hopelessly Addicted
  9. Paddy McCarthy [Instrumental]
  10. Intimacy(1997年のバラード曲の一覧
  11. Queen of Hollywood
  12. No Good for Me
  13. Little Wing
  14. Remember(1997年のバラード曲の一覧
  15. What I Know

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