ドラマのネタバレがありますので、ご覧になっていない方はご注意ください。
ジェームズ・クラヴェルの1975年の小説「将軍」(Shōgun)を原作とした全10回のドラマです。1980年に三船敏郎さん主演でドラマ化され話題になりました。2度目の映像化です。
2003年の「ラスト・サムライ」で出演して以来、ロサンゼルスを拠点にしてきた真田広之さんは、欧米で誤解されてきた日本の時代劇を、あるべき姿で撮るためにドラマ撮影に深く関与しました。
そして、真田広之さんの意向で、多くの日本人スタッフが撮影に関わっています。
撮影の多くはカナダのブリティッシュ・コロンビア州ポートムーディと、ユクルーレットという町で行われました。
SHOGUN 将軍とは?
タイトルの「将軍」は軍隊の指揮官ではなく、官位としての将軍、つまり征夷大将軍を指しています。
主人公の吉井虎永は長らく日本を治めてきた美濃原将軍家の末裔です。由緒正しい家系ということです。
ドラマでは100年ほど将軍が不在で、平和な世界のために新たな将軍の誕生が待たれていました。
美濃原将軍家の血筋とは、清和源氏の血筋という事でしょう。源頼朝から続き、足利将軍家へと連なる血筋です。
吉井虎永のモデルとなる徳川家康も源氏の流れとされますので、これをドラマでも踏襲しています。
関ヶ原の戦いの前後が舞台
舞台となるのは架空の日本。ちょうど関ヶ原の戦いが起きる直前です。
ドラマはイギリス人航海士のジョン・ブラックソーン(=按針)が乗る船が日本に流れ着くところから始まります。
時は1600年
日本との貿易で利益を享受するポルトガルのカトリック教徒たち、敵であるヨーロッパのプロテスタント教徒には所在地は秘密とされていた。
大坂では統治者である太閤の死後、残された幼い世継ぎ、そして権勢を張り合う5人の大老、彼らが望むのは絶大な力を誇る地位…
ドラマ 第1話 冒頭
権謀術数が渦巻くさまは「ゲーム・オブ・スローンズ」の一番面白かった初期を彷彿させます。
登場人物のモデル
登場人物は歴史上の人物にインスパイアされています。
- 吉井虎永(よしいとらなが):徳川家康
- ジョン・ブラックソーン/按針:三浦按針
- 戸田鞠子(とだまりこ):細川ガラシャ(明智光秀の娘、細川藤孝の息子・細川忠興の妻)
- 戸田広松(とだひろまつ):細川藤孝
- 戸田広勝(とだひろかつ)(文太郎):細川忠興
- 桐の方(きりのかた):阿茶局
- 落葉の方(おちばのかた):淀殿
- 石堂和成(いしどうかずなり):石田三成
- 大野晴信(おおのはるのぶ):大谷吉継
- 木山右近定長(きやまうこんさだなが):キリシタン大名(五大老)
- 杉山如水(すぎやまじょすい):(五大老)
- 大蓉院(だいよういん):北政所(豊臣秀吉の妻)
- 太閤(たいこう):豊臣秀吉
- 明智仁斎(あけちじんさい):明智光秀
- マルティン・アルヴィト司祭:ジョアン・ロドリゲス
設定が分かりにくいのが次の2名です。ディズニーの公式ページにもモデルがいないと書かれています。
もともとは本多正信、本多正純親子がモデルのようですが、ドラマでは味方なのか敵なのか分からない設定になっており、必ずしも本多親子とは言い切れない気がします。
- 樫木藪重(かしぎやぶしげ)
- 樫木央海(かしぎおうみ)
ドラマの収穫
このドラマの収穫は、穂志もえか(ほし・もえか)さんが世界に知られるようになったことだと思います。
「SHOGUN 将軍」は、Disney+(ディズニー・プラス)の会員になれば、常時見ることができます。
あらすじ/ネタバレ/雑学
第1話 按針
イギリス人航海士のジョン・ブラックソーンが乗る船が日本に流れ着きました。
流れ着いたのは伊豆の網代。樫木藪重の領地です。ジョン・ブラックソーンらを捕えたのは、藪重の甥・樫木央海です。
鷹狩を楽しむ吉井虎永は、息子・吉井長門に大坂に向かうことを告げます。
大坂城で虎永を待ち構えているのは石堂和成ら五大老の四人です。虎永も五大老の一人です。
亡き太閤は跡継ぎの中村八重千代が元服するまで五大老に政を任せていましたが、一枚岩ではありません。
虎永は戸田広松と共に四人の五大老の待つ間に向かいました。
そこで石堂は虎永に六組の縁談をまとめたことを詰問します。そして、江戸にいる落ち葉の方を大坂に戻すように要求しました。
その様子を見ていた虎永の家臣・宇佐美忠義が石堂に激怒します。
会見の場で無礼を働いてしまった忠義は息子とともに自害する羽目になります。
忠義の嫁は戸田広松の孫娘・藤です。藤は息子を渡すの抵抗しました。それを制したのが戸田鞠子でした。
戸田広松は虎永に命じられて伊豆へ出立しました。
その頃、伊豆では樫木央海が叔父の藪重の到着を待っていました。
ジョン・ブラックソーンと樫木央海は互いを野蛮人と思って接していました。
樫木藪重はポルトガル人の宣教師セバスチオに通訳をさせますが、セバスチオは正しく通訳するつもりがありません。
そうと感じた藪重はジョン・ブラックソーンを屋敷に連れていきます。
藪重はセバスチオを宥めるために、残りのクルーから一人を釜茹で殺します。
その頃、吉井虎永は中村八重千代の相手をし、大蓉院と会っていました。大蓉院は武家の棟梁・将軍が必要だと言いますが、虎永は興味がないと言います。
一晩中、釜茹されるクルーの悲鳴が聞こえます。その中、樫木藪重に遊女の菊が仕え始めます。
翌朝、戸田広松が伊豆に到着します。樫木藪重は全ての情報を知っている戸田広松に苦笑いします。村に間者がいる。藪重はそう思いました。
戸田広松はジョン・ブラックソーンを大坂へ連れていくことにします。通訳としてスペイン人でポルトガル船の船乗りのロドリゲスが同行します。
船は嵐に巻き込まれ、ロドリゲスが海に放り出されます。
樫木藪重が岩場に打ち揚げられたロドリゲスを救うために崖を降りますが、上手くいきません。
死を覚悟した樫木藪重は自害を試みますが、その時に救いの縄が降り、ロドリゲスと共に救われます。
ジョン・ブラックソーンはロドリゲスを救ったことに感謝し、樫木藪重に頭を下げました。
大坂城では吉井虎永は、戸田広松の息子・戸田文太郎に嫁いだ戸田鞠子を呼んでジョン・ブラックソーンの通訳をしてくれと頼みます。戸田鞠子の父・明智仁斎は14年間に亡くなっています。
ロドリゲスはジョン・ブラックソーンに言います。
「日本にはこんな諺がある。人には三つの心がある。一つ目は口のなか、世間に見せる心。二つ目は胸のなか、友だけに見せる心。三つ目は見つからないよう隠してある秘密の心。生き残りたければその心を誰にも見せるな。」
ジョン・ブラックソーンは吉井虎永に謁見し、頭を下げました。
第2話 二人の主君に仕えて
1年前の大坂城。太閤・中村秀俊が死の縁にありました。太閤は吉井虎永を枕元に呼んで、八重千代が元服するまで大老に命じました。
五大老は石堂和成、木山右近定長、大野晴信、杉山如水、そして吉井虎永。互いにけん制するための制度です。
太閤は最期に八重千代を頼みました。国の頂点に立つものは孤独であることを教えてほしいと。
ロドリゲスはポルトガル人にジョン・ブラックソーンの事を教えました。ポルトガル人はジョン・ブラックソーンを始末したいと考えました。
マルティン・アルヴィト司祭は通訳のため虎永の屋敷に向かいました。マルティンは戸田鞠子が同席することに少し動揺しました。
ジョン・ブラックソーンは按針と呼ばれました。つまり舵手の事です。
虎永はマルティンの通訳を通じでジョン・ブラックソーン(=按針)の事を聞きました。
そしてイギリスとポルトガルが敵対していることを知り、カトリックとプロテスタントが敵対していることを知りました。
この場に石堂一成が現れ、ジョン・ブラックソーン(=按針)は牢に入れられました。
その夜、鞠子は虎永に再び呼ばれ、通訳に偽りがなかったことを告げました。
江戸では虎永の孫が生まれ、落ち葉の方が大坂に戻りたいと言っていました。虎永はそれを認めざるを得ませんでした。
間者によるとポルトガル人はジョン・ブラックソーン(=按針)を目の敵にしており、キリシタン大名の木山と大野と結託する気配がありました。
虎永はジョン・ブラックソーン(=按針)を利用してキリシタン大名と石堂の仲を裂くつもりです。鞠子はそのことに気が付いていました。
牢でジョン・ブラックソーン(=按針)はドミンゴに出会い、吉井虎永の置かれている立場、他の五大老との関係を教わります。
虎永に引導を渡するつもりの石堂一成でしたが、木山と大野が評決の前にジョン・ブラックソーン(=按針)の処刑を求めました。
ドミンゴは吉井虎永の美濃原の血筋がこの国を統べる将軍の血筋であることをジョン・ブラックソーン(=按針)に教えました。
石堂一成が樫木藪重を訪ねました。そしてジョン・ブラックソーン(=按針)の事を聞いてきます。
藪重はジョン・ブラックソーン(=按針)を石堂の下におけば、キリシタン大名の木山と大野に対抗できると言いましたが、石堂はすでにジョン・ブラックソーン(=按針)の処刑が確定していると告げます。
処刑のために連行されているジョン・ブラックソーン(=按針)を樫木藪重が救い出しました。
再び虎永の前に呼ばれたジョン・ブラックソーン(=按針)の通訳を鞠子が行いました。
ジョン・ブラックソーン(=按針)はイギリスの国の女王は日本の敵ではないと話しました。
そして自分はマゼラン海峡を通ってきたことを話しました。
ポルトガル領マカオを避けるためで、マカオには日本の浪人が多くおり、密輸の鉄砲のための隠し砦があると言います。
マカオは、かつて太閤に謀叛を企てた者たちのアジトだというのです。
按針は70年前にスペインとポルトガルの間で世界を分かち合っており、日本はポルトガル領だと言いました。
鞠子は嘘だと按針に言いましたが、按針は両国が取り決めたのは、キリシタンでない者を追い出し、キリシタンが支配する国を作ることだと言いました。
按針は敵であるカトリックと戦うために日本にやってきたと言いました。
その晩、虎永はポルトガル船の出向を認めませんでした。それを知った木山が動き始めます。
虎永の屋敷に賊が押し入りました。狙われたのは按針です。
第3話 明日は明日
樫木藪重は吉井虎永に呼ばれて忍びの阿弥陀党について聞かれました。
自分の首をとるのに藪重ならいくら払うのか。そして、何が望みかと聞かれました。藪重は駿河国が欲しいと言いました。
すると、虎永は駿河を与えようといいます。ですが、そのためには網代に按針と桐の方を連れて逃がして欲しいと条件を出しました。
マカオへの出向が認められないポルトガル船の船長は、無視して出航する気でした。
船長から按針が生きていることを聞き、ロドリゲスは按針が生きていたことに驚きました。
その頃、按針は襲撃のキズを医者に診てもらっていました。
宇佐美藤の下に夫と息子の首が届けられました。戸田広松は孫娘の藤を諭しました。
按針と桐の方が大坂城を出立しようとしています。網代までの護衛は樫木藪重らです。
そこに石堂和成がやってきました。見送るという石堂の手勢に守られ、網代へ出発することになりましたが、その直前、桐の方は籠から抜け出します。
暗くなった山中、一行が賊に襲われます。襲ってきたのはキリシタン大名の木山です。
この襲撃の中で吉井虎永が一行に紛れていたことが石堂側にばれました。
鞠子の夫・戸田広勝の活躍もあり、虎永一行は港まで逃げ切りましたが、洋上では木山の息のかかったキリシタンたちが待ち構えていました。
虎永は、出港準備が整ってるポルトガル船に近づき交渉します。ポルトガルに貿易の利益と江戸での教会建設の許可を与えたのです。そして、木山と大野を味方にしろと言いました。
ポルトガル側はその条件を飲む代わりに、按針を大坂に残すことを要求しました。しかし、按針は自分が乗っている船で虎永達を追いかけました。
二隻の前には行く手を阻み沈めるつもりの木山のキリシタン勢が待ち構えていましたが、石堂和成の目の前で蹴散らして港から逃げ切りました。
翌朝、大坂城で石堂が木山、大野と対峙していました。そこに戸田広松が伝言を伝えました。吉井虎永が大老職を辞するというのです。
虎永は息子・吉井長門に按針らを頼み、自らは江戸へ向かいました。戦の準備です。
虎永は按針に一隊を与え、船と共に鍛えてほしいと頼み、旗本に取り立てました。
第4話 八重垣
大阪を出る際に、大老を辞したと虎永から聞かされ、樫木藪重は頭を抱えます。
吉井虎永一行は伊豆の網代に着き、樫木藪重の家臣の歓迎を受けます。
按針と戸田鞠子、宇佐美藤、吉井長門を残し、虎永は網代を去りました。
旗本に取り立てられた按針は、屋敷が与えられたものの、軟禁状況に不満をもらします。
藤が按針の正室になると鞠子に教えられ、按針は戸惑います。
按針が網代にいる間にすべきことは、按針の知る戦術を兵に教えることです。舵手の按針は歩兵戦をしりません。その代わり、イギリス海軍の砲撃を教えることにしました。
イギリス海軍の砲撃は、それまでの砲撃術と異なり、遠くの的を正確に射貫くことができます。それに樫木藪重は驚きました。
演習が続く中、按針と藤の夫婦関係も良好なものになり、鞠子との信頼関係も増していきました。
同じころ、伊豆の遊女・菊との仲を深めていたのが樫木央海でした。
そうした中、大坂から石堂和成の使者・根原丞善がやってきて、樫木藪重に大坂に来るように召し文を渡します。
大坂に行けば切腹は免れない、かといって大老を辞した虎永に臣従するのは不安があります。どうにもならなくなった藪重ですが、甥の央海が何とかなるかもしれないと言います。
その夜、樫木央海は吉井長門と呑みながら、根原丞善の件を話しました。長門は己が侮られていることを思うところがあり、目に物を見せてくれようと考えていました。
第5話 父の怒り
吉井虎永が軍を率いて網代に戻ってきました。
そして、樫木央海にたぶらかされた息子・長門から指揮権を奪いました。
ですが、石堂和成は自ら軍を率いてこなければならなくなり、虎永は心の中でしてやったりと思います。
大坂では四人の大老が今後の対応を協議していましたが、意見が一致せず、体調不良などが重なり、四人が三人に、三人が二人に、と徐々に欠けていきます。
鞠子の夫・戸田広勝が生きていました。広勝は按針に与えらえた屋敷に逗留を命じられました。
広勝は按針のことが気に入りません。酒の席でそのことが表に出てしまい、不調法なことをしてしまいます。
広勝は鞠子に己の過去を語らせます。鞠子の父は太閤の前の支配者であった黒田を殺した明智仁斎でした。
明智仁斎は逆賊として、自らの手で一族郎党をひとりずつ介錯させられ、自ら切腹します。
すでに広勝に嫁いでいた鞠子は死ぬことを許されず、父の命日に死を乞いますが、広勝はいつも生きろといい、死ぬことが許されません。
翌日、海辺で佇む鞠子は按針に広勝への想いを語ります。夫にはなにも与えない、憎しみさえも、与えれば夫は救われる、と。
網代では樫木藪重が吉井虎永の間者を探し出すように甥の央海にはっぱをかけます。
村次は虎永に名乗り出ることを申し出ますが許しませんでした。大事な家臣を失うわけにはいかないからです。
そうした中、按針の庭を手入れしていた植次郎が命を絶ちます。村次はこれを利用します。
村はずれで按針と面会した虎永らを大地震が襲います。網代の村は壊滅状態になります。
大坂に落葉の方が戻り、石堂和成と面会します。
第6話 うたかたの女たち
(回顧)
安土城、22年前…。
明智仁斎は黒田の家臣になり、それぞれの娘、瑠璃姫と鞠子は仲良くしていました。
やがて、年頃になった鞠子は戸田家に嫁ぐことになりました。
(現在)
吉井虎永は網代の巨大地震の犠牲者を悼み、己を助けてくれた按針に褒美を与えました。
樫木藪重は、地震で自領・自軍が壊滅的になったことにやけになっていました。
翌日、戸田広勝は吉井虎永にわびていました。虎永は広勝に七日間鞠子に近づくなと命じました。
そこに按針と鞠子がやってきます。按針は船を返してほしいことと、そうすればポルトガルを追い出せると、虎永に願い出ますが、虎永はそれを断ります。
虎永は按針の頭を冷やすために、茶屋で一晩遊ばせることにしました。そこで一番の遊女をあてがうように鞠子に命じます。
その頃、大坂城では、石堂が虎永糾弾の議決を強要するために城を封鎖しました。他の五大老ら全員は人質になり、身動きが取れません。
戸田広松は、桐の方らを残して状況を知らせるため、網代の虎永の元へ向かいます。
黒幕は落葉の方。大坂城に戻って以来、吉井虎永を追い出すことに執着しています。
落葉の方は、己のこれまでの運命に思いをはせていました。
戸田広松が、網代について、大坂城の状況を吉井虎永に伝え、今こそ「紅天(こうてん)」の時だと言います。
一気呵成に大坂城を攻め、虎永が将軍となるという戦略です。異父弟・佐伯信辰も加勢してくれるはずです。
鞠子と宇佐美藤は茶屋の女将・吟に、一番の遊女であるお菊を按針にあてがうための交渉をしていました。
交渉が成立し、按針は鞠子と共に茶屋に向かいました。
翌日、鞠子は茶屋での様子を吉井虎永に報告しました。
虎永は、鞠子を戸田家に嫁がせたのは、明智仁斎の策であり、いずれ父・仁斎の戦を受け継げるためのものであった、と話しました。
鞠子は父を裏切ってしまったと、後悔しますが、虎永は、まだ戦いは終わっていないと言いました。
大坂城では新たな大老選出の評議をしていましたが、杉山如水が票を投じないと言います。それを石堂は許すしませんでした。
一族で逃げ出そうとする杉山如水を待ち構え、成敗します。
出演
吉井虎永 / 真田広之
ジョン・ブラックソーン/按針 / コスモ・ジャーヴィス
戸田鞠子 / アンナ・サワイ
戸田広松 / 西岡徳馬
戸田広勝(文太郎) / 阿部進之介
宇佐美藤 / 穂志もえか
村次 / 竹嶋康成
桐の方 / 洞口依子
吉井長門 / 倉悠貴
樫木藪重 / 浅野忠信
樫木央海 / 金井浩人
お菊 / 向里祐香
落葉の方 / 二階堂ふみ
大蓉院 / 亜湖
石堂和成 / 平岳大
木山右近定長 / 井田裕基
大野晴信 / 黒川武
杉山如水 / トシ・トダ
マルティン・アルヴィト司祭 / トミー・バストウ
ロドリゲス司祭 / ネスター・カーボネル
五十嵐 / ヒロ・カナガワ
武丸 / 祁答院雄貴
志津の方 / 藤本真伍
吟 / 宮本裕子
太閤 / 蛍雪次朗
明智仁斎 / ユタカ・タケウチ