Calm / Moonage(1999年)の紹介と感想

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このアルバム

発売は「shadow of the earth」より早いのですが、「shadow of the earth」の方がより初期のcalmの作品集です。

ジャズと和のミクスチャーがより一層進んだ感じなのが本作です。

特に2曲目の”Light Years”は美しい曲です。

初めてこのアルバムを聴いたときには、日本人でこのレベルのものが作れる人がいるんだぁ、と衝撃を受けたのを憶えています。

本作は、発売当時すぐに店頭からなくなったと記憶しています。

あわせて、本作のあとに発売された「shadow of the earth」も店頭からなくなるのが早かったです。

海外では早い段階から高い評価を受けて、様々なコンピレーションに収録されている。初期の作品はドイツのcompostレーベルのコンピレーションに収録されています。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

calm
1999
Album title
“Moonage”
Label : Raft Music

1 Unseen Small Steps
2 Light Years
3 Noon At The Moon
4 The Other Side Of The Moon
5 Tsukiyo
6 Between Worlds
7 Anthenitc Love Song
8 Oasis

アーティストの紹介

Calm (カーム)プロフィール:
1969年、熊本県生まれ。 横浜の大学でのバンド経験を経てデビュー。初期においてはFarr名義の作品が多い。また、Chari ChariやJazztronikなどと並んで国内よりも海外のシーンで評価が高いアーティストの一人。大枠ではブレイク・ビーツに入るが、どちらかといえばアンビエントに近い曲の方に注目がいく。ジャズの影響を感じさせる曲が多く、また、和風を意識した曲も多い。このあたりが海外での高評価につながっているのだろう。別名義にOrgan Languageがある。

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