ミュージカル映画です。音楽は「ラ・ラ・ランド」で作詞を担当したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビです。このコンビが担当した映画だからこそ、映画を見ようと思いました。
「ラ・ラ・ランド」では作詞でしたが、今回は楽曲を担当しました。
期待どおり音楽はとても良かったです。
映画としては「ラ・ラ・ランド」の方が上だと思いますが、音楽だけであれば「ラ・ラ・ランド」よりも、本作の方が好きです。
「This Is Me」が第75回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞しました。
個人的には「This Is Me」よりも「From Now On」の方が好きです。
「The Greatest Show」、「This Is Me」、「Rewrite The Stars」の3曲がプロモーショナル・シングルとして発売されました。
アルバムは国際的にヒットし、アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリアでチャート1位、65カ国でiTunes1位を獲得しています。
感想/コメント
実在の興行師を主人公とした映画
19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムを主人公としています。
バーナムはLIFE誌が1999年に選んだ「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に選ばれました。
バーナム効果でも名を知られます。バーナム効果は、占いなどで、誰にでも該当するようなことを、自分に当てはまると、捉えてしまう心理学の現象を指します。
バーナム自身が発見した事象ではありません。
1956年にアメリカ合衆国の心理学者、ポール・ミールが、バーナムの 「we’ve got something for everyone(誰にでも当てはまる要点というものがある)」という言葉にちなんで名づけられました。
P・T・バーナムを演じたヒュー・ジャックマンは「レ・ミゼラブル」に続いて好演でした。ミュージカル映画でもしっかりと映えます。
ジェニー・リンド役のレベッカ・ファーガソンとレティ・ルッツ役のキアラ・セトルも好演でした。
あらすじ/ストーリー
The Greatest Show
何者にもなっていない少年バーナムが衣装の向こうに夢見た世界。そして、名声を得た大人バーナムが見せる世界。始まりと終わりの二つの世界を結びつけます。
A Million Dreams
バーナムとチャリティが出会ってから、チャリティが妊娠するまで、二人には希望と夢だけがありました。
A Million Dreams(Reprise)
キャロラインの誕生日。キャロラインとヘレンがお願い事を言います。幼い二人の娘のため、バーナムは人生をかけた勝負に出ます。
Come Alive
見世物小屋のサーカスを始めたバーナムですが、批評家には酷評され、一部の市民からは激しい抗議活動を受けます。しかし、バーナムらの興行は成功をおさめ始めます。
見世物小屋のサーカスを始めたバーナムですが、のだ。彼らのショーは大盛況になるが、批評家には酷評され、市民の中には「街の恥さらし」と激しい抗議活動をする者も現れた。
The Other Side
バーナムが劇作家のフィリップ・カーライルをショーの演出家にスカウトします。フィリップは取り分10%で承諾しました。
Never Enough
フィリップのコネにより、ヴィクトリア女王に拝謁することができたバーナムは、ジェニー・リンドと出会います。
バーナムは、フィリップに劇場運営を任せ、ジェニーの公演に全てを注ぎました。
This Is Me
レティら団員達はバーナムにパーティへの参加を拒否され憤慨します。
第75回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞した曲です。
Rewrite The Stars
アンとフィリップの愛のテーマです。
Tightrope
バーナムが名声を得ていくなか、バーナムと家族、バーナムと団員達の絆が開いていきます。
From Now On
全てを失ったバーナムがバーで団員たちとの関係を修復し、家族との関係も修復していきます。
(再び)The Greatest Show
火事で建物を失い、テントで再出発するバーナム、フィリップと団員達が、ショーを披露します。
映画情報(題名・監督・俳優など)

グレイテスト・ショーマン
(2017年)
監督/マイケル・グレイシー
製作/ローレンス・マーク、ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング
製作総指揮/ジェームズ・マンゴールド、ドナルド・J・リー・Jr、トーニャ・デイヴィス
原案/ジェニー・ビックス
脚本/ジェニー・ビックス、ビル・コンドン
撮影/シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデザイン/ネイサン・クロウリー
衣装デザイン/エレン・マイロニック
音楽/ジョン・デブニー、ジョセフ・トラパニーズ
楽曲/ベンジ・パセック、ジャスティン・ポール
出演
P・T・バーナム/ヒュー・ジャックマン
フィリップ・カーライル/ザック・エフロン
チャリティ・バーナム/ミシェル・ウィリアムズ
ジェニー・リンド/レベッカ・ファーガソン
アン・ウィーラー/ゼンデイヤ
レティ・ルッツ/キアラ・セトル
W・D・ウィーラー/ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世
受賞
- 第75回 ゴールデングローブ賞 主題歌賞 「THIS IS ME」
同年に公開された映画
2018年に公開された主な映画は次の通りです。2017年末公開を含みます。日本国内映画興行収入の上位50位まで。
- ボヘミアン・ラプソディ 104.6億円
- 劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 93.0億円
- 名探偵コナン ゼロの執行人 91.8億円
- ジュラシック・ワールド 炎の王国 80.7億円
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ 75.1億円
- 映画ドラえもん のび太の宝島 53.7億円
- グレイテスト・ショーマン 52.2億円 本作
- リメンバー・ミー 50.0億円
- インクレディブル・ファミリー 49.0億円
- ミッション:インポッシブル フォールアウト 47.2億円
- 万引き家族 45.5億円
- アベンジャーズ インフィニティ・ウォー 37.4億円
- 銀魂2 掟は破るためにこそある 37.0億円
- ボス・ベイビー 34.4億円
- DESTINY 鎌倉ものがたり 32.1億円
- カメラを止めるな! 31.2億円
- 劇場版ポケットモンスター みんなの物語 30.9億円
- 検察側の罪人 29.6億円
- 未来のミライ 28.8億円
- 8年越しの花嫁 奇跡の実話 28.2億円
- レディ・プレイヤー1 25.5億円
- プーと大人になった僕 24.3億円
- ヴェノム 22.5億円
- ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー 21.4億円
- 映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活 20.4億円
- スマホを落としただけなのに 19.6億円
- 映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~ 18.4億円
- デッドプール2 18.0億円
- 空飛ぶタイヤ 17.4億円
- ちはやふる −結び− 17.3億円
- 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~ 17.2億円
- キングスマン:ゴールデン・サークル 17.1億円
- 空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎 17.0億円
- オーシャンズ8 16.9億円
- オリエント急行殺人事件 16.2億円
- 祈りの幕が下りる時 15.9億円
- ブラックパンサー 15.6億円
- MEG ザ・モンスター 15.3億円
- コーヒーが冷めないうちに 15.0億円
- ラプラスの魔女 14.0億円
- アントマン&ワスプ 13.2億円
- 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL 12.8億円
- 日日是好日 12.8億円
- 北の桜守 12.7億円
- 50回目のファーストキス 12.6億円
- ジオストーム 12.4億円
- ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル 12.4億円
- センセイ君主 12.3億円
- 映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ 11.5億円
- ピーターラビット 11.2億円