(TVアニメ)平家物語(全11話)の感想とあらすじは?

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古川日出男訳「平家物語」を原作にしたアニメです。

諸行無常感、虚無感、空虚感が出ていて期待通りです。

どことなくの印象ですが、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」と似た雰囲気を感じます。

平家物語の冒頭の部分は学校の授業で暗記した人も多いでしょう。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」

この冒頭の言葉通り、平家物語は軍記物ではあるのですが、虚しさが漂う作品だと思います。

1話30分程度で全11話です。

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語り部たち

「びわ」という第三者

本作はアニメオリジナルキャラクターの「びわ」を主人公に、平家の盛衰を描いた全11話のアニメです。

「びわ」は物語の語り部であり、琵琶法師でもあります。そして、左目が閉じられた状態になると右目で「未来」を見ることができます。

そして、「びわ」は少年の格好をした少女として登場します。ジェンダーレスな存在とも捉えられるのですが、2020年代前半という時代の空気を色濃く反映した人物に思えます。

その「びわ」は名もなき人物です。「びわ」は己の名を知りません。父が名で呼んでくれたことが無いからです。そこで、父の次に好きな琵琶から己の名を採ります。

それゆえ「びわ」と「琵琶」は文字通り一体の存在であり、「びわ」は「琵琶」のメタファーとなります。

そうした「びわ」はヒトでありつつも、モノの化身と捉えても良いのかもしれません。モノであれば時間やジェンダーを超えた存在足り得ますので、語り部として適任とも言えます。

平重盛と徳子

「びわ」は、自分が見た未来を平家に伝えるために平家の家を訪れます。

そこで出会うのが平重盛と徳子です。

平重盛は「びわ」とは反対に「過去」を見ることができます。右目を閉じると左目に過去が映し出されるのです。

平重盛は平清盛の嫡男として平家の棟梁になりますが、清盛に先立ち病没します。

そうした平重盛に過去を見る力があるという設定にした理由は、本作を見るうちに分かるでしょう。

平重盛亡き後、平家は平宗盛が継ぐのですが、平家はすでに一枚岩ではなく、没落していきます。

近年の研究の進展により、そもそも平氏や源氏といった一括りにできるような集団は考えにくいことが分かってきています。

平氏も平氏一門と言っても、宗盛流、頼盛流、重盛流に分かれ、壇ノ浦まで戦い切ったのは宗盛の一流に過ぎませんでした。

一門内の政治的・軍事的分裂が戦乱の帰趨に大きく影響を与えました。

こうした点では、平家の没落を重盛流(=平重盛とその子孫)から見るのが第三者的にもなれて良いのかもしれません。

徳子との出会いは「びわ」が平家の邸で世話になるようになってからしばらくしてからでした。

ある日、平家の屋敷に徳子がやってきます。後に安徳天皇を生み、平家滅亡後も生き残る人物です。建礼門院として知られます。

徳子は「びわ」を一目見て少女であることを見抜きますが、この出会いの時に「びわ」は徳子が激流に飲まれ溺れる未来を見てしまいます。実際には助かるのですが…。

徳子と「びわ」の関係は最終話まで目が離せません。

平家物語の時代については下記にまとめています。

同時期に本作の後の時代を描いた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放映されました。

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感想とネタバレとあらすじ

第一話 平家にあらざれば人にあらず

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平安末期の京都。平家一門は、権力・武力・財力、あらゆる面で栄華を極めようとしていた。
天皇をもしのぐ勢いで野心を募らせる父・平清盛を危うく感じる長男の重盛はある夜、邸内で琵琶法師の少女・びわと出会い、平家の滅亡を予言される。
重盛とびわには、ともに見えないものが見える「目」を持つという共通点があった。

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平家の禿(かぶろ)に父を殺された子供が父が斬り殺される瞬間に右目で未来を見ます。そこに映ったのは、戦乱の果てに絶えた平家の姿でした。

未来予知ができる「びわ」という語り部を登場させることによって、平家物語を単なる軍記ものから、ファンタジー色のある作品へと転換させていますが、殺伐とした雰囲気が残っています。

過去を見ることができる平重盛との出会いを経て、平家の屋敷で世話になることになる「びわ」を通じて、平家の盛衰が語られていくことになるのですが、「びわ」を介することで、第三者的に平家の盛衰を見られるようにしたのは良い演出だと思います。

第1話は平清盛および平家絶頂の時期で、タイトルの通り平家にあらざれば人にあらずの時期でした。横暴な所業が目立ち始める時期です。

第1話の合間に平家物語を弾き語っている白髪の女性が登場します。この女性は何者でしょう?

第二話 娑婆の栄華は夢のゆめ

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資盛が天皇の摂政に無礼を働いて制裁を受け、それに清盛が報復したことで、平家に対する批判が噴出する。
重盛は資盛を伊勢に謹慎させ、自身も職を辞することで少しでも批判を治めようとするが、それがおもしろくない清盛。
そんな中、徳子が後白河法皇の息子・高倉天皇に入内することが決まる。

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「娑婆」とは釈迦如来が衆生を救い、教化する世界を指しますので、現世や俗世を意味しています。

第2回では白拍子の祇王が重要な位置づけを与えられます。

祇王は平清盛の寵愛を受けておりましたが、平清盛の寵愛は仏御前に移ります。

失意の祇王に平清盛は仏御前の話し相手になるようたびたび呼び出します。

そうした扱いに嫌気がさした祇王は母・妹とともに出家します。

その祇王を追いかけるように仏御前も出家します。

時の権力者である平清盛の寵愛を受け、栄華を極めた2人の白拍子の出家は、俗世の栄華の虚しさを表現しています。

まさに「娑婆の栄華は夢のゆめ」です。

「びわ」は俗世を捨てる決意をした仏御前とすれ違う際に仏御前の未来を見ます。

その目に映ったのは、祇王と仏御前の穏やかな未来でした。

「びわ」が平重盛に未来も良いものだなと話す場面は感慨深いものがありました。

第三話 鹿ケ谷の陰謀

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維盛・資盛・清経らとともに、厳島神社に赴くびわ。
入内して6年になるが子を授かる気配のない徳子のために、一行は厳島神社に祈願の舞を捧げる。
一方、重盛は藤原氏と延暦寺のいさかい、これをもてあます後白河法皇に頭を悩ませていた。
さらにその裏では、源氏の力を借りて平家を討つ密議が交わされようとしていた。

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厳島神社は平清盛が安芸守になったことによって平家一族から崇敬を受け、平家の隆盛とともに厳島神社も栄え、平家の氏神となります。

アニメでも描かれているように、平清盛が社殿を造営し、現在と同程度の社殿になります。

さて、この回は鹿ヶ谷の陰謀です。

藤原成親らが後白河法皇を動かして平氏打倒をはかりますが、多田源氏の源行綱から謀議の密告がされて終わる事件です。

アニメでも描かれていますが、平家打倒の密談の最中、瓶子が倒れ、西光が瓶子の首を盃で切り落とした逸話は有名です。

第四話 無文の沙汰

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待望の御子を授かったにもかかわらず、病床に臥せってしまった徳子。
見舞いにきた重盛が片目で周囲を見ると、密議の陰謀で処分された者たちの怨霊が蠢いていた。
恩赦によって流罪になった者たちが解放され、徳子の息子が無事産まれるが、平家の立場はいっそう難しいものとなっていた。

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徳子は子を授かったが病床に臥してしまいます。

平重盛が左目で周囲を見ると、鹿ヶ谷の陰謀で処分された者たちの怨霊がうごめいていました。

重盛は平清盛に流罪になった者たちの恩赦を求めます。

流罪になった者たちが解放されると徳子は皇子を産みます。

しかし、平重盛は平家滅亡を暗示する夢を見ます。

平家物語でも平重盛には不思議な力があったと書かれています。

そして、大臣葬の時に用いる「無文の太刀」を息子の維盛に託します。

平家滅亡へのカウントダウンが始まります。

平盛子が24歳の若さで亡くなり、平重盛も病に冒され、遂には亡くなります。

重盛の死に慟哭する「びわ」は、左目に重盛の目の力を受け継ぎます。

第五話 橋合戦

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重盛の死を受け、「未来が見えても変えることはできない」と嘆くびわ。
その左目は、いつの間にか重盛の目と同じ色になっていた。
重盛に代わり弟の宗盛が平家の頭領になるが、後白河法皇は平家の勢力を削ごうと動き始める。
これに反発した清盛は、三種の神器とともに幼い安徳天皇の即位を急ぐ。

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平重盛亡き後の平家の棟梁は宗盛が継ぎます。

重盛と宗盛は母が異なります。一方で、徳子は宗盛と母が同じです。

以後、平家滅亡まで、宗盛流が平家の中心となります。この平宗盛ですが、描かれ方が良くありません。

平重盛がいなくなったことにより、平清盛の暴走を止める者がいなくなります。こうした状況下で、後白河法皇が平清盛を激怒させる行動に出ます。

平清盛は院政を止め、後白河院派の貴族39人を解官し、後白河院を幽閉して実権を握ります。

治承三年政変と呼ばれ、治承・寿永の乱の引き金となった政変です。

そして、以仁王が源頼政に担がれて挙兵します。(源頼政が担いだのか、以仁王が源頼政を抱き込んだのかわかりませんが…)

今回のクライマックスとなるのは宇治川の戦いです。

五智院但馬(ごちいん の たじま)が登場します。五智院但馬は、三井寺の僧侶で、橋の上で敵の矢をことごとく長刀で斬って落としたとされ、矢斬りの但馬とよばれました。

この宇治川の戦いに平維盛が出陣しましたが、この後の戦を暗示するかのような描かれ方をされました。

さて、挙兵に敗れた源頼政は自害しますが、墓は宇治川そばの平等院にあります。

第六話 都遷り

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平家への風当たりが強まるなか、京からの遷都が決まり、慌ただしく引っ越しの準備をする資盛・清経・びわ。
たどり着いた福原の海岸で、兄弟たちはいとこ違いの敦盛と出会う。
月を見ながら笛を吹き、束の間の交流を楽しむびわたちだったが、清盛の邸では物の怪による変事が相次いでいた。

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平清盛が福原(現在の兵庫県神戸市)へ遷都を決めます。平氏の拠点のひとつである大輪田泊があり、平家の財力の基盤となる貿易港のある地への遷都です。

ですが、福原に遷都したあと、数々の怪奇現象が起き、平清盛の身の回りでも妖怪が姿を現します。

そうした状況の中、伊豆で源頼朝が挙兵したという知らせが届きます。平清盛は平維盛を総大将に源頼朝の鎮圧に向かわせますが、富士川の戦いで、一戦も交えず平家は逃げてしまいます。

この回で源頼朝が挙兵しますが、源頼朝が挙兵した治承4(1180)を前後して木曽義仲や、九州での菊池氏、四国の河野氏、北陸での在庁官人らの挙兵が相次ぎます。

挙兵して行ったのが国衙の奪取でしたので、朝廷から見れば反乱です。平氏政権からすると、朝廷の代わりに反乱分子を討たなければなりません。

治承・寿永の乱とは、源平の戦いではなく、朝廷による反乱の鎮圧であり、それが源平の争乱として現れたとみることができます。

第七話 清盛、死す

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源頼朝が、遂に後白河法皇の院宣を受けて挙兵。維盛率いる平家の兵は富士川の戦いであえなく敗走する。
半年とおかず福原から京に戻ってきた平家一門は南都の僧たちからも朝廷からも警戒され、ますます孤立していく。
年が明け、高倉上皇が危篤状態に陥る。清盛は徳子に今後の身の振り方を提案するが……。

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福原からわずか半年で京に戻ってきますが、平家は孤立の度合いを深めます。

そうした状況下で起こったのが南都焼討(なんとやきうち)です。平重衡らが興福寺などの奈良(=南都)の寺院を焼討にした事件です。

アニメでは寺院を意図的に焼き討ちしたのではなく、民家につけた火が広がってしまい、結果的に焼けたという描かれ方でした。ですので、焼け落ちていく寺院を平重衡は呆然とみつめるのです。

そして、地獄の業火が平清盛の体を焼き尽くしていき、慈円が「愚管抄」にて「武者の世」になったと言わしめた平清盛が亡くなります。

平清盛は史上初の武家政権に位置づける考えもあり、その政権を「六波羅幕府」と呼ぶ学説もあります。時代を変えた平清盛が亡くなり、時代は新たに動き始めます。

第八話 都落ち

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清盛の死を受けて動揺する一門を離れ、母探しの旅に出たびわは、各地で平家と源氏の戦の状況を耳にする。
奮闘する知盛や重衡らを尻目に、頭領の宗盛は京で宴三昧の日々を送っていた。
源氏側につく者が増えるなか、維盛は木曽義仲に大敗を喫し、引き返せないほど精神的に追い詰められていく。

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祇王の妹の妓女を訪ね自分と同じ目をした白拍子の話を聞いて「びわ」は、白拍子を訪ねて越前へ向かいます。自分の母かもしれないからです。この時には祇王や仏御前は故人となっています。

打倒平家の狼煙が各地で立ち、木曽義仲(源義仲)が平家の前に立ちはだかります。

木曽義仲を討伐するための軍がおこされ、総大将に平維盛が任じられます。そして、倶利伽羅峠(くりからとうげ)の戦いが始まります。

この戦いで7万の兵を失った平家は、京を守り切る兵をも失うことになり、京からの撤退を余儀なくされ、西へと逃げることになります。

第九話 平家流るる

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京を捨てて西に逃れる平家一門。入れ替わりで源氏の白旗がはためく京に戻ってきたびわは、静御前らとともに丹後をめざす。
後白河法皇が後鳥羽天皇を擁し、かつて重盛に仕えていた者たちも次々と源氏側に寝返っていく。
福原を落ち、大宰府からも拒否され、疲弊しながら歩き続ける一門は、とうとう海まで追いやられる。

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3人の白拍子たちに助けられた「びわ」に伴われて、母と再会することができます。そして、母との再会を通じて「びわ」は祈ることで平家を語り継ぐ決意をします。

母と別れた「びわ」は平家の行く末を見届けるために、白拍子たちと別れ、平家のもとへ向かいます。

白拍子の一人は静(しずか)と名乗りました。のちに源義経の妾となる静御前です。

福原を脱した平家は、九州の太宰府に逃げますが、味方になってくれる勢力はなく、太宰府からも逃げる羽目になります。

都では横暴にふるまっていた木曽義仲が源頼朝が遣わした関東の源氏に殺されます。源氏はその勢いのまま平家を討つために西へ向かいます。

この頃までには勢力を盛り返してきて摂津福原まで戻ってきていた平家でしたが、源範頼・源義経軍が、福原に陣を構える平氏を攻撃します。

この一ノ谷の合戦で有名なのは鵯越(ひよどりごえ)の逆落としですが、アニメでも描かれています。

また、平家物語の名場面とされる、平敦盛と熊谷直実の一騎打ちも描かれています。

第十話 壇ノ浦

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旅のすえに母と再会したびわは、改めて自分も平家の行く末を見守り、祈り続けることを決意し一門に戻る。
しかし、清経の入水に続き敦盛が一ノ谷の戦いで戦死、捕らえられた重衡は鎌倉に送られ、平家はひとりまたひとりと欠けてゆくのだった。
苦しみに耐えかねた維盛は出家を決意し、最後にびわと短い会話をかわす。

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平家が次第に追い詰められていきます。

捕まった平重衡は鎌倉に送られ、そののち処刑されます。

京都駅から東寺に向かう途中に平重衡受戒碑があります。京都には今も平家ゆかりの地が多く残されています。

平維盛はそうした状況に耐えきれず出家します。「びわ」との最期の別れの時に、「びわ」は平家の皆を語り継いでいく決意を告げます。

平維盛の最期は判っていないそうですが、平家から離れて歴史の表舞台から消えていきました。

そして、平家は源義経に追い詰められて壇ノ浦の戦いに至ります。

第十一話 諸行無常

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年が明けて季節は冬から春へ。決戦は屋島の戦いから壇ノ浦へと向かう。追ってきたのは源氏の若き総大将・義経。
激しいうず潮に源平の舟が入り乱れるなか、イルカの大群が押し寄せ、遂に風向きが変わる。
平氏の敗北と滅亡が垣間見えるなか、みなを勇気づけ闘う宗盛と知盛。三種の神器とともに帝の手を取る時子。
びわはそのすべてを目に焼き付けようとしていた。

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壇ノ浦の戦いで、負けを悟った平家は帝が時子とともに入水し、見届けた一門が次々に入水していきます。

徳子も入水しますが、救い上げられます。「びわ」は、徳子にはこれから行うべき未来があると告げ、生きることを求めました。

すべてを見届けた「びわ」の左右の眼は、色が変わり、その役目を終えたようです。

徳子は大原寂光院で亡くなった者へ祈りを捧げ、「びわ」は市中で見聞きしたことを伝え歩きます。

『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。』

アニメの最期の場面で、「祇園精舎の鐘の声」と唱える者が四名登場します。

一人目は熊谷直実でした。平敦盛との一騎討ちのシーンが描かれました。

二人目は静御前です。三人目が「びわ」の母の浅葱でした。

そして四人目は、顔の下半分だけでしたが、平資盛でしょう。平資盛には生存説があるようです。

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