2007年AFIベスト100

07. ファミリー,ドラマ

映画「市民ケーン」(1941年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

様々な映画ランキングで上位に顔を出す映画です。映画史への影響度を考えると、観ておくべき1本と言っていいでしょう。学問の世界でいう基本書と同じく、基本映画という言い方があるのなら、まさにそうした映画です。
2) 超面白い

映画「明日に向って撃て!」(1969年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

1969年のアメリカ映画。アメリカン・ニューシネマの傑作として知られているので、反体制的な色合いの強いギャング映画なのかと思っていた。それこそ、権力に屈せず、ひたすらあがく姿が描かれるのかと思っていた。全く違っていた。主人公二人の青春グラフィティの要素が強いように感じた。

07. ファミリー,ドラマ

映画「シェーン」(1953年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

映画は「ジョンソン郡戦争」を背景としている。ホームステッド法はワイオミング州に先に住んでいた牧畜業を営んでいた人々にとっては迷惑な話だった。合法的とはいえ、牛たちが利用できていた土地が、次々に農地となり、土地を奪われていったからである。シェーンの立ち位置の解釈はいろいろあるだろうが、「ジョンソン郡戦争」を背景にしているとすると、介入をして戦闘を回避させた政府の立ち位置と同じくすることになる。だからこそ、クールで第三者的な、一歩引いた立ち位置でいたのだろう。
03. ミステリー,サスペンスなど

映画「俺たちに明日はない」(1967年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

この映画の最も印象的なシーンは最後の「死のバレエ」だろう。機関銃で87発の銃弾を浴びて絶命するボニーとクライド。弾が当たるたびに体がバレエを踊るようだったためにそう名付けられたのだろう。さて、この映画はアメリカン・ニューシネマの代表作として知られる。
01. 歴史映画やスペクタクル映画

映画「アラビアのロレンス」(1962年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

戦争に翻弄された、一人の繊細な人間の物語である。実際のロレンスがどのような人物であったかはわからないが、ピーター・オトゥール演じるロレンスは学者肌だ。

07. ファミリー,ドラマ

映画「スミス都へ行く」(1939年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

メディアによる世論操作の恐ろしさというものを伝える映画である。スミスという名前は世間を代表する名前として使われたのだろう。いわば、主人公は国民そのものであり、その国民をいかにしてメディアが欺いてるかを描いている。

12. スポーツ

映画「レイジング・ブル」(1980年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

ボクシングをテーマとした映画で、映画は実在のプロボクサー、ジェイク・ラモッタを主人公としている。アメリカでは評価の高い映画であるが、なぜ評価が高いのかがわからない。文化の違いなのだろうか、それともボクシングに対する人気の違いによるものなのだろうか。

12. スポーツ

映画「ロッキー」(1976年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

シルベスター・スタローンを一躍アクション系のトップスターにした映画。ストーリーは単純で、前半の間延びしたところや、スタローンの演技が冒頓すぎて何とも言えずない点が残念だが、最後の15分~30分の盛り上がりは見ごたえがある。

03. ミステリー,サスペンスなど

映画「波止場」(1954年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

物語としては面白いが、映画は脚本と役者と撮影と音楽がうまく絡まないといけないことを教えてくる映画だ。この映画は音楽がいまいちだ。いまいちというのは全然印象に残らないということである。

01. 歴史映画やスペクタクル映画

映画「風と共に去りぬ」(1939年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

日本での初公開は戦後の1952年。231分という3時間を超える映画。長いので、幕間を挟んで前編・後篇に分かれている。そして、本編が始まるまでが長い。さらに、映画史上で見ておかなければならない映画の一つである。

01. 歴史映画やスペクタクル映画

映画「カサブランカ」(1942年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

戦時中のラブロマンスを描いているが、反ナチス色を前面に出している政治色の強い映画である。ラブロマンスということもあるが、キザなセリフがポンポン出てくる。中には聞いたことのあるセリフもあるだろう。例えば「君の瞳に乾杯」などである。

03. ミステリー,サスペンスなど

映画「ショーシャンクの空に」(1994年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

レッドが仮釈放になってからの終盤が見所だろう。「こうあって欲しい」という結末に向かって一気に突き進んで行ってくれる。とても清々しい気分となる終わり方だ。

10. 文芸

映画「カッコーの巣の上で」(1975年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

これまで見た映画の中で「最も後味が悪く」、それでいて「しっかり印象に残ってしまっている」映画である。ロボトミー手術を受けさせられ、廃人となって戻ってきたマクマーフィーの姿。噴水台を持ち上げ、窓に投げつけて鉄格子を破って逃げるチーフの姿。このラストの2シーンは忘れようにも忘れられない。

14. 映画・TV情報

AFI選 偉大なアメリカ映画ベスト100 2007年版

アメリカ映画ベスト100市民ケーン 1941ゴッドファーザー 1972カサブランカ 1942レイジング・ブル 1980雨に唄えば 1952風と共に去りぬ 1939アラビアのロレンス 1962シンドラーのリスト 1993めまい 1958オズの...
09. ミュージカル・音楽

映画「雨に唄えば」(1952年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

サイレント映画からトーキー映画に移る時代を描いたコメディ・ミュージカル。ジーン・ケリーが土砂降りの雨の中で、「雨に唄えば」を歌いながらタップダンスを踊る場面は、間違いなく名シーンである。

04. SF,IF戦記,スチームパンク,レトロフューチャー

映画「ブレードランナー」(1982年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

今となってはSFの名作と言われる作品だが、公開当初はひどい興行成績だった。日本では極端な不入りで早々に上映が打ち切られてしまったという。

01. 歴史映画やスペクタクル映画

映画「スパルタカス」(1960年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

古代ローマで「スパルタクスの反乱」と称される第三次奴隷戦争の首謀者として知られるスパルタクスを描いた歴史スペクタクル。3時間を超える長い映画だが、意外とその長さを感じさせない。

03. ミステリー,サスペンスなど

映画「ゴッドファーザーPARTII」(1974年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

この前作と本作を合わせて一つの作品として捉えることができる。親子二代にわたるマフィアとして生きるしかなかった男たちの人生を描いた作品である。映画は2つの物語が同時進行で語られる。

03. ミステリー,サスペンスなど

映画「ゴッドファーザーPARTI」(1972年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)(おすすめ映画)

この作品を越えるギャング映画は出ないだろう。夏のコルレオーネの屋敷で行われる娘コニーの結婚式から物語は始まる。そして印象的な場面が続く。

01. 歴史映画やスペクタクル映画

映画「プラトーン」(1986年)の観賞備忘録(感想とあらすじと情報を添えて)

初めて本当のベトナム戦争を描いた映画、として公開時に称賛された。第59回アカデミー賞を初めとして数多くの作品賞を受賞した。膝をつき、両手を上げて天を仰ぐシーンは、そのまま映画のポスターにも使用され、とても印象的なものとなっている。

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