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S.E.N.S. / 透明な音楽の鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

S.E.N.S.のクラシック色の強い全14曲が選ばれたベストアルバム。

このアルバムは第15回日本ゴールドディスク大賞 インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。

評価を低くしているのには理由がある。聞いていて気持ちの良い楽曲が多いので、楽曲が悪いわけではない。

リズムの音色が悪すぎるので、大幅減点した。例えば、2曲目。曲の入り方と途中までの流れはよいのだが、ドラムが入った瞬間にとても安っぽく聞こえる。ドラムのハットの音が非常に耳障り。ドラムの代わりにパーカッション系統の優しい音色の出るリズムを持ち込んだ方が正解だった。

結果として、曲に厚みがない薄っぺらなものになってしまっている。

同じように、リズムが入り込む楽曲は全てNGである。だが、リミックスをすれば生き返る曲が多いように思える。

また、同じシンセの音色ばかりを使っているのも減点対象にした。もう少し違う音色にするか、別の音色を加えることで数段よくなりそうな曲がゴロゴロしている。それだけに残念。

やっぱり、誰かにリミックスしてもらった方がよいかもしれない。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

S.E.N.S.
2000
Album title
“透明な音楽”
Label : BMGファンハウス

1 人と時と風の中へ
2 Remembering Me
3 組曲~やさしさの選択~
4 Requiem
5 Love in Song
6 Peace
7 大空の記憶
8 輝く季節(とき)の中で
9 L’oiseau Bleu
10 Wish to Wish
11 Flying
12 Heaven’s Song~Whisper Vox
13 Forbidden love
14 風のように

なお、このアルバムに収録されている曲は、多くが一度は耳にしたことがある曲のはずである。数々のドラマやCMで使われているからである。

1. 人と時と風の中へ: オンワード「組曲」1993CMソング
3. 組曲~やさしさの選択:オンワード「組曲」1998CMソング
4. Requiem:ドラマ「あすなろ白書」挿入曲
7. 大空の記憶:ドラマ「出逢った頃の君でいて」挿入曲
8. 輝く季節の中で:ドラマ「輝く季節の中で」メインテーマ
9. L’oiseau Blue:ドラマ「青い鳥」テーマ
10. Wish to Wish:ドラマ「神様、もう少しだけ」挿入曲
11. Flying:ドラマ「ミセス シンデレラ」メインテーマ
12. Heaven’s Song~Whisper Vox:ドラマ「ミセス シンデレラ」挿入曲
13. Forbidden Love:ドラマ「二千年の恋」メインテーマ
14. 風のように:ドラマ「あすなろ白書」メインテーマ

アルバムの評価

★★★★★★☆☆☆☆
【コメント】
【評価の内訳】3.0
【構成・バランス】B=1.5
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.0
Aランク:-
Bランク:10曲目

S.E.N.S.(センス)プロフィール:
深浦昭彦、勝木ゆかりによるユニット。1988年結成以来、風や波の音と同じ種類の音楽を作り続ける。
1988年NHK特集「海のシルクロード」の音楽を制作。翌年S.E.N.S.の音楽による映画「悲情城市」がベネチア国際映画祭グランプリを受賞。
国内ではインストゥルメンタル・ミュージックのトップアーティストとして、アルバム「透明な音楽」で2001年 日本ゴールドディスク大賞インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞、1994年に続き2度目の受賞。また「あすなろ白書」「神様、もう少しだけ」など数々のヒットドラマの音楽も手掛ける。

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