Mike Oldfield / Tubular Bellsの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

映画「エクソシスト」のテーマ曲といえばわかるのではないだろうか。映画を見た事がなくても、最初のフレーズをどこかで聴いた事はあるはずだ。それくらい有名な曲である。

だが、全部を聞いた事がある人は少ないのではないかと思う。このアルバムはトータルで約49分だが、2曲しか収録されていない。つまり一曲当たりがとても長い。Part Oneが25分半、Part Twoが23分少々である。

有名なフレーズはPart Oneの出だし3分くらいまでであろうか。ここまででカットして収録しているコンピレーションは多い。そりゃそうだ。長すぎて全部は収録しきれんもんなぁ。最初の3分を過ぎてから徐々に曲が展開してゆき、激しさも見える。

Part Twoの方は前半は比較的穏やかに展開してゆく。中盤になって激しさを見せる。

このアルバムはほとんど無名だったマイク・オールドフィールドのデビュー作であり、リチャード・ブランソンが立ち上げたばかりの新興のレーベルだったヴァージンがはじめて世に出した最初のアルバムとして伝説になっている。

ヴァージンの第一号アーティストとして契約したのが1972年の9月。ほとんど無一文だったマイクはヴァージンの好意でスタジオに居候し、スタジオの空き時間を利用してレコーディングする事を許されたそうだ。レコーディングは深夜に行われ、実際のレコーディング時間は少なかったようである。

また、ほとんど全ての楽器をマイクが自分一人で演奏しなければならなかった。そのため、イントロのピアノのフレーズが完璧に弾けるように何度も練習したという。

当時マイクは19才で、アルバムがリリースされた時は20才になっていた。

そうそう、このアルバムは様々なヴァージョンがある。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Mike Oldfield
1973
Album Title “Tubular Bells”
Label : Virgin

Mike Oldfield

1. Part One
2. Part Two

アルバムの評価

★★★★★★★☆☆☆
【評価の内訳】3.5
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】C=1
【曲の好み】Av.0.5
Aランク:-
Bランク:1曲目

Mike Oldfield (マイク・オールドフィールド)プロフィール:
1953年生まれ。イギリス出身。音楽性からプログレッシブ・ロックのジャンルで紹介されることが多い。ほとんどの楽器の演奏をひとりでこなすマルチプレイヤー。
1973年にヴァージン・レコードの記念すべき第一弾アーティストとして、アルバム「チューブラー・ベルズ」でデビュー。いきなり全英1位を記録した。同曲は映画「エクソシスト」のテーマ曲として使用され、一部のフレーズが認知されている。

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