Hotel Costes 5の鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

Hotel Costes(ホテル・コスト)第5弾。

ELLEとのコラボレーションによるアルバム。全体的なバランスはよい感じだが、地味な印象がぬぐえないのは私だけか?

1曲目:題名の壮大さに比べると、はるかに雄大さにかける曲。だが、星空を眺めているのならば、こういう感じの曲でも良いか。

2曲目:1曲目からのつながりはとても自然。違和感なくつながるのは、さすがである。

3曲目:ラテンテイストに移行。温かい風が流れ込む。モンテ・カルロはモナコ公国の北東部地区を指す。地中海に面し、カジノやレースなどでよく知られた観光・保養地である。

4曲目:生きのいいラテンナンバーが始まるのかと思いきや、意外と落ち着いていて、肩すかし。

6曲目:「オー・シャンゼリゼ」で知られる曲のリミックス。明るく軽快なリミックスとなっている。この曲は、もともとM.DieghanとM.Wilshによって作られた「Waterloo Road」というロンドンの街の通りを歌ったイギリスの曲だったが、Pierre Delanoeがシャンゼリゼ通りに場所を変えて作詞。ジョー・ダッサンによって歌われ、大ヒット。

8曲目:シンプルなラテン・ハウス。途中でホーンが強くなる箇所があり、インパクトもある。

10曲目:オシャレなハウスで、典型的なラウンジ向けのハウス。こういう曲ばかりのラウンジコンピレーションもあるだろうが、センスがないと思う。こういう形で少しだけ入れるのがアクセントになり、いいと思う。

11曲目:ここ当たりは安心して聞ける曲を上手く並べている。この曲に関してはチル・アウトもいける。

12曲目:ブラジリアン・ハウス。スッキリとしている感じで、気持ちのイイ曲である。

14曲目:この妙に男の色気が漂う雰囲気は一体なんだ。ジャジーな曲に、MCが入るだけで、こうした曲になるんだねぇ。

15曲目:FPMらしいポップでかわいらしさもあるが、DJが使うFPMの曲は、キャッチーで日本でヒットするようなものではない。どちらかといえばアルバムの中で埋もれるような曲を上手く拾ってくる。FPMもそこ辺りをわかっていてアルバムを作るから面白い。きっと一般ウケする曲と、DJが使えるような曲を区別して作っているのだろう。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「チルアウトとラウンジとは」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Hotel Costes
2002
Hotel Costes 5
compiled by:
Stephane Pompougnac
label : Wagram

Artist / Title
1 Hippiehaus / Galaxy
2 Rouge Rouge / l’Amour
3 Physics / Leaving Monte Carlo
4 Streamer / Zwing Ting
5 Cam starring Anggun / Summer in Paris
6 Clementine / Les Champs Elysees (Stephane Pompougnac Remix)
7 The Strike Boys / Cocaine Is A Sin
8 Vision / Ponger Star
9 Gabin / Doo Uap, Doo Uap, Doo Uap
10 Janice hosted by BSG / Voodoo Bliss (Aaron Bingle’s Azure Mix)
11 Minus 8 / Starlight
12 Limbo Experience / Illusion (Rollercone Remix)
13 Dublex Inc. / Tocame
14 Louie Austen / One Night In Rio
15 Fantastic Plastic Machine / Steppin’ Out (Costes re-edit)

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