Cafe del Mar CLASSIC2の鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

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このアルバム

カフェ・デル・マー・クラシックの第2弾。

前作同様オーケストラはThe City of Prague Philharmonicが担当。

このオーケストラにシンセや打ち込みを加えて処理をしているのも同様。

リミックスは前作より練られている。

Cafe del Mar Aria (カフェ・デル・マー アリア)とCafe del Mar classic (カフェ・デル・マー クラシック)はCafe del Marシリーズの中のクラシックシリーズ。

クラシックの名曲をチル・アウト風にアレンジしたもの。ひと味違うクラシックの世界を堪能できる。

チル・アウトはもともとクラブ系の音楽なので、違和感を感じる人もいるようである。しかし、チル・アウト自体はジャンルを選ばないので、DJがチル・アウトにあうと考えれば、ポップスでも映画音楽でも使用することを考えれば、クラシックを使用しても問題がない。

それに、このシリーズはチル・アウト用にアレンジされているので、チル・アウトにあわないはずがない。是非おためしあれ。

クラシックの名曲のなかでチルなものを集めたコンピもある。

1曲目:クロード・ドビュッシー。フランスの最も代表的な作曲家。印象主義音楽の開拓者。収録曲は「ベルガマスク組曲」の「月光」から。

2曲目:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。最も有名な作曲家の一人。オーストリアのザルツブルク生まれ。収録曲は「クラリネット協奏曲イ長調K.622-第2楽章アダージョ」から。

3曲目:イサーク・アルベニス。スペインの作曲家・ピアニスト。収録曲は組曲「イベリア」より「カディス」。鞭が床を叩くような音やアラビックなボーカルに、フラメンコギターという面白いリミックスをしている。

4曲目:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー。ロシアの作曲家。バレエ音楽や6つの交響曲などで有名。収録曲は「ロミオとジュリエット-愛のテーマ」から。

5曲目:ヨハン パッヘルベル。、ドイツ・バロック音楽期の作曲家。収録曲はパッヘルベルのカノンとして親しまれる曲である。原題は「カノンとジーグニ長調」の第1曲。このカノンは多くのリミックスが存在する曲である。ミニマルな構成がクラブ系等のアーティストの好まれるのだろう。

6曲目:エリック・サティ。フランスの作曲家。ミニマルな音形の連続とその間で微妙に変化する和声進行に特徴がある。収録曲は「グノシエンヌ第3番」から。

7曲目:フランツ・リスト。ハンガリー生まれの音楽家。特にピアニスト、作曲家として活躍。リストは当時最高のピアニストで「ピアノの魔術師」と呼ばれ、作曲は一切の妥協をしなかった。収録曲は「3つのノクターン(夜想曲)」を独奏用に編曲した第3番「愛の夢」から。

8曲目:ニコライ・リムスキー=コルサコフ。ロシアの作曲家。収録曲は「シェエラザード~若い王子と王女」から。この曲は「アラビアン・ナイトをもとに書かれた交響組曲である。

9曲目:フレデリック・フランソワ・ショパン。ポーランドの作曲家・ピアニスト。作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占めており、ピアノの詩人と呼ばれた。前期ロマン派音楽を代表する作曲家。収録曲は「ノクターン第2番変ホ長調」から。

10曲目:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル。ドイツ生まれ。後にイギリスに帰化。作曲家。大バッハと並ぶバロック音楽最大の作曲家。大バッハは教会音楽で活躍したのに対し、ヘンデルはオペラやオラトリオなどで活躍した。
収録曲は「12の合奏協奏曲作品6」の「アリアとラルゲット」から。

11曲目:ジョゼッペ・ヴェルディ。19世紀の中期から後期にかけて活躍したイタリアの作曲家。特にオペラ作品が有名。収録曲はオペラ「椿姫」前奏曲から。

12曲目:ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーベン。ドイツ生まれ。楽聖と呼ばれた。収録曲は「ピアノ・ソナタ第8番ハ短調”悲愴”」から。この「悲愴」と「月光」「熱情」の3曲をあわせて3大ソナタと呼ばれている。「月光」は前作に収録済。

13曲目:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。18世紀に活躍したドイツの作曲家。バッハ姓の作曲家は非常に多いため、「J. S. バッハ」または「大バッハ」とも呼ばれる。収録曲は「管弦楽組曲第3番ニ長調(g線上のアリア)」から。

14曲目:キース・リード/ゲイリー・ブルッカー。1960年代に活躍したバンド、プロコル・ハルムのヒット曲「青い影」から。ボーカル兼ピアニストのゲイリー・ブルッカーと詩人のキース・リードが出会って結成されたプロコル・ハルム。大バッハの「g線上のアリア」とパーシー・スレッジの「When A Man Loves A Woman」を組み合わせたのが「青い影」。

この13曲目と14曲目はつながっている。13曲目はオリジナル曲を出来るだけ忠実に表現しているため、教会のオルガンの音色を使っている。この2曲はひとつの曲として捉えた方がよいかもしれない。

15曲目ではPC上で映像付きのジムノペディが聞ける。

曲目

cafe-del-marclassic2
Cafe del Mar CLASSIC2
2004
label : Cafe del Mar music

ARTIST / TITLE
1 Claude Debussy / Clair De Lune
2 Wolfgang Amadeus Mozart / Concerto For Clarinet K.581
3 Isaac Albeniz / Cadiz
4 Peter J. Tschaikovsky / Romeo And Juliet
5 Johann Pachelbel / Canon & Gigue
6 Eric Satie / Gnossienne No3
7 Franz Listz / Dream Of Love No3
8 N. Rimski Korsakov / Scheherazade
9 Frederic Chopin / Nocturne No2
10 George F. Handel / Aria & Larghetto
11 Giuseppe Verdi / La Traviata
12 Ludwig Van Beethoven / Sonata Pathetique
13 Johann Sebastian Bach / Air
14 K. Reid / G. Brooker / A Whiter Shade Of Pale
15 Eric Satie / Gymnopedie No1 (Ineractiv Track For Win and Mac)

アルバムの評価

★★★★★★☆☆☆☆
【評価の内訳】3.3
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】C=1
【曲の好み】Av.0.3
Aランク:-
Bランク:2曲目、3曲目、5曲目、13曲目、14曲目

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