
(映画)アンタッチャブル(1987年)の考察と感想とあらすじは?
原作は主人公のエリオット・ネス の自伝。この自伝を基にしたテレビドラマが大ヒットして、この映画は、そういう意味では二番煎じになる。だが、二番煎じだとしても、面白いことには変わりがない。
原作は主人公のエリオット・ネス の自伝。この自伝を基にしたテレビドラマが大ヒットして、この映画は、そういう意味では二番煎じになる。だが、二番煎じだとしても、面白いことには変わりがない。
それまでの壮絶な人生が嘘のような最期。それを描いたラストシーンは名場面である。この外伝的な作品はマイケルの晩年を描いたもので、世界を揺るがした大スキャンダルであるロベルト・カルヴィ暗殺事件を筋のモチーフに用いた作品となった。
この映画は、シナトラ・ファミリー総出演の1960年作「オーシャンと11人の仲間」のリメイク。シナトラ・ファミリーにちなんでなのか、出演陣が超豪華。だが、単なる豪華メンバーによる映画にあらず。相当面白い。
こまかい笑いが散りばめられているのはいつもの通り。ニヤニヤしながら楽しめる娯楽作品になっている。特にニヤニヤしたのが、イカサマ・ダイスを作るためにオーシャンの仲間がメキシコの工場に潜入した場面。
舞台をラスベガスからヨーロッパのアムステルダム、モンテカルロ、コモ湖、ローマ、シチリア島と移動し、ちょっとした旅行気分を味わえる。映画はドタバタ系の半分コメディタッチ。