Dead Can Dance / Spiritchaserの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(おススメアルバム)

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このアルバム

インダスやナイル。ジャケットのアフリカンな仮面。そうした単語や画像が並ぶように、古代文明をモチーフにした感じのアルバムとなっている。

古の偉大な文明の魂を探しに行く旅の詩。

だから、Dead Can Danceの中世ヨーロッパ、ルネサンス的な要素は大幅に削られ、アルバムからイメージされるように、アフリカテイストのものやオリエンタルなものがほとんどである。ネイティブアメリカンぽいのもある。

とりあえず、ヨーロッパからは離れて、新たな古代への旅を始めたといったところだろうか。Dead Can Danceの幅の広さがうかがえる作品となっている。

面白いのは、地域は違えど、扱っているのは宗教的なものであり、古典であったりする。その中から抽出されるものには、独特の退廃的なものや淫靡な薫りが漂っているから、Dead Can Danceらしいといえる。

この世界観は独自のものであり、何者にも犯されがたい。

※この系統の音楽で他のアーティストを探したい場合は「美しき曲たち ワールドでファンタジックな音色」が多少なりとも参考になると思います。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

Spiritchaser

Dead Can Dance
1996
Album title “Spiritchaser”
Label:4AD

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1 Nierika
2 Song of the Stars
3 Indus
4 Song of the Dispossessed
5 Dedicace Outo
6 Snake and the Moon
7 Song of the Nile
8 Devorzhum

アルバムの評価

★★★★★★★★☆☆
【評価の内訳】4.0
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.5
Aランク:-
Bランク:1曲目、6曲目、7曲目、8曲目

Dead Can Dance(デッド・カン・ダンス)プロフィール

イギリスのレーベル4ADの1980年代を代表するアーティストの一つ。Brendan Perry(ブレンダン・ペリー)とLisa Gerrard(リサ・ジェラルド)を中心に、オーストラリアで結成。Cocteau Twins(コクトー・ツインズ)、This Mortal Coil(ディス・モータル・コイル)やBauhaus(バウハウス)といったグループと供に活躍。特徴としては、ヨーロッパ的な退廃と中世的な要素を取り入れている。グループ名は退廃を意味する「デカダン」から取っているらしい。
Lisa Gerrard(リサ・ジェラルド)は映画『グラディエーター』の作曲も手がけた。

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