鎌倉時代

2) 超面白い

山本みなみ「史伝 北条義時」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

北条義時は源実朝の暗殺事件の黒幕と考えられたり、権力を簒奪した人物として考えられたり、上皇を配流するなど、ダークな人物として捉えられることが多かったですが、本書では一貫して北条義時を幕府の保護者として捉え、向けられる眼差しは温かいものです。
4) 面白い

本郷和人「北条氏の時代」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

鎌倉時代は約150年間ありますが、その主人公は「北条氏」です。その北条氏のリーダーたちを取り上げたのが本書です。 2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が北条義時を主人公としていたこともあり、北条氏への注目が高まっていました。 ...
歴史学雑記

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の感想(主人公:北条義時)

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台は鎌倉時代初期、主人公は北条家の2代目北条義時です。脚本は三谷幸喜さんです。権力闘争の激しかった時代を勝ち抜き鎌倉時代を支配した北条家の礎を築いた北条義時を描いたドラマです。ドラマの感想やネタバレがあります。
作家か行

五味文彦「中世社会のはじまり」(シリーズ日本中世史①)の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

中世という時代を思潮という面からとらえた一冊です。シリーズ日本中世史(全4巻)の第1巻になります。 中世(鎌倉時代から室町時代)の約500年を俯瞰し、続く第2巻から第4巻を読む際の土台となります。 本書では中世社会の基本的な枠...
作家か行

近藤成一「鎌倉幕府と朝廷」(シリーズ日本中世史②)の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

鎌倉時代を俯瞰する 鎌倉幕府の成立時期から、その滅亡まで、約150年間の鎌倉時代を扱っています。 この時代の体制に関しては、権門体制論と東国王権論(二つの王権論)と二つの学説があるようですが、著者は権門体制論に批判的な立場のよ...
日本史

テーマ:鎌倉時代~南北朝時代(鎌倉幕府の滅亡)

鎌倉幕府の滅亡 鎌倉時代の年表 悪党問題 14世紀になると、西国では悪党の動きが活発になります。その頃の幕府は得宗専制政治が極度に進んでいました。 鎌倉時代中期以降、荘園制の下で本家、領家、預所、荘官、地頭、荘民ら...
日本史

テーマ:鎌倉時代(蒙古襲来)

北条時宗 得宗による権力の確立は、得宗家に仕える「御内人」という新しい権力グループを産みます。 御内人のトップを内管領といい、北条時宗の時代は平頼綱でした。 御内人vs北条一門・安達氏の対立が北条時宗時代の幕府の政策が大...
日本史

テーマ:鎌倉時代(惣領制の成立)

武士団の世界 鎌倉時代の年表 村落に根拠地を置く武士の姿 館を構え、周囲に堀や溝をめぐらしました。 館の周辺には収穫がすべて武士の者になる直営地(門田)があり、武士に隷属する農民(下人・所従)が耕作を行います。 ...
日本史

テーマ:平安時代末期から鎌倉時代初期(幕府成立前夜)

◎平安時代の年表 平安時代の年表 ◎鎌倉時代の年表 鎌倉時代の年表 平氏の台頭と鳥羽院政 鳥羽院制の開始 大治4(1129)年、白河院が亡くなります。継承した鳥羽院は、秩序を求めた祖父とは異なり、諸勢力...
4) 面白い

坂井孝一「承久の乱-真の「武者の世」を告げる大乱」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

いささか冗長な箇所が散見されます。例えば後鳥羽上皇の多才多芸を紹介するくだりや、源実朝の和歌の解説のくだりは、そんなに紙面を取らなくて良いのにと思いました。 なぜなら、本書のテーマは承久の乱だからです。 さて、本書は一般的なイ...
日本史

テーマ:鎌倉時代(北条氏の台頭から承久の乱、執権政治確立まで)

鎌倉時代の年表 上皇が治天の君になれた理由 承久の乱は朝廷対幕府の戦いですが、後鳥羽上皇が仕掛けた戦でした。 朝廷側のトップは天皇ではなく、摂関家でもなく、上皇でした。 この時代は上皇による院政が敷かれていた時代で...
3) かなり面白い

本郷和人「承久の乱 日本史のターニングポイント」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

本郷和人教授の本は結論や考えを勿体ぶらずに示してくれるのがとても良いです。 分かりやすくを心がけていらっしゃるのも端端からも読み取れます。 学者然とするのは簡単ですので、初学者でもわかるように書こうという姿勢こそが、学者全員が...
日本史

日本史論述問題の論点(鎌倉時代)

※テキトーに振り分けておりますので、間違っているテーマ分類があります。おいおい整えますので、ご了承ください。 他の時代 日本史論述問題の論点(古代~奈良時代)日本史論述問題の論点(平安時代)日本史論述問題の論点(室町時代・安土桃山時...
4) 面白い

海音寺潮五郎の「さむらいの本懐」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント ごく短い小説「献上の虎」があって、他がそれぞれほぼ等分となっている。「献上の虎」だが、書名を逸しているが、題材があるという。 「勝海舟」は約一五〇頁と全体の約半分を占めており、その一生を書いている...
作家か行

風野真知雄の「義経の龍虎」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 継信・忠信兄弟は忠義の家来として語り継がれている。だが、筆者は彼らを忠義の人にはしたくなかったという。 平泉は何のために義経を受け入れたのか?継信・忠信は何のために奮戦したのか?奥州十五万騎はなぜ...
4) 面白い

海音寺潮五郎の「覇者の條件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 「争覇と治国」は経営者の参考になるような武将の伝記を書いてくれという注文から書かれたものであり、「平将門とその時代」はNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」の原作となる小説「平将門」「海と風と虹と」に関して行...
4) 面白い

海音寺潮五郎の「悪人列伝2 中世篇」を読んだ感想とあらすじ

「藤原兼家」の生きていた頃の政治には見るべきものがない。あるのは権力闘争だけである。そのための深刻な陰謀はめずらしいことではない。だが、兼家は天皇をだまして出家させているのだ。これが悪人たるゆえんだと海音寺潮五郎は評している。
4) 面白い

海音寺潮五郎の「武将列伝 源平篇」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 収録されている人物は、源平盛衰の時代に生きた人物たちである。多くの人物が様々な小説となっているので、馴染みのある人物が多いことだと思う。 この中で馴染みが薄いとすると、悪源太義平こと源義平であろう...
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