寛政の改革

歴史上の人物

長谷川平蔵宣以:「鬼平犯科帳」の鬼平として知られる火付盗賊改役

長谷川宣以(はせがわ・のぶため)。通称、長谷川平蔵。父・長谷川宣雄が平蔵(へいぞう)を通称としたため、家督相続後は平蔵を通称とした。池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』の主人公「鬼平」として知られる。江戸時代中期の旗本。
歴史上の人物

根岸肥前守鎮衛:「耳袋」の著者で刺青の噂のあった名南町奉行

名南町奉行 根岸肥前守鎮衛(ねぎし・ひぜんのかみ・やすもり)もしくは(しずもり)。 元文2年(1737年)―文化12年11月4日(1815年)(79歳) 江戸時代中期から後期にかけての旗本で、将軍は徳川家重→徳川家治→徳...
歴史上の人物

松平定信:寛政の改革を主導した白河藩主、第八代将軍・徳川吉宗の孫

略歴 宝暦8年(1759年)-文政12年(1829年)(71歳) 江戸時代が慶長8年(1603年)から慶応4年/明治元年(1868年)の265年間なので、江戸時代中期から後期にかけて活躍した政治家です。 寛政の改...
4) 面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第10巻 神楽坂迷い道殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十弾。今回は牛込の神楽坂を舞台に、七福神を題材とした事件。神楽坂にある善國寺は毘沙門天で有名であり、池上本門寺の末寺にあたる。 今回のキーとなる七福神だが、その由来は意外と知らない。 ...
4) 面白い

佐藤雅美の「将軍たちの金庫番」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 「江戸の税と通貨」→「江戸の経済官僚」改題。本書ではかつて書いた歴史経済小説の中の誤りを正直に認めて訂正している。こうした姿勢は好感が持てる。 本書は江戸時代の経済通史である。 なぜ小説家が...
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米村圭伍の「真田手毬唄」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 「影法師夢幻」改題。 豊臣秀頼は大坂夏の陣で死んでいなかった! という設定で、百七十年を経た江戸時代に七代目秀頼が蘇る。 終盤になり米村圭伍作品ではお馴染みの倉地政之助が登場する。また...
4) 面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第9巻 人形町夕暮殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第九弾。今回は根岸肥前守鎮衛がおかしい。体調の悪さから普段のキレが全くなく、なにやらぼんやりしている。一体どうしたというのか? そんな中、不可解な殺人が三件起きる。それぞれが密接に絡んでい...
4) 面白い

佐伯泰英の「吉原裏同心 第10巻 沽券」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十弾。シリーズもいよいよ大台の十弾。 物語は元旦から正月十五日までを描いている。十五日の小正月は藪入りである。 キリが良いから、というわけではなさそうだが、新展開の予感である。それ...
作家は行

平岩弓枝の「魚の棲む城」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 「うおのすむしろ」と読む。田沼意次の生涯を描いた作品で、その人生を幼馴染みのお北、坂倉屋龍介らが支える。 また、この作品は三人の青春群像といっても良いかもしれない。それはきっと、だんだんと年を取っ...
3) かなり面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第8巻 麻布暗闇坂殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第八弾。再び「闇の者」が姿を現す。「闇の者」はシリーズ第四弾「深川芸者殺人事件」でも登場している。これが赤鬼こと根岸肥前守鎮衛の宿敵となるのか? 「闇の者」には元締がいるようで、今回登場す...
作家あ行

安藤優一郎の「江戸城・大奥の秘密」を読んだ感想

覚書/感想/コメント 大奥というのは実際にどんな空間であったかというのは今もって(本書は2007年出版)よく分からないのが実情だという。 大奥に勤める女性は、御杉戸から内のことは他言しないという誓紙提出が義務づけられて...
3) かなり面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第7巻 新宿魔族殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 松浦壱岐守清、号を静山という。松浦は「まつら」と読む。江戸時代を代表する随筆集「甲子夜話」を記した人物。「甲子夜話」は文政四年の甲子の夜に執筆したということ名付けられた。 その松浦壱岐守が登場する...
3) かなり面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第6巻 両国大相撲殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 今回の事件の発端は、前作の谷中の猫屋敷の騒ぎが起きる以前という設定である。相撲を題材に、最強の力士といわれる雷電為右衛門を主要な登場人物にしている。 相撲は江戸の娯楽の一つである。 本場所は...
3) かなり面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第5巻 谷中黒猫殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第五弾。ことごとく性格の違う栗田と坂巻。今回は栗田が犬派で、坂巻が猫派ということが分かった。ここまで性格が違うにもかかわらず、段々と互いに親しみを感じ始めているようだ。 もてない男・栗田が...
3) かなり面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第4巻 深川芸者殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 力丸だけが根岸肥前守鎮衛を「ひいさま」と呼ぶ。ひい爺さまのことではない、肥前守さまが縮まってしまったのだ。 この力丸姐さんにスポットが当たる。 力丸はもともと、芸妓になりたくなかった。寺子屋...
2) 超面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第3巻 浅草妖刀殺人事件」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント へぇ、といった感じの話。貧乏神は七福神の姉という話もあるそうだ。姉は黒闇天女といって、この神に守られると、ほかのことはともかく、お金の方はさっぱりだという。まさか、貧乏神が女性だったとは...。 ...
2) 超面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第1巻 赤鬼奉行根岸肥前」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント 「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵に、桜吹雪の遠山の金さん、それに水戸黄門の助さん格さんといった家来を加え、「耳袋」の珍談・奇談をからめる。隠し味にピリリと笑いなんかも。これで面白くないはずがない。 時代...
3) かなり面白い

佐伯泰英の「吉原裏同心 第8巻 炎上」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第八弾。 題名のとおり、炎上する。どこが。もちろん吉原である。天明七年(一七八七)。十一月九日、暁卯刻過ぎ、吉原角町より出火、廓中残らず焼亡したという。 伏線が色々なところで張られて...
3) かなり面白い

佐伯泰英の「吉原裏同心 第7巻 枕絵」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第七弾。復権はあり得ないにもかかわらず蠢く田沼派の残党たち。その牙は老中になったばかりの松平定信の側室に向かった。 前作では幹次郎が旅に出たが、今回は汀女も一緒の旅である。同行者は番方の仙...
4) 面白い

佐伯泰英の「吉原裏同心 第3巻 見番」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第三弾。 題名の「見番(けんばん)」とは女芸者、幇間などの運営業務を請け負っている総合窓口をいうらしい。この見番が吉原を牛耳ろうとして策動するところから今回の題名となっている。裏で糸を引い...
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