作家か行

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五味文彦「中世社会のはじまり」(シリーズ日本中世史①)の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

中世という時代を思潮という面からとらえた一冊です。シリーズ日本中世史(全4巻)の第1巻になります。 中世(鎌倉時代から室町時代)の約500年を俯瞰し、続く第2巻から第4巻を読む際の土台となります。 本書では中世社会の基本的な枠...
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近藤成一「鎌倉幕府と朝廷」(シリーズ日本中世史②)の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

鎌倉時代を俯瞰する 鎌倉幕府の成立時期から、その滅亡まで、約150年間の鎌倉時代を扱っています。 この時代の体制に関しては、権門体制論と東国王権論(二つの王権論)と二つの学説があるようですが、著者は権門体制論に批判的な立場のよ...
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小松和彦「鬼と日本人」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

鬼とは何か 一般的に、「オニ」は「穏(おん)」つまりは隠れていて見えない神霊であり、死霊を意味する中国の漢字「鬼」と結びついて重ね合わさった概念である、と説かれる。これは「鬼」の語源であり、「鬼」の多様化した概念を適切に表現...
4) 面白い

黒田涼の「ヴィジュアル版 江戸城を歩く」を読んだ感想

江戸城(皇居)周辺は何度か歩いているが、本書を読んで、見過ごしている場所が多々あることに気が付いた。いつか、本書を片手に江戸城を歩きたい。江戸城はとても規模の大きな城だった。
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北沢秋の「哄う合戦屋」を読んだ感想とあらすじ

信濃を舞台にして、天才軍略家の悲哀を描いている。南は武田晴信。北は村上義清、そして背後に長尾景虎。目の前には小笠原長時。そうした勢力図の中、天才軍略家・石堂一徹が使えることにしたのは、内政に長けている遠藤吉弘。
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北方謙三の「血涙 新楊家将」を読んだ感想とあらすじ

「楊家将」から二年後。楊家の中で生き残ったのは六郎と七郎の二人。楊業を失い、兄三人を失った楊家軍の再興から物語は始まる。裏切りによって壊滅的な打撃を受けた楊家がいかにして立ち上がるのか。
1) 最高

北方謙三「楊家将」を読んだ感想とあらすじ(最高に面白い!)

第38回吉川英治文学賞受賞。文句なしに面白い。楊業に物語を書けと言われているような気がして、書き始めたと、北方謙三がいうように、何かが違う。楊業と七人の息子。そしてライバルとなる耶律休哥の存在。
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北嶋廣敏の「知識ゼロからの大江戸入門」を読んだ感想

覚書/感想/コメント 昔々、高校受験か大学受験だったか、こうした本を買ったことがある。見開きの半分はマンガやイラストというやつだ。実際のページ数は総ページ数の半分。何の役にも立たなかったことを思い出した。 本来、図やイ...
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北方謙三の「楠木正成」を読んだ感想とあらすじ

北方太平記(北方南北朝)の一絵巻。楠木正成を描いている。一連の北方太平記の中で、関連性の強いのは赤松円心を描いた「悪党の裔」である。合わせて読むのがよいだろう。というよりも、この一連の作品群をまとめて読むといいだろうと思う。

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北方謙三の「悪党の裔」を読んだ感想とあらすじ

北方太平記(北方南北朝)の一絵巻。赤松円心(赤松則村)を描いた小説である。題名の通り「悪党」としての赤松円心を描いている。ちなみに楠木正成も悪党である。「悪党」とは現代的な意味とは大きく異なる。

4) 面白い

北方謙三の「武王の門」を読んだ感想とあらすじ

北方太平記(北方南北朝)の一絵巻。征西将軍宮(懐良親王)と菊池武光を描いた作品である。後醍醐帝も楠木正成も新田義貞も去った後の南朝を代表する人物たちである。

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北方謙三の「道誉なり」を読んだ感想とあらすじ

北方南北朝、あるいは北方太平記の一絵巻。主人公は佐々木道誉。京極道誉ともいう。「ばさら大名」で知られる人物だ。ばさらとは何か?北方氏は次のように述べる・・・

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風野真知雄の「耳袋秘帖 妖談 第1巻 妖談うしろ猫」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 妖談シリーズ第一弾。 出版社が変わっただけならいいのだが、主要登場人物二人におもいっきり変化があるので、えらいとまどった。だが、新シリーズなので、なっとく。 とまどった具体的な点はいろいろあ...
4) 面白い

風野真知雄の「耳袋秘帖 第10巻 神楽坂迷い道殺人事件」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十弾。今回は牛込の神楽坂を舞台に、七福神を題材とした事件。神楽坂にある善國寺は毘沙門天で有名であり、池上本門寺の末寺にあたる。 今回のキーとなる七福神だが、その由来は意外と知らない。 ...
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北方謙三の「絶海にあらず」を読んだ感想とあらすじ

藤原純友を主人公とした小説である。藤原純友については、古くは伊予の土豪という考えがあったそうだが、今では藤原北家の傍流というのが共通認識だそうだ。
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