作家は行

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平谷美樹の「義経になった男」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 全4巻です。源義経を主人公にした小説で、影武者説を採っています。面白い説です。 義経記に「しゃそう」という雑色が登場します。藤原秀衡推挙の者で、いざという時に役立つということで源義経が召し抱えたも...
3) かなり面白い

本郷和人「世襲の日本史: 「階級社会」はいかに生まれたか 」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

世襲というテーマ 本郷和人氏は形式より実際の状態がどうだったかを重んじています。「動的な観察」と言われる視点です。 動的な観察とは、史料の解釈をもとに様々な状況を考えながら歴史の動きを観察していくものです。 対照的なのが...
3) かなり面白い

本郷和人「承久の乱 日本史のターニングポイント」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

本郷和人教授の本は結論や考えを勿体ぶらずに示してくれるのがとても良いです。 分かりやすくを心がけていらっしゃるのも端端からも読み取れます。 学者然とするのは簡単ですので、初学者でもわかるように書こうという姿勢こそが、学者全員が...
3) かなり面白い

本郷和人「乱と変の日本史」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

12世紀後半から16世紀後半までの約400年、鎌倉時代・室町時代を日本史における「中世」と言います。この中世に、乱と変が多く発生します。 その理由を著者は 中世が「武士の時代」であり、彼らによる異議申し立てが頻発したか...
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廣澤隆之監修、ロム・インターナショナル編「日本の古寺101選 宗派別に特長と楽しみ方がわかる!」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

豊富な写真と図が魅力の1冊です 代表的な13宗派を解説しつつ、全国各地の古寺をピックアップしています。 いざお寺を訪れても、何を見ればいいのかよくわからないという人が少なくない。雰囲気だけ感じられればいいのかもしれない...
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馬場あき子「鬼の研究」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

著者の馬場あき子は1928年に東京に生まれた歌人である。昭和女子大学文学部を卒業し、朝日歌壇の選者としても知られる。短歌と能の素養をもとにした評論、エッセーでも知られる。 幼時に母を亡くし、体も精神も脆弱であり、鬼畜妖怪に対...
3) かなり面白い

本郷和人「日本史のツボ」の読書備忘録(要約と紹介と感想と)

本書は日本通史を七大テーマで俯瞰することを目的としている。七つのテーマとは「天皇」「宗教」「土地」「軍事」「地域」「女性」「経済」である。 筆者の専門は中世。この時代を扱った歴史学の学説は二つ。「権門体制論」と「二つの王権論...
4) 面白い

平岩弓枝の「平安妖異伝 第1巻」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 西域の血が混じった不思議な少年・秦真比呂と藤原道長が平安時代を舞台に起きる様々な怪異に挑む。 平安時代を舞台にした怪奇ものというと、陰陽師に代表されるが、本作は楽士を主人公としている。 そも...
3) かなり面白い

羽山信樹の「邪しき者」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 上巻 「流され者」に続く、題名に「者」の文字を用いた四部作の第二弾。 他の二作は「滅びざる者」「来るべき者」であるが、羽山信樹氏の死によって永遠に未完となっている。 本書は「勤皇思想」...
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星川清司の「小伝抄」を読んだ感想とあらすじ

文化、文芸、芸術、民芸、社会風俗...こうしたものをもちだされると、直木賞選考委員は弱いようである。己がそうしたものへの深い理解があることを誇示したいためだろうか、それとも知らないことを隠したいからであろうか...。
3) かなり面白い

藤水名子の「王昭君」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 王昭君は紀元前一世紀ごろの人物で、楊貴妃・西施・貂蝉と並ぶ古代中国四大美人の一人に数えられる。 漢とは文化や風習の違いのある匈奴に嫁いだことにより、悲劇の美女のイメージが形作られた。 だが、...
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誉田龍一の「消えずの行灯 本所七不思議捕物帖」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 小説推理新人賞受賞作。 舞台は幕末。黒船来航に混乱する時期の江戸である。近世から近代に移る時期で、それは西洋科学の流入によって迷信が否定され、すべては科学的に解明できるという、それまでの価値観がガ...
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火坂雅志 編の「実伝 直江兼続」を読んだ感想とあらすじ

2009年大河ドラマ「天地人」にちなんだ企画本。大河ドラマがなければ成立しなかった本であり、見向きもしなかった本である。時間とお金がもったいないのでオススメしない。出版社の気持ちも分からないではないが、よくもまぁこんな本を...
3) かなり面白い

畠中恵の「しゃばけ 第2巻 ぬしさまへ」を読んだ感想とあらすじ

シリーズ第二弾。短編集。今日も元気に若旦那は寝込んでいます♪「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「四布の布団」では若旦那こと一太郎の推理が冴える。
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早見俊の「闇御庭番 第1巻 江戸城御駕籠台」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 将軍直属の闇の御庭番 時代小説の笑い声に「これ」といった約束事があるわけではないが、「ほーっほほほ」という笑い声は、女性か公家のものというイメージがある。忍びである公儀御庭番の口から発せられると、...
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