作家あ行

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梓澤要の「遊部」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 遊部は「あそべ」と読む。古代において「部民(べのたみ)」とよばれる職能集団があった。特殊な物資などを生産して貢献する部族で「遊部(あそびべ)」もそうした一つだった。 遊部は古代の葬送儀式に関わる呪...
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安藤優一郎の「江戸城・大奥の秘密」を読んだ感想

覚書/感想/コメント 大奥というのは実際にどんな空間であったかというのは今もって(本書は2007年出版)よく分からないのが実情だという。 大奥に勤める女性は、御杉戸から内のことは他言しないという誓紙提出が義務づけられて...
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ヴァレリオ・マンフレディの「カエサルの魔剣」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)

覚書/感想/コメント 舞台となるのは西ローマ帝国の崩壊時。最後の皇帝ロムルス・アウグストゥスが主要な登場人物となっている。歴史にifがあるとした、冒険歴史小説である。 グリーヴァのドルイド僧、マーディン・エムリース、ロ...
3) かなり面白い

池宮彰一郎の「四十七人の刺客」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)

第12回新田次郎文学賞受賞。いわゆる忠義の士を描いた忠臣蔵をベースにしたものではない。だから、忠義の士という描かれ方というわけではない。
3) かなり面白い

池波正太郎の「堀部安兵衛」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 高田馬場の決闘、吉良邸討入りで有名な堀部安兵衛を主人公とした小説。前半生はよく分かっていないようなのだが、そこは小説家の想像力で描ききっている。 いわゆる「忠臣蔵」を書くためのものではないので、吉...
3) かなり面白い

池波正太郎の「おれの足音-大石内蔵助」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 赤穂浪士、赤穂義士、四十七士、忠臣蔵などで有名な大石内蔵助を描いた作品。吉良上野介邸への討入りを描いているのではない。描いているのはあくまでも大石内蔵助である。 だから、討入りに関する記述は淡泊で...
4) 面白い

池波正太郎の「編笠十兵衛」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 池波正太郎の赤穂浪士ものの一つ。「おれの足音 大石内蔵助」や「堀部安兵衛」が赤穂浪士側から描いた作品とすると、この作品は第三者的な立場から書かれた作品といえる。どうやら池波正太郎氏は(そうとは明言してい...
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岩井三四二の「逆ろうて候」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 戦国時代に活躍した斎藤家五奉行の一人、日根野備中守弘就を主人公とした小説です。本書は「浪々を選びて候」を文庫化に当たって「逆ろうて候」に改題したもの。 「浪々を選びて候」だと、ちょいと風流な感じが...
1) 最高

江戸文化歴史検定協会編の「江戸博覧強記(上級)」を読んだ感想(最高に面白い!)

覚書/感想/コメント 江戸時代に特化した教科書です。 江戸文化歴史検定公式テキスト(上級)となっていますが、江戸文化歴史検定を受けるつもりのない人にとっても面白い内容です。 広く薄く江戸時代の全体を俯瞰するように...
1) 最高

飯嶋和一の「雷電本紀」を読んだ感想とあらすじ(最高に面白い!凄い小説だ!)

覚書/感想/コメント 表立ってというわけではないが、物語の根底に渦巻く怨念というか怒りというものが、ページをめくる毎に伝わってくる。 それは決して粘着質なドロドロとしたものではなく、淡々と語られる物語の裏に脈々と流れる...
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宇江佐真理の「あやめ横丁の人々」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント いわくつきの「あやめ横丁」。そんな横丁に逃げ込んできた旗本三千石の三男、紀藤慎之介もある事情を抱えていた。 この「あやめ横丁」のあやめは、花のあやめではない。それが何なのかは本書に書かれているが、...
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宇江佐真理の「深尾くれない」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 「雖井蛙流平法」を興した深尾角馬を描いた小説。後妻のかの、娘のふきの二人の女性の視点から描かれている。 「雖井蛙流平法」の名は知っていた。きっとカエルのようながに股で構えるか、カエルのように飛んだ...
3) かなり面白い

池波正太郎の「戦国幻想曲」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 渡辺勘兵衛了。阿閉淡路守、中村一氏、増田長盛、藤堂高虎と仕えた。 最初の二人には勘兵衛自ら愛想を尽かして出て行っている。 阿閉淡路守は小心者で日和見の男、結果として懸けるべき人物を誤り亡びて...
3) かなり面白い

池波正太郎の「夜明けの星」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 「仕掛人・藤枝梅安」シリーズと表裏一体をなす作品といっていいかもしれない。「仕掛人・藤枝梅安」シリーズでは暗黒街の顔役として大坂の白子屋菊右衛門が重要な役割を担っているが、本作ではもう一人の暗黒街の顔役...
2) 超面白い

安部龍太郎の「関ヶ原連判状」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント 関ヶ原の戦いでは、東軍と西軍のどちらにつくか。大名はそれぞれの思惑から揺れ動いた。 本書はそうした思惑の中で動いている細川幽斎を主人公にしているのだが、この思惑のスケールが違う。 その思惑も...
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