作家あ行

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井川香四郎の「梟与力吟味帳 第2巻 日照り草」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 新たな登場人物として女公事師の真琴が登場。 このシリーズは吟味方与力の物語であるが、これに公事師を登場させることで、江戸時代の司法制度を浮かび上がらせようという狙いもあるようだ。 公事師(く...
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井川香四郎の「梟与力吟味帳 第1巻 冬の蝶」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第一弾。主立った登場人物達の紹介などを兼ねている。主役は梟与力こと藤堂逸馬である。これを幼馴染みの武田信三郎、毛利源之丞八助が助ける。 天保の改革真っ只中のこのシリーズの敵役は鳥居耀蔵であ...
3) かなり面白い

池宮彰一郎の「遁げろ家康」を読んだ感想とあらすじ

ここまで滑稽でみっともなく格好悪い徳川家康像というのは初めてである。小心者で、危険が迫るとすぐに遁げる。その姿にいくどニヤリとしたかわからない。くすくす笑ったこともしばしばである。
2) 超面白い

池宮彰一郎の「島津奔る」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

薩摩・島津家を通して見た関ヶ原である。最後の「補遺」で描かれる中馬大蔵の逸話というのが、薩摩が経験した関ヶ原の大変さを能弁に語っている。「さても、関ヶ原と申すは...」
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井上祐美子の「臨安水滸伝」を読んだ感想とあらすじ

南宋の臨安を舞台に、岳飛将軍亡き後、その隠し財産を巡って繰り広げられる権力闘争とそれに巻き込まれる夏家の風生と資生たちの話。タイプの違う夏家の面々のキャラクター勝負という感じであろうか。また、武侠小説という側面もある。
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天野純希の「桃山ビート・トライブ」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 第20回小説すばる新人賞。 舞台は安土・桃山。まだ天下の帰趨が完全には決まっていない時代。荒々しい気風があり、傾き者と呼ばれる者達がいた時代である。その時代を生きた、反骨心溢れる若者の青春群像であ...
2) 超面白い

飯嶋和一の「黄金旅風」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント 目の前で巨大な扉がギギィとゆっくりと閉っていくのを見ているかのような感じに襲われる。そして、最後の二ページは、扉がバタンと閉じた瞬間を見ているような感じですらある。 輝くような貿易黄金時代を象徴す...
3) かなり面白い

岩井三四二の「十楽の夢」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 長島一向一揆を題材とした小説です。長島は七つ島がなまったものと言われているそうです。 主人公の坂田弥三郎の家の坂田家は交易商人の家です。物資を東西に運んでいき、商売をしています。そして、この物資を...
3) かなり面白い

阿部謹也の「物語 ドイツの歴史 ドイツ的とは何か」を読んだ感想

覚書/感想/コメント 最後の約50頁はドイツ史の年表などとなっているので、実質は290頁である。 筆者の専門は中世西洋史となっているが、西洋の中でもドイツが専門の学者である。 本書では、ドイツが歴史に登場し始める...
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岩根圀和の「物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代」を読んだ感想

覚書/感想/コメント 史実が不正確だとか、そういう純粋に学問的なところでの評価の低さではない。そもそも、本書の記述内容に関して何かを述べるほどの能力も知識も持ち合わせていない。 あとがきに、内容の選択に偏りがあり、文章...
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網野善彦の「日本社会の歴史」を読んだ感想(最高に面白い!)

本書で述べようとしているのは「はじめに」にあるように、「日本国」の歴史でもないし、「日本人」の歴史でもない。日本列島における人間社会の歴史である。
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宇月原晴明の「聚楽 太閤の錬金窟」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント 日本の伝奇小説の系譜に、西洋のカルトを注ぎ込んだ作品。題名からは「豊臣秀吉の錬金窟」と読めてしまうが、この錬金窟の真の主は豊臣秀次、秀吉の甥であって、殺生関白といわれた人物である。 秀吉が出世する...
4) 面白い

宇江佐真理の「髪結い伊三次捕物余話 第7巻 雨を見たか」を読んだ感想とあらすじ

シリーズ第七弾。前作からの本所無頼派と八丁堀純情派の対決が続いている。じわじわと追いつめられていく本所無頼派だが、もうしばらく付き合うことになりそうだ。
4) 面白い

宇江佐真理の「髪結い伊三次捕物余話 第6巻 君を乗せる舟」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第六弾。本書の一番の楽しみは子供達の成長であろう。大人達はどこかに追いやられている感じである。しばらくはこうした状況が続くのかもしれない。それはそれで楽しみである。 まず、不破友之進の息子...
3) かなり面白い

宇江佐真理の「髪結い伊三次捕物余話 第5巻 黒く塗れ」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ五作目。 前作でお佐和のために足を洗うと決めた直次郎。足を洗うには、掏摸が出来ないように、利き手の指を切るというのがこの世界の鉄則。 だが、直次郎が足を洗ったといっても、お佐和に近づ...
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