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アメリカン・ビューティー(オリジナル・スコア)(サントラ)の鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)(おススメアルバム)

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このアルバム

映画「アメリカン・ビューティー」のオリジナル・スコア版。作曲はトーマス・ニューマンによる。サントラ版よりもこちらの方がアルバムとしての統一感があるし、聴き応えがあると思う。

オリジナル・スコア版ということもあるのだろうが、アルバムとしての統一感があり、これはまさにトーマス・ニューマンのアルバムである。

ただ、彼の持つ音楽性を全て出し切っているわけではないだろう。というのは似た雰囲気の曲が多いためである。

これはサントラ用に作られたのだから当然のことで、逆にアルバムとして聴くのであれば、「アメリカン・ビューティ」にインスパイアされた作品集として聴けばよい。短い曲が多く、小作品集の赴きもある。

18曲目がCafe del Mar 8に収録されているが、他にも1曲目など多数の曲がチルアウトに使える。

ただし、それぞれの曲は短いので、つなぎ程度に使うというところか。だが、いいつなぎの曲になるだろう。

そうそう、18曲目と8曲目は曲名は違うが同じメロディラインである。編曲箇所が違うという程度で、オリジナルとリミックスの違いである。サントラの場合こうしたことがよくあるが、いつもとまどってしまう。ややこしい習慣だ。1曲目と19曲目もそう。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
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曲目

アメリカン・ビューティー(オリジナル・スコア)
1999
label : Universal

1 Dead Already
2 Arose
3 Power of Denial
4 Lunch w/ The King
5 Mental Boy
6 Mr. Smarty-Man
7 Root Beer
8 American Beauty
9 Bloodless Freak
10 Choking the Bishop
11 Weirdest Home Videos
12 Structure & Discipline
13 Spartanette
14 Angela Undress
15 Marine
16 Walk Home
17 Blood Red
18 Any Other Name
19 Still Dead

アルバムの評価

★★★★★★★★☆☆
【評価の内訳】4.0
【構成・バランス】A=2
【飽きのこなさ】B=1.5
【曲の好み】Av.0.5
Aランク:8曲目、18曲目
Bランク:1曲目、2曲目、3曲目、4曲目、9曲目、11曲目、16曲目

トーマス・ニューマン:
「西部開拓史」「アナスタシア」「大空港」などの映画音楽で知られるアルフレッド・ニューマンの次男。音楽一家で、父・アルフレッドの弟にライオネル・ニューマン、このライオネルの孫にジョエイ・ニューマン、また父・アルフレッドのもう一人の弟にエミール・ニューマン、兄に「フリント・ストーン」「ナッティ・プロフェッサー」のデイヴィッド・ニューマン、従兄弟に「トイ・ストーリー」のランディ・ニューマンがいる。
南カリフォルニア大学、エール大学で映画音楽などを学び、ロック・バンドのキーボードを担当。学生時代には「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」の小さなパートのオーケストレーションの仕事もしている。
代表作品にシンデレラマン(2005)/レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004)/ファインディング・ニモ(2003)/ロード・トゥ・パーディション(2002)/エリン・ブロコビッチ(2000)/ペイ・フォワード[可能の王国](2000)/グリーンマイル(1999)/アメリカン・ビューティー(1999)モンタナの風に抱かれて(1998)/ジョー・ブラックをよろしく(1998)/北京のふたり(1997)/アンカーウーマン(1996)/アメリカン・バッファロー(1996)/キルトに綴る愛(1995)/ショーシャンクの空に(1994)/若草物語(1994)などがある。

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